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7/11(合計:105件)
久能千明 沖麻実也
snowblack
ネタバレ
下巻です。 カイと距離を置こうとした三四郎、それによって思いがけない程気持ちを乱されたカイ。 三四郎とカイの関係はどこに向かうのか? そんな最中、不穏な船内に事件が起こる。 生死に関わる窮地に陥った三四郎を、忌み嫌う月人(ルナン)としての力で救うカイ。 その後の辛い状況のカイを、病み上がりの三四郎が自身の全てで受け止める。 甘くない、愛とも呼ばない、でも余人では決して代われない繋が…
「青の軌跡」シリーズ第3作。(で4冊目。) 前巻の反乱事件により欠けた11人の科学者達を補充する為に、 新たな人員を乗船させる事になった宇宙船ジュール=ベルヌ。 しかも最終選抜は船内で行うとのことで、定員の数倍の人数が乗船、 たった4人だった空間に、突然51名も人員が増え混乱が引き起こされる。 冒頭から三四郎とカイのベッドシーン。 二人はこうして快楽を分け合いながらも、カイは情事を…
久能千明 蓮川愛
雀影
大人の男の人が話す京都弁って、そこはかとなーく、いけずい感じに聞こえちゃったりするけど、無邪気な子供が話す京都弁って、稚いかんじでかわいいよね。 舞台は、下界から隔たった、山の上の古い天文台。 主人公の建築科の大学生・昂は、山登りに夢中になるあまり留年して、教授からの課題で、その天文台で課題をこなしつつ、一夏のただ働きをするはめになります。 そこで観測を仕切っている、アウルと呼ばれる院生…
ofnotice
今となっては珍しいSFモノBLの金字塔、『青の軌跡』。 ドラマCDがあまりにも面白いので原作に手出しいたしました。 1990年代、いわゆるJUNE期の作品ですからして、 文章はかなり装飾的で、とっつきにくいところもあるでしょう。 しかし、昨今のBLのように出会って恋してすぐエッチ、とはならない。 前半はひたすら三四郎とカイの対立を通して、登場人物4名の人物描写に徹しています。 …
ドラマCDから入りました。 いやぁ~面白いですよ「青の軌跡」。SFが苦手な人もそうでない人も楽しめます。 なによりも、このシリーズ、一人一人のキャラがクセもあり魅力もありで、近年のBLではなかなかお目にかかれない個性を感じます。 その幕開けがコレなんですが、この段階では三四郎とカイはお互い喧嘩ばかり、 歩み寄るもなにもないほどです。ですから、これはせめて上・下まとめて読んでいただきたい。 …
青の軌跡シリーズの二作目。 前作での事件に関しての報告が連邦上層部の目にとまり、船は視察を受ける事になる。 しかし視察団に紛れて反乱を企てる一群が乗り込み、船はのっとられてしまい… 一作目の謎解き系から一転、アクション系の展開になります。 面白いです! 最初にキーになる要素は提示されているので、ある程度読める話ではあるのですが、 カイの三四郎との関係や心理描写も読み応えがあり、…
確かにBL作品なのだが、むしろSF作品として楽しめる。 それも、ちょっと懐かしい感じの娯楽性の強い難解じゃないSFの楽しさがある。 (注:上下巻でひとつの話なので、まとめてレビューします。 私が読んだのは桜桃書房版エクリプスロマンスシリーズだが、 幻冬舎のリンクスロマンスで書き下ろしつきの新版が出ていている。) : 時は未来、舞台は宇宙…
mou
シリーズ全巻読破しておりますが・・・今回はなんか甘い雰囲気が漂ってました~(//∇//) 個人的に、勝手にですが、このシリーズをBL要素が入った、SFファンタジーの部類に入れてるのですが・・・今回は甘いです!! ツンツン受けのカイですが、三四郎を求めてます! ちゃらんぽらんの三四郎(攻め)ですが、頬を染めてます!! って書いてと何が何だか・・・と言う感じですが、SFが好きな方だ…
サガン。
番外編第1弾は三四郎編。 三四郎にまつわるお話が2話入ってます。 「Ever Green」 バディ航行も終えて元の環境に戻っていた三四郎の元へ舞い込んだ依頼。 それはかつて船の中で出会ったアーイシャからのものだったのだが…。 アーイシャが大人になってました! でも、中身は変わってないのかな。 早く大人にならなきゃ大人にならなきゃと頑張ってきた努力の後は見えるけれど。 それも…
2009年の秋のリンクスフェアの小冊子。 「それさえもおそらくは平穏な日々 復路編」久能千明 …。 ……。 ………。 怒涛の本編を最後まで読み終えてコレを読んだのですが。 あまりのギャップにやられかけました。 本編が真面目だっただけに、この落差にやられました。 いや、本来日常の彼らはこんなのほほんな空気なのかもしれないけれど。 でも、何がおかしいって。 凱の残していった文献…