久我有加さんのレビュー一覧

何でやねん!(1) 小説

久我有加  山田ユギ 

強くてかわいい

大好き強い受け!
精神的にも肉体的にも強い受け!
強いけど脆い意地っ張りな受け!!
攻めの押せ押せに絆されちゃう受け!!

毎日のように一緒に漫才組もう!と絡まれ、
これはおかしい!と悶々としながら、夫婦漫才なみの掛け合いをするのが楽しい。
周りは完全に仲良しと思ってるパターン!
ちょっと押しが強すぎて引いちゃうけど
朗らかで嫌味がなく、可愛げも男らしさもあって憎めない。
どん…

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満月に降臨する美男 小説

久我有加  柳ゆと 

恋も仕事も!

満月の夜に美男に変身!!
ファンタジーだけど、獣人に変身ではなく全く別人格で見た目も変わるのが面白かった。

地味真面目な周の一生懸命な切なさ、返信後の魅惑的なカグヤのイケイケっぷり、
さらに、周の前ではバリバリ上司でカグヤの前では健気になる神宮寺…
周とカグヤは別人格だけど、記憶は共有しているから
コンプレックスやお互いに対する神宮寺の対応に心苦しんでるのが切なかったり。
いろんな…

2

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ベイビー再び♡

すっごく好きだったパラスティック・ソウルの後日談読めて幸せ…なので萌2にしました。以下本編読んでるもののみコメント。

1.パラスティック・ソウル後日談
元娼婦のアリオナの娘ティファニーを預って2年。ヨシュアのことをパパと呼び、ケインのことはベイビー(!)と呼び、夜怖い夢を見たら二人の間に挟まってねむるという、すっかり幸せな家族の様子。

ティファニーを自分たちの子にしたいというヨシュア…

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満月に降臨する美男 小説

久我有加  柳ゆと 

キュンキュンキュン♡

ローファンタジーって、読んでいると突然冷静な自分が割り込んできて一瞬醒めたりすることがあったりするんですが、なんですかこのナチュラル仕様。ふぁ〜、やっぱり久我先生だなぁ〜。受け、攻めそれぞれの片思いにキュンキュンでした♡(設定的に両片思いとはいえないのがポイント♪)

主人公の周はクセ毛を異様に気にする中小企業の地味リーマン。モスグリーンの作業着に身を包み、自分の言動で周囲が不快にならないよう…

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うーん

小冊子Aと違って読んだことある本が少なかったです…なのでその二つと気になった作品について感想を書きます。

まず木原音瀬先生の『パラスティック・ソウル love escape』より「僕の小さなお姫様」です。
『パラスティック・ソウル love escape』は木原先生作品にしては甘々で、読後感の良い作品でした。なのでこちらのSSもその後のヨシュアとケインの幸せそうな様子が書いてありました。

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満月に降臨する美男 小説

久我有加  柳ゆと 

これは…泣けた!

やはり期待を裏切らないBL小説家、久我有加さんです。正直今回BLとしてより他の要素に泣かされました。少し経営が傾いている中小企業の菓子会社の再生への奮闘を描いていて従業員の受けと専務の攻めが共に頑張る様子が感動的で面白かったのと、受けの特異体質に絡めた恋愛要素も色々複雑なお話なのにわかりやすくうまくまとまってるな、と思いました。

受けの周は母の家系の遺伝で満月の夜に容姿が絶世の美男に、性格も…

2

満月に降臨する美男 小説

久我有加  柳ゆと 

設定は面白かったけど…

「満月の晩だけ人を虜にする美男に変身!? 」って、どういう事なんだろうと興味を持って読みました。
でも周にも別人格の"カグヤ"の性格に惹かれなかったんです。

なんでもかんでも後ろ向きで"カグヤ"だったらと考える周の思考回路もイライラしたし、カグヤの自由奔放な面が性に対してもだったと知ると引いてしまったんです。

そして攻めの神宮寺があれだけの熱量…

4

頬にしたたる恋の雨 小説

久我有加  志水ゆき 

関西にこだわりが深い作家の作品。知らない事が多かった

興行師×藝人、関西弁で綴る恋。
関西に拘る著者の、これも「久我有加 芸人シリーズ」の一つ

昭和初期、剛しいらさんの「座蒲団」の舞台は上野から日本橋の花街だったけど、
この作品の舞台は上方、漫才黎明期の大阪。

文彦=主人公の「もず」は、「落語の才能が無い、時流に乗れ、漫才に転向しろ」、とウナギを食べながら寄席を解雇されてしまう。
・・ 何故、鰻を選んだんだろう?と調べたら、関東とは…

4

満月に降臨する美男 小説

久我有加  柳ゆと 

満月の夜、人格だけじゃなく顔まで変わる男!

満月の夜にだけ人格も外見もガラリと変化!
2つの人格が登場し、面白かったですヾ(*´∀`*)ノ

舞台が倒産寸前の駄菓子メーカーというのも別の意味で刺さりました。
(幼心が刺激されるというか)
(100円握りしめて買いに行った思い出が蘇るというか)
(ふと幼き日を思い出して懐かしさが心淋しいというか)
(昭和と令和じゃまったく違う世界になったよねぇ…)

評価は萌え×2と迷ったん…

7

華の命は今宵まで 小説

久我有加  花村イチカ 

心が洗われる主従もの

大正時代、主従関係、京言葉!!
これだけで萌える!萌える要素満載!!

実道は時期当主なのに凛々しく優しい賢人なのがこれまた良いです。
身分差でも主が優しいって蕩けちゃう。
優しくされればされるほど、主人と自分の立場を思い苦しくなるけど、それもまた…好きだから離れようと思うのに離れ難い!良いです。

後継者問題で大騒動もあり、絆と優しさに胸打たれ…時代ものって、なんでか惹かれる。優し…

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