吉田珠姫さんのレビュー一覧

誘春 小説

吉田珠姫  笠井あゆみ 

静かなる狂宴…

へ…変態ですwすごくw変態www
そして狂っています。
清明が狂っていて、その子である暁ももちろん狂っていて、暁を好きになった男もまた狂い…新たに道を踏み外す…。狂う方向性がハンパなく非現実的で、とても恐ろしいです。新たに狂った男は作中の会話だけで清明の「方法」を理解できたのだろうか。数年後の話を見れば、理解できたのだろうと推測は出来るが…。
そして清明の妻が夫と息子の関係に気づいているのな…

3

誘春 小説

吉田珠姫  笠井あゆみ 

大幅加筆で蛇足感……

やっと電子書籍化されたので購入。
「誘春」、その後の二人を描いた「狂秋」、二人の前世を描いた「いつの日か、花の下で」、紙書籍発売時にフェア用に書き下ろされたSS「曾我一家の後日談」が収録されていました。
この「誘春」は、「獣夏」に収録されていたものに大幅加筆したとのことで、随分と印象が変わりました。
「獣夏」に収録されていた「誘春」が良かったので、その後の二人が読めるとワクワクしていたのです…

4

隷辱の人魚 小説

吉田珠姫  高座朗 

無理だった

吉田珠姫作品ということで作家買いです。
兄弟モノのトンでも設定ということで、ワクワクして読み始めたのですが……。
なんだか、本作品の近未来の世界観に嵌まれなかった。
はっきりいって、好きじゃなかった。
面白そうな設定だと思ったんだけどな。

何かが違うのです。
私がBLに求めてるのはこれじゃないっ!
ラブがないの。
設定や世界観の説明や帳尻あわせでいっぱい、いっぱいで、余裕がない…

0

誘春 小説

吉田珠姫  笠井あゆみ 

正常な人間を求む

Amazonのkindle storeで購入しました。
Kindle版はフェア用に書き下ろされたSS小冊子が収録されている特別版です。
SSも含め全編受け視点です。
SSでは前半の表題作のその後のお話で、母親のリリーと清明・暁二人の関係がどうなっていくのか分かります。
このSSが一層物語に狂気的な雰囲気を与えていると感じました。
本編の母親の振る舞いから見ると可哀そうとは思いつつ好きにな…

6

ガッシュ文庫10周年記念アニバーサリーBOOK グッズ

とってもライトな番外編集

12作の番外編と、各作品の絵師さんによる1ページ漫画を収録した全サ小冊子。

番外編のほとんどは、5〜7ページと短め(和泉桂さんが9ページ、綺月陣さんが11ページとやや長め)。
全体的にエロ薄で、他愛ない日常を描いた作品が多い印象でした。

■宮緒葵『華は褥に咲き狂う』番外編
戯れに、いつもとは逆の服装をしてみる純皓と光彬。
男装(?)した純皓は凛々しく男前で、
「優しくする……始…

3

獣夏 小説

吉田珠姫  よしいくざんす 

ガチ兄弟&ガチ親子もの! 1冊で2度美味しい!

『誘春』がガチ親子ものでスゴイと聞いて、是非とも読みたかったのですが、電子書籍化されておらず断念。
(12月に電子書籍化されるらしいですが)
本作に収録されているというので、迷いながらも購入しました。
本作には、『獣夏』、『誘春』の2作品が収録されています。
『獣夏』は、ガチ兄弟もの。
『誘春』は、ガチ親子もの。

『獣夏』は、兄弟で愛し合う切なさ、親への後ろめたさが描かれて、予想通…

0

鬼畜 小説

吉田珠姫  相葉キョウコ 

ベストオブ鬼畜

鬼畜攻めに目覚めてしまった私。
ものすごい究極の鬼畜を求めて、本作品を購入しました。
これぞ、ベストオブ鬼畜!
私のなかで、一番の鬼畜作品です。
ここまで、つき進むことが出来たなぁと、感動すらしました。
途中、ひぇーーーっと、なんども叫びそうになりました。
そこまで、するの?
本当に?
うげぇーーー
そんな内容です。
この作品を越える鬼畜作品は、なかなかでないのではないでしょ…

5

吉原春情絵巻~恋に命を捧げまし~ 小説

吉田珠姫  サマミヤアカザ 

遊郭の純愛もの

時代もの。遊郭ものです。
受け様は超絶美人な17歳。その美貌ゆえに不埒な輩に目をつけられ、養父を殺され、遺された家族の為、自分に誓った仇討ちの為に吉原へ。
受け様の仇役は本当に下衆野郎で、反吐がでるような奴です。

そんな不遇な運命の受け様に惚れ込んだ攻め様。受け様の為には何でもするワンコ攻めかと思いきや、ワンコを超越したチートなどんでん返しをやってのけます。

2人のラブ以外にも、吉…

6

夢魔はいかが? 小説

吉田珠姫  中条亮 

ついて行けなかった oyz

内容以前に文体、表現について行けませんでした。この作品を最後まで読める方を尊敬します。アニメ化したら面白そうだなとは思いました。

0

神官は王に操を捧ぐ 小説

吉田珠姫  高永ひなこ 

甘すぎてお口直しが欲しい

ご無沙汰しすぎてもう出ないかと思ってた神官シリーズ5作目。
かなり間があいたせいか、免疫力が低下していたのでしょうか……。


一生やってろ、このバカップルが(笑)


という感じでした。
最初から最後まで、しょうもない嫉妬による痴話喧嘩で、周囲や他国までを巻き込んで大騒ぎ。
安定の羅剛さまの無茶っぷりと、冴紗さまの天然っぷり。
そして、読むのが居たたまれなくなるほどの恥ずかし…

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