吉田珠姫さんのレビュー一覧

ピジョン・ブラッド 小説

吉田珠姫  門地かおり 

萌えどころがよくわからない…

淫乱・官能小説みたいなエロ重視…っていう作品は割と好きですが、これは全く萌えられなかったです。
一番の理由としては「恋愛対象」がいない事でしょうか。

主人公が誰を欲しがっても恋人にしたいってわけでなく…。近親相姦ものでも面白いと思う作品はあるのですが、これは普段そういうものに手を出しても滅多に感じることのない「背徳感」とか「薄気味悪さ」といったもやもやしたものを感じてしまいました。
単に…

0

鬼畜 小説

吉田珠姫  相葉キョウコ 

全員鬼畜?

風間一家は達也、父、母、みんな変だけど文人も変だと思います。
文人は可哀相な被害者なのかと思いきや、都合の悪いことは達也のせいにしたりして、いろいろと理由をつけながら快楽に身を委ねている。
小さい頃の「ないないゴッコ」も自分自身愉しんでいたじゃないですか。
気持ちいいまでは遊びで済むが、射精は越えてはいけない一線って?
文人弱すぎるんだから、もうあれこれ言い訳とかしてないで大人しく受けてな…

1

ユウナ 秘せられた王子 小説

吉田珠姫  すがはら竜 

馬×ぼんやりお姫様の地味恋♪

吉田珠姫さん作品といえばヤンデレ、鬼畜、ドロドロ…。
そんなイメージを抱いていたので
こちらの作品には期待を(良い意味で)大きく裏切られました!


男装の王女・アイラが活躍するファンタジー三部作の
スピンオフだそうで、
本書の主人公は、ヒロインの兄で王子のユウナ(受)。

か弱いユウナの安全のため
両親は勇ましいアイラを男装させ王子とカモフラ。
ユウナは子どもの頃から女装……

5

鬼畜 小説

吉田珠姫  相葉キョウコ 

気持ち悪い…でも嫌いじゃないんです!

噂に違わぬとんでも作品。
攻め気持ち悪っ|壁|lll´Д`)))ブルブルブル
幼児言葉が異様さに拍車をかけている。
たまに使われる年相応の言葉づかいが怖い。
離れて暮らしていたのが駄目だったと両親や兄は考えているけど…一緒に暮らしていても確実にやらかしていたと思う。
だって物心つく前から「ないないゴッコ」でアレなことしていたんだから…。
…達也がこだわっていた「ふーちゃんの初めて…

1

鬼畜 小説

吉田珠姫  相葉キョウコ 

読みたくなる時が来る

じわじわ来ます
弟のキャラへの好き嫌いはあると思いますが、
一度読んでダメだった人も、また読みたくなる時が来ると思います

一言で言うと、中毒性があります!
ダメだと思っても手放さず、じっくり貯蔵することをお勧めします

2

ブラック・オパール 小説

吉田珠姫  みなみ恵夢 

最初から?がいっぱい

シリーズ1作目は読んだ事がありません。
みなみ恵夢先生のイラストが好きだったので購入。
んー、みなみ恵夢先生のイラストは正に麗人と言う感じの美しいイラスト。
このお話の主人公は可愛らしくて、人格として生まれたばかりだから世間知らずでうぶな子供と言う感じ。
どうせなら、もう少し可愛い感じのイラストを描く方が良かったのでは?と思います(^-^;

最初から?がいっぱいなお話でした。
まし…

2

ブラック・オパール 小説

吉田珠姫  みなみ恵夢 

ストーリーが意外と面白かったです

うーん、どうしてもエロ方面がすさまじくてそちらに目が行きがちなのかもしれませんが。

これ、前作よりはお話が面白かったと思います。やっぱり血縁関係なんですけど(シリーズのテーマでもあるんですかね?)、もっと精神的な部分では受け入れられやすい設定になっているのではないでしょうか。
また、ましろと有吾の関係性が謎だらけで、その辺の種明かしを読んでいくだけでも私は面白かったです。
その謎解き部分…

1

ピジョン・ブラッド 小説

吉田珠姫  門地かおり 

突き抜けた淫乱受けに拍手

「鬼畜」を読んで、ずいぶん突き抜けたお話書く人だなーと思って、あとがきに名前の挙がっていたこれも読んでみました。

こっちも突き抜けてました(笑)

なんつか。もうBLである必要あるのかな?と思うくらい、中身はほぼ官能小説。でも後味が意外と悪くないのは、主人公の緋織がいろいろ自覚したうえで吹っ切った淫乱ちゃんだからでしょう。これが無理やりだったらさすがに萎えたと思いますが、わずか16歳にし…

7

鬼畜 小説

吉田珠姫  相葉キョウコ 

クレイジー!

いやー、予想はしていたもののかなりクレイジーなお話でした。
弟がクレイジーなのはもちろんですが、風間家みんなクレイジー。ある意味、自分の責任を取ろうとしない風間家の大人&兄への制裁者として弟が存在しているように思いました。
それぞれの腐った部分を凝縮して誇張したような弟のキャラは、ぞっとするような醜悪さです。そのことに何の罪悪感も抱いていないのもまた、人外・鬼畜そのもので、タイトルに偽りなしだ…

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薄くれないの花、流るるがごとく 小説

吉田珠姫  みずかねりょう 

健気だけど…とんでもない設定と結末でした

この作家らしいといっていいのでしょうか。
凌辱とか鬼畜とか強調とか無理やりという場面がない分野限定ですが好きな作家さんです。甘めのお話は好きでよく読ませていただいています。

17歳の少年 琴音は、母 鈴音に横恋慕していた画家に両親を交通事故に見せかけて殺されました。やがて画家は愛する女を失った悲しみに心を壊し母親そっくりに育った息子を女装させ絵のモデルをさせているうちに区別がつかなくなりま…

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