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6/9(合計:89件)
安堂ろめだ
おぶもいもい
ネタバレ
いろんな格差が多い時代のオメガバース。 容姿が一般的でないという理由でひどい差別を受けるマヤ。 町でも見世物小屋でも、それはそれはひどい扱い。 しかもこの時代Ωは忌み嫌われる存在であるが、マヤもまたΩだったのです。 とにかく仕打ちが酷すぎて、マヤが不憫で胸が痛むし平田が憎いしで感情が乱れました。 征爾との出会いで生きることに希望を持てたこと、笑顔になれたことが本当に良かった。 虐げ…
地味リーマン×バー店員のお話。 衝動的に始まった関係だったけど、どんどん心がミチルを求めていく吾妻。 きっと同じ気持ちでいてくれるだろうと思っていた吾妻だったが、ミチルは他の男とも関係を持っていると知る。 誰にも埋められない風穴があいている、という意味深発言からミチルの過去が明かされていく…。 いつも明るく振る舞う子の闇は本当に切なくなりますね…。 吾妻に明かした過去は壮絶で、簡…
目標もない、やりたいこともなりたいものも見つけられないすばる。 だからただ楽な方に流されて、のらりくらり生きているけれど、このままではダメだという焦りもあり‥。 すばるはきっと、焦りと諦めがごちゃ混ぜになると無気力になるタイプなんでしょうね。 プラス強がりで負けず嫌いっていう‥ でもそれは根っこの脆さを隠すためなのかな。 これまではたしかに甘ちゃんだったところもあるかもしれない。努力も足…
碧雲
「明治時代のオメガバース」って、珍しいと感じて選びました。 作者は、主人公をとても過酷な生き様に設定しています。 身寄りのない混血風の外観のマヤはとても綺麗な子だけど、異端扱いされて、見世物小屋で奴隷以下の暮らしを強いられていた。 理不尽な暴力、強要される性的奉仕。・・こういうのを 不憫受け というのですね。気の毒なことに、マヤはどれだけ苛められても、傷を負っても、瀕死の際迄いっても命を…
ぷれぱーる
あらすじにあるようにDVや乱交、そして薬物を使った輪姦……と、辛いシーン満載で胸が苦しくなりました。 けっこう痛い作品なのですが、受けの救済のストーリーでもあるので読後感は悪くないです。 今まで読んだ先生の作品の中では一番好きでした。 真面目なサラリーマン×ビッチなバー店員 不動産屋に勤務する吾妻は、偶然入ったバーの店員・ミチルと一夜の関係をもちますが、後日ミチルが客として会社…
Hyaku
わたしは主人公のすばるくんと似たようなところがあり、読んだ今現在もそのような状況下にあります。 あすかに対し『どうしてそこまで出来るんだ』と思うシーンがあるのですが…まさにわたしが日頃、"何かの、誰かの、自分の未来、そのようなことの為"一生懸命になり、頑張っている方々に抱いている感情でした。すばるくんの灯台は"お母さん"でしたね。元々、灯台があったから…
アンジー
初めて読んだ安堂ろめだ先生の作品です。 安堂先生は絵が丁寧で、スッキリしているので読みやすいです。 オメガバース設定です。 渚財閥の御曹司 渚 征爾(α)と見世物小屋の奴隷 マヤ(Ω)のお話。 舞台は、明治時代。 母親に捨てられ飢餓だった幼いマヤは見世物小屋 平田座の主に拾われました。 そして、平田座で奴隷同然の扱いを受け、暴力と性的奉仕を強制される日々。 そんなある日、道に…
ルナ2
受けの子が見世物やのおじさんにいじめられているのを見るのは辛かったけど、攻めの子が絵に描いたようにいい人で、もう、よかったねとしか感想が出てきません。 こういう健気系&ハッピーエンドは大好きなので、私のツボを突いた話だなと読み終わったあとの満足感がすごいです。 (個人的に攻め子のお父さんが良い人で嬉しかった) 絵もすごく綺麗だし、作者さんの他の作品も読みたいなと思いました。
まぎぃ
ズボンを奪って燃やす、というなかなか過激な風習がある高校。奪われなかった四天王を中心にお話が巡る。 四天王の一人、臣をターゲットにした1年のジョー。あっさり臣のズボンを脱がせて犯してしまう。なんか、最初は愛がないのでどうなのかなーと。だんだん好きになるようですが。 残りのうち二人は最初から付き合っている。残りの生徒会長は、真面目そうなのですがほとんど出てこず残念でした。 なんとなく最初の…
タテ
いい読後感でした。 オメガバ作品の「なみだ枯れるな」 兄弟ものの「どこにもいかなくていいよ」を既読しています。 まず、絵が好みです。 汚い線がなくて、水をたたえたような瞳の描き方が少女漫画ちっくで好きです。 早くに父を亡くし、母の道しるべに従っていきてきたシロ。 なやみなきようないまどきニートのようでその実、大人になりきれない自分に とまどっている若者だったんですね~。 金…