紫能了さんのレビュー一覧

絶望に啼け 上 コミック

紫能了 

シリアスな男たちの、文字通り、「喰うか喰われるか。」

紫能了先生の新作‼︎ というので楽しみに待っていました。
変なバズり方してるなぁーって思ってたんですけど。
めちゃめちゃドシリアス。
会社の顧客名簿を売った犯人探しをする一方で。何やら不穏な動きをしている上層部。
会社の合併は誰が画策したのか。

冒頭で、酔った赤嶺を介抱するかと見せかけてレイプする内海。赤嶺はすっかり忘れていたが、共に新入社員だった頃、泥酔した赤嶺に無理矢理犯された事…

9

絶望に啼け 下 コミック

紫能了 

画力テロ!!

上下巻読了。
上巻で赤嶺が睨みつける視線の先に、内海のあの表情があるんですよ!!下巻の表紙の表情がとても素晴らしかったので、こちらにてレビューいたします。

赤嶺のレイプの動機は意味不明。内海が会社のトラブルに便乗して赤嶺を陥れようとする陰謀は濃ゆい内容で、私の残念な理解力ではなかなか難しいお話でした。

でも兎に角、紫能了先生の画力がハンパない!!こんなレビューはもしかしたらマイナスイ…

10

絶望に啼け 下 コミック

紫能了 

表情に語らせる

って本当に画力がある方でないとできないですよね、!
何様だよって感じなのですが、本当にこの作家さんの表情作りがすごいんです!
目元ひとつ、口元ひとつでこれだけ感情が伝わってくるなんて。
デビュー作である前作でもすごかったですが、今回は話の内容も相まって、素晴らしさが際立っていました。大好きです。

上下巻で一つのお話なので、総評で神評価です。
表現力もさながら、何と言っても、ストーリー…

9

絶望に啼け 上 コミック

紫能了 

惹き込まれるけど…なんで?

上下巻読んでの感想です。
「出張ホスト NYU BOY」が面白くて、シチュー宣伝が面白くて、あまり試し読みをせずに購入しました。
試し読みしたとしても、こんなモヤモヤ、ハテナいっぱいで終わるとは予測できなかったので、買ったとは思うんだけども…

何が起きるの?どうなっちゃうの??この憎いけど!!!みたいな気持ちがどうなっちゃうの??どこからどこまでが本心なの??と惹き込まれるんですが!!!…

17

絶望に啼け 下 コミック

紫能了 

全てにおいてアンバランス

仕事に恋愛を絡めるとしょぼくなるのがBLのお決まりですけど。これは大人なはずの男二人の感情が未熟過ぎてもう目も当てられません。僕を見て、分かって、好きになって、俺の事分かってくれてると思ってたのに…っておいおい~。これがまた大袈裟な演出で描かれるので、置いてけぼり感がすごいです。二人でなんか勝手に盛り上がってんな~ってなるやつ。

ストーリーも酷い。上巻から続いてアナログなことやってるし、動画…

29

絶望に啼け 上 コミック

紫能了 

演出が大袈裟でストーリーが無理筋

始まりからハテナがいっぱいのおかしなストーリーでした。
そもそもこの人たち何の仕事してるんだろうな…。
まあ漫画だしと思って会社関係の話をまるっと無視しても違和感は消えないから、たちが悪いです。

感情もセリフも一貫性がなくてついていけません。赤嶺はクズかと思えば爽やか笑顔で正論かまして、上滑りしてる。内海と二人だけですんげー盛り上がってるけど、やたらと派手な構図でサムさが突き抜けてる。

21

絶望に啼け 下 コミック

紫能了 

男同士の執着愛

話題のシチューBL。(本編にシチューは全く関係ありません)企業ミステリーというか裏切り者続出。ハラハラドキドキ読み応えのあるストーリーでした。受けと攻めは最初の関係からはリバになるけど、上巻はレイプされたらやり返す、倍返しだ!みたいな感じで男女ならありえねー展開。男同士のLOVEって感じで良かったです。2人共オス感が強い。ライバル同士のガチンコ対決みたいな関係大好きです。

どちらが善玉か悪玉…

5

絶望に啼け 上 コミック

紫能了 

歴史が変わる濃密愛憎劇

この作品に関わった人達の本気が、頭が痛くなる程伝わってきました。
箸休め無しの愛憎劇ドラマ。身体も心も真に迫ったと思えば裏切り、どう行き着くのか画の迫力も相まって息を詰めて見届けました。
濃密な劇画BL、また、修正もちょっと心配になるくらい仕事してなくて、目に驚きがありました。
欲を言えば語りが多かったり、大ごとにし過ぎだったり真相が欲しい部分など思う所は多々。けれどキャラクターも作り手も熱…

9

絶望に啼け 上 コミック

紫能了 

読み応えのある作品でした。

未読の作家さんですが、絵柄が好みなのと、リバが大好きなのでとても楽しみに購入しました。上だけの感想ですが、とても良い!!そして私が求めていたリバではなかった、が、それもいい意味で裏切られた感じで良い!!!6年前に課長の内海が、課長候補の赤嶺に路地裏で犯されたことをきっかけに復讐心を抱えながら、、という因縁と確執が詰まったお話ですが、それだけでは終わらず、複雑になるストーリーの構成や、次どうなるんだ…

10

絶望に啼け 下 コミック

紫能了 

私は好きでした

愛情の反対語は無関心なら
愛の同義語は憎悪だと思います
内海が6年間その憎悪に取り付かれていたと思います
まぁ取り付かれますよね
なぜ赤嶺はあんなことをしたのか
この理由について何も書かれていないのがこの物語のブラックボックスですよね
無自覚のバイだった赤嶺が無意識的に好みだった内海を蹂躙した
のかな?
と赤嶺を擁護するつもりは1ミリもないのだが
そう思うことで物語を読み進めるこ…

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