いもぞう
高評価に惹かれて購入しましたが 間違いなく名作でした。
対照的とも思える2人が出会い、のめり込んでいく様が
笑いも交えほのぼのと切なくも激しく描かれています。
素直な故にさまざまなものを吸収していくテオと
その純粋さに癒されるオズ
そして訪れる残酷な分岐
でも多かれ少なかれアーミッシュでなくとも
こういう決断は人生にままあることなのではと思います。
この先の2人にい…
初めて読んだ作家さんだったのですが、表紙の美麗なタッチから王道ロマンチックストーリーなのかなと想像していました。読後の印象としては確かにある意味王道でロマンチックでもあったのですが、泥臭いというか、人間味溢れるシーンも多々織り交ぜながら進んでいく、綺麗な部分とそうでない部分が絶妙に絡んだ作品だったように思います。
主軸はあらすじにある通り、アーミッシュという独自の規律を守るキリスト教コミ…