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7/11(合計:105件)
hitomi
ちびたぁ
人間の不幸を糧にして命を繋ぐ“あかしびと”という人間の見た目だが人間ではないシロ。 お人好しなミキはバケモノに“シロ”と名付け、エネルギーを与える宿主となり一緒に暮らすことに。 この、「人間の不幸を糧に」が2人に重くのしかかってきます。 いつしかお互いに惹かれていく2人。 しかし、宿主のミキがシロとの暮らしに喜びを感じ、幸せになればなるほどシロは不幸を得られずに飢餓状態になってしまいます。…
ごにょ
ネタバレ
ネタバレありです。 BLが好きじゃない人でも読めそうな素敵な物語でした! なによりハッピーエンドでよかったです。6話で本当に消えてしまうんじゃないかと不安になって、ハッピーエンド大好きな私としてはシロが消えてしまってミキが1人ぼっちになる終わりをみてどう反応すればいいのか、いい終わり方だったと思えるのかそわそわしました笑 この2人の身長が高すぎるのかキッチンが小さく見えて、シロが…
井谷ゆう
不幸体質のミキと、不幸を糧にする あかしびと シロ。 不幸体質って、不憫オブ不憫なんじゃないかしら、、、?あまりに可哀想で重苦しいのは辛いかも、、、とちょっと構えてしまいました。 ですが、不幸体質は不幸体質なのですが、エピソードの一つに卒業の日に配られた紅白饅頭が自分だけ一色だったとか。 あ、大丈夫かもしれない!と思えました。笑 何より、不幸体質のミキがじめっとしてなくて暗くないのが良か…
誰
正直 今日1番の楽しみでした この本読むの 【1人と一人の3650日】以来 待ち焦がれました 誰しもが持つ 不安や不満 悲哀もちろん 欲や執着 後悔や見返りを求めない献身的な愛 みたいな繊細なものを描くのがお上手な方だよなと……… なのに びっくりだよッ! 新種の貧乏神じゃん ←絶対ちがうッ あかしびと と名乗るその存在の説明でお話の流れが見えそうで 見えなさそうで …
@るるこ
人外ものですが、見た目は人間だし言葉も話すので「人外ものはちょっと…」という方でも姿形が人間なら平気という方は是非。 人の不幸を栄養とする人外と不幸体質な青年のお話。 この登場人物の説明を読んだだけで「このふたりって、もしも幸せになったら…どちらかは息ができないんじゃないか…」と思いました。 少しでも気になった方は読んでほしいです。 気づいたら泣いていたし、心が浄化された気分になり…
十字
学校の教科書にしてほしい、とまでは言わない。学校の図書室に置くべき。おれは本気だぞ hitomi先生に前作で惚れ込み、前情報無しの即買い。ストーリー、イラスト、キャラクター全てが美しいと言わざるを得ない...。これ買っときゃええねん!!!!って自信を持って言える一冊です。 不幸体質の受けと、人の感情を糧に生きる生き物の攻め。初っ端からドSFチック設定で読者に「理解しろ」と思わせる出会い…
れんちゃん
物語は静かにゆっくりと穏やかな雰囲気で物語は進むのだが、 幼い頃から何故か不幸体質な人生を歩む、堂上美記。他人を自分の不幸に巻き込まないようにいつも独り。 ある夜、自らを『あかしびと』と名乗る人ならざる者と出逢う。 しかも、『人の不幸を糧になる』と。 美記は自分の不幸体質が誰かの為になる、誰かと過ごせると、そして『あかしびと』に『シロ』と名を与え宿主となる事を決める。 やがて…
いるいる
めっっっっっっっちゃ良かった!(;///;)泣 あらすじに「破滅」ってワード見えるし、 絵がキレイで繊細だから痛々しいとシンドイなーって… 最近ツラいお話を読むと落ち込んじゃうので正直迷った。 けどこれはもう…! 現代版おとぎ話ともいえる展開に愛の温もりがあって、 グワッと胸を鷲掴みにされてめっちゃ良かったです!! 『慈しむ』って言葉がジワッと沁み渡ってく作品でした。 …
まぎぃ
表題作より、後ろに収録されていたお話が良かったです。そちらがデビュー作でしょうか? 表題作は、学生の頃、卒業式で思い切って告白した友人を、気持ち悪いと拒絶した男性の話。 実はお互い好きだったのに、体面を重んじて離れた二人。再会から物語は始まります。 優しくてどこまでもいい人な本屋の店員と、引きこもりがちなリーマン。昔友人を拒絶したトラウマで恋ができず、そのことを負い目に感じています。 …
☆樹☆
昔、保身のために、牧の告白を「キモいんだけど」と手酷く振った勝己。 けれど、そのことを忘れることができずに、自らを傷つけることで心のバランスを取ろうとしている姿が、痛々しくて可愛い。 勝己が適当な男に、痛めつけられる好意を繰り返していると知った牧が勝己に「罰を与える」というけれど、牧は勝己を傷つけることはしない。 勝己の心の弱さが堪らなく可愛いいです。 牧が昔を変わらず、勝己を大事に思って…