吉田珠姫さんのレビュー一覧

ときめきベストセレクション2016 グッズ

にじみ出るエロさが良い。

今更ながらレビューを。ネタバレしてます。





例年恒例、年に一回シャレード文庫さんで開催されるフェアで配布される「ときめきベストセレクション」。
2016年版は、

秀香穂里さん『トリプルルーム』の番外編「トリプルバレンタイン」
丸木文華さん『オタクな俺がリア充社長に食われた件について』の番外編「CDデビュー!?」
吉田珠姫さん『鬼畜』の番外編「愛についての個人的考察」…

3

恋獄の獣との愛の日々 小説

吉田珠姫  相下猛 

ふたりの世界でラブラブ。

「恋獄の獣に愛されて」の続編。辛いことが多かった前作からすると、普通のBLファンタジーになっているという感じです。だから余計に2冊合わせてひとまとめの物語だなと思います。

前作で異世界に堕ちて一度現世に戻り、次は自分の意思で再び異世界の行った主人公・あさぎですが、その際、【異世界で役立ちそうなもの】を色々と用意するというシーンがありました。そこがなんとなく「エルマーとりゅう」めいていてちょっ…

1

恋獄の獣に愛されて 小説

吉田珠姫  相下猛 

もやもやする異世界ファンタジー。

現実世界でなかなかむくわれない主人公の少年・あさぎが、異世界(客観的に見ると、地獄のような世界)に救いを求める異世界トリップファンタジー。よくある展開と言えばよくある展開で「ヨモツヘグイ」の概念をしつこく書いてあったりと分かりやすくはあるのですが、いろいろとモヤモヤする所の残るストーリーでした。

異世界の「角の折れた鬼・ソード」のキャラ設定など、切ないストーリーであることは分かるのですが、い…

1

鬼畜 小説

吉田珠姫  相葉キョウコ 

好みに刺さりました

想像した斜め上の鬼畜行為でした。
攻めが弟なのも意外、表紙で俺様かと思いきや案外…。
兄がドン引く表情が大好きです、乾いた笑いを誘う良作でした!

3

青色蜘蛛 小説

吉田珠姫  金ひかる 

尻嬲り

「眼帯キャラ」の紹介という事でトピで教えていただいた作品です。
内容は3部構成。

「青色蜘蛛」blue spider
昭和初期、モダニズム系雑誌の「新青年」ぽい世界観。江戸川乱歩、横溝正史、夢野久作などの雰囲気!そして1作目の「青色蜘蛛」のテーマは「衛生博覧会」です。
…と言われてもわからない人の方が多いと思うな。私でさえ伝聞でしか知りませんが、人体の模型、内臓、病変の患部というマジメ…

2

堕ちた天使は死ななければならない 小説

吉田珠姫  yoco 

ミステリーとして読んでも面白い

タイトルと表紙に惹かれて購入。ネタバレ含んでいます。ご注意を。








アメリカ・ニューオーリンズが舞台。
金髪で、背中に翼のタトゥーを持つ人物ばかりが殺されるという事件が勃発。しかも、被害者を殺害後、その背中のタトゥーの部分の皮膚を剥いで持っていくという猟奇事件。その事件を捜査する刑事たちに「ウィング・リッパー」と呼ばれるその事件を捜査するのが、主人公のジェフリー。

8

堕ちた天使は死ななければならない 小説

吉田珠姫  yoco 

ギャップ萌

過去に、カルト教団に捕らわれていたレイモンド。
その背中には薄く天使の羽根の刺青が残っていた。
金髪碧眼の男ばかりを狙って、殺してから背中の羽根の入れ墨を剥がす連続殺人。
果たして犯人の狙いは?

この本、とにもかくにも、表紙のカバーイラストに惹かれて購入。
中の挿絵も、レイモンドの美しさに説得力がありました。
分量的にはかなりのボリュウムの翻訳調サスペンスで、内容も幼少期の虐待が及…

8

誘春 小説

吉田珠姫  笠井あゆみ 

お父さん…まさしく変態

吉田珠姫さん初読みです。
この作品を読みとおすことができて
驚いたので、勢いに乗ってレビューもしちゃうってのりです。

近親相姦で実の父と子が
ものすごーくいちゃついています。
それはそれは。
背徳感が半端ありませんが
本人たちはそのどこが悪いと開き直り
他のレビュー様が言った通り
突き抜けております!
いつまでもお幸せにごちそうさまでした。
と、思わず薄く笑いながら…

2

大奥恋情絵巻~夜桜恋し~ 小説

吉田珠姫  サマミヤアカザ 

王道で溺愛

あれ?まだレビューがない…。

『吉原春情絵巻』の続編となっております。最初に軽く前巻のあらすじが書かれてはいますけど、順番に読むのが良さそうです。
前回、吉原で松の位の太夫をやっていた紅緒が今度は御台所に、そして、女衒だった左源太は将軍に…というトンデモな展開でした。捨て子だった左源太だが、実は先の将軍の落胤で、あれよあれよという間に将軍へと担ぎ上げられる。挙げ句の果てに将軍を継いだ後には…

3

鬼畜 小説

吉田珠姫  相葉キョウコ 

最高!!

鬼畜攻めが好きな私には最高の小説でした!!!
最初は達也(攻)の一方通行なのが、最後は文人(受)が恐怖で堕ちるまでの鬼畜さがたまらなかったです!!
文人を手に入れるために親までも始末しようと考えながらズッコズッコはめる達也にニヤケが止まらない!!
恐怖を煽る話し方に気持ち悪さを感じました!そこがいい!
エロ本を全て達也と文人の顔に変えていたことを教えてくれた父も、最後はふたりに混ざり文人の…

8
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