吉田珠姫さんのレビュー一覧

鬼畜 小説

吉田珠姫  相葉キョウコ 

これ、BLで合ってますか?

私の好きな系統で検索すると上がってくるし
よく見かけるので買って置いてありました。
仕事の休憩時間、電書でBLマンガ読むのは隣の席と近いので憚られるなって事で、BL小説を読む事があります。
そーだ、これ読んでみようとやっと読みました。
一年以上あたためてたかも。

読み始めて、うーん好みじゃない。もともと近親相姦苦手なのですが、今作は好きじゃない要素がモリモリでした。

・攻めの言…

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神官は王を惑わせる 小説

吉田珠姫  高永ひなこ 

氷の島国の信者 

2005年から続くシリーズ。
読み終えるのが勿体ないと思うくらい、このシリーズは好き。
展開の溺愛ワンパターンが、良いんです。
羅剛王の妻溺愛と、侍口調の言い回しは健在で、おもしろかった。

今作から二見書房に変わったのは、
海王社の小説部門ガッシュ文庫が休刊(閉鎖)されたからだそう。
・・調べたらBLの小説部門は、厳しいみたい。https://bit.ly/3H5NIlv


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パパは危険なお年頃 小説

吉田珠姫  森原八鹿 

可愛くて癒やされました

息子×息子とパパ×パパ。
吉田珠姫先生にしては珍しく?癒やされるピュアで可愛らしいお話でした。

ママが亡くなりパパと2人暮らしの幼稚園児の神威くん。同い年で最愛の来夢くんと家族になりたいがためにパパ同士を結婚させてしまおうと企み奮闘する話です。

吉田珠姫先生は作品の幅が広くて、とんでもないゲテモノばかり書いてるイメージだったのですが、本作のような可愛らしいほのぼの作品まであるのですね…

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風にそよぐ綺麗な色のカーテン 小説

吉田珠姫  佐和佳乃 

トラウマが解消して相愛に

花丸文庫で二作挿絵を描いている作家で、データがどこにもないので、どんな作家なのか不明だけど、
佐和佳乃(さわよしの)先生の挿絵が、丁寧で凄く綺麗でした。
イラストレーターなのかな。漫画っぽくない、大人っぽい絵です。

剣持恭生:美容師 
「風にそよぐ綺麗な色のカーテン」とは、可愛い綺麗なものが好きだった主人公の母の思い出。
16才で主人公を生んだ母は、子供のような人。

恭生は、…

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薄くれないの花、流るるがごとく 小説

吉田珠姫  みずかねりょう 

京言葉

2013年の発刊だから、今からほぼ10年前の作品。

琴音は、母の鈴音にそっくりな男子。
鈴音が一度絵のモデルを引き受けて以来、母の美貌に執着して付き纏う日本画家。
琴音が生まれても、付き纏いは止まず、とうとう一家が車に乗っている時に
画家の車に煽られて、琴音たちが乘る車が崖から転落、
両親は死亡して琴音だけが生き残る。

その琴音を祖父達の家に届けたのが、画家のパトロン。
画家…

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鬼畜 小説

吉田珠姫  相葉キョウコ 

もやもやする

結構有名な問題作だったようですが、なかなか怖くて手を出せませんでした。
勇気を出して購入したら、怪しさも相まって一気に読めてしまう作品でした。
今までだと兄弟ものの近親相姦の作品は親に見つかってしまい駆け落ちみたいなパターンが多かったように思いますが、母親にばれた後、弟の達也がお兄ちゃんの代わりに小学生を誘拐していたずらすると両親の前で宣言した時はおぉ!なかなか知恵が回るなぁと思いました。でも…

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誘春 小説

吉田珠姫  笠井あゆみ 

さっすが吉田珠姫先生!激ヤバ近親モノ2作!

■誘春
とんでもないド変態エロ小説なのですが、吉田珠姫先生の圧倒的な文章力で唯一無二の名作に仕上がってると思いました。
父✕息子というだけではなくて、親子揃って凶悪で変態。2人揃って周りの人間を見下してバカにしているのに、お互いのことだけは病的に愛し合って、赤ちゃん言葉で甘々イチャラブしているという胸焼け設定。
ところが心理描写が巧みで、前半の離れ離れになった父と子が年に1度息子の誕生日だけ…

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初恋の傷跡 ~あの日、菩提樹の下で~ 小説

吉田珠姫  古澤エノ 

不思議なお話

高校時代の淡い初恋を引きずったまま大人になって再会し2人の恋心は走り出す…そんなしっとりした大人のラブストーリーなのかなと思って買いました。

…全然違った(笑)。ぶっとびすぎのストーリーになかなかついて行けずおいてけぼりになりそうでした。でもちょっとホラーじみてる怖さというか続きが気になって読んでしまいました。

吉田先生、結構メリバとかぶっ飛び設定アリの先生ですものね。そういう人でした…

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「初恋の傷跡 ~あの日、菩提樹の下で~」コミコミスタジオ特典ペーパー グッズ

嫁視点

なかなかやらかしてくださった本編攻めの嫁視点の後日談なんです、これ。本編好きそうだなと思う方はこれ付きで購入することを検討いただいた方がよいかも。

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お抱え運転手(大沢)となんと17年もの付き合いになる攻め嫁(典代)。本編で攻め受けを逃がした後、その大沢と織音(ちゃんと本編攻めの子)と家族団らんするお話。織音はパパ(大沢)とおとうさん(攻め)を区別して理解していて、教育のたまものと…

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初恋の傷跡 ~あの日、菩提樹の下で~ 小説

吉田珠姫  古澤エノ 

紆余曲折

エノ先生挿絵だったので購入。紆余曲折しまくって、お昼の帯ドラマみたいで前半はどうなるどうなるとぐいぐい読んだのですが、攻め受けキャラに惚れこむ点はなかったなあと思ったので中立寄りの萌にしました。本編250P弱+後日談15Pほど+あとがき。シリアス再会ものがお好きな方でしたらよいのでは。

銀座の宝飾店で婚約指輪を恋人と選んだ悠一。レストランに向かおうとしていた時に、幸せそうなセレブ子供連れと出…

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