鹿島こたるさんのレビュー一覧

革命のα コミック

鹿島こたる 

相手を想う深い愛情に萌える

作家買い。

鹿島さんの描くお耽美な絵柄がとても好きなのですが、見てください、この麗しい表紙を!
めっちゃ綺麗。
華やかで、美しく、そして気品漂う服装。思わず目が奪われます。

そして、鹿島作品はその美しい絵柄がいつもストーリーにぴったり合ってるなあといつも思いつつ拝見していますが、今作品もそのイメージを損なうことのないお耽美な作品でした。ほぼ表題作ですが、終盤に短編が一話収録されてい…

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あなたはいやらしい人 コミック

鹿島こたる 

色々盛りだくさん!

外国人風な表紙とページをめくっても主人公が日本人に見えず、あれ?外国のお話?と思ったらトオルが現れやっぱり日本のお話だよね。と最初にまず思いました。

そして宗形の悲しい性癖。そうなってしまった経緯が後からわかりますが悲しいです。

トオルは宗形を尊敬している部下なのですが、宗形の一人自慰配信を見ても引くどころか、危ないから僕の前でヤってくださいって。

そしてエスカレートしていき手柄…

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あなたはいやらしい人 コミック

鹿島こたる 

濡れ場は鹿島先生のタッチがすごく活きている

 鹿島先生の画力には本当に引き込まれますね。西洋人っぽい風貌だけど海外を舞台にするのではなく、敢えて日本が舞台で日本人同士の話であるところが、個人的に盛り上がるポイントの1つでもあります。日本人に夢見たっていいじゃない、と。SMが主軸となっていますが、攻めで年下のトオルは先輩の宗形の性癖に付き合わされるわけではなく、潜在的にSな部分を持っていたため、宗形を慈しみつつ自らも徐々にSMを楽しみ始めるよ…

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うつくしい体 コミック

鹿島こたる 

タイトル通り、うつくしい!!

こちらのレビューで評判が良かったので購入してみました。
皆さんおっしゃってますが、本当に美しい!
うつくしい体ってタイトルなので、ハードル上がりますが、タイトルに違わず絵が綺麗です。
そして、美しいのです。
刺青を入れるのって白い体に映えますよね。
最初は尊敬する先生の作品として墨を入れにくるんだけども、何度か通ううちに彫り師の夕路に恋するミチル。
最初は泰泉のミューズだったのが、そこ…

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うつくしい体 コミック

鹿島こたる 

傷付けても尚損なわれることのない麗しさ

 受けのミチルの美しさには本当に見惚れました。彼をモチーフにした絵画の作品の展覧会があったら、心から行きたいと思えるほど。才能ある芸術家のミューズになるべくして生まれたと言っても過言ではないでしょう。私自身は人の体に何かを刻みたいというような趣味がまったくないため、彼の滑らかで真っ白な背中に初めて傷が付けられた時は、本当に残念に思いました。ああもう二度と、何にも傷付けられたことのない、生まれたまま…

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うつくしい体 コミック

鹿島こたる 

尊い美しさ

うつくしくてうつくしくて、終始美しさに見惚れながら読了しました。
耽美さのある絵で描かれる世界は、美しくてどこか背徳感を感じます。
甘くて幸せなお話でした。

ーーーーーーー感想とネタバレーーーーーーー
表紙のしなやかで美しい体。この体に墨を入れていく背徳感は堪りません。

受けのミツルの身体に墨が入れられていくだけでなく、その体を自分自身で傷つけてしまうところもどこかぞくっとした美…

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うつくしい体 コミック

鹿島こたる 

まさに美しい

彫師と日本画壇の巨匠のモチーフを15年間続けてきた美しい男のお話。

日本画家花田泰泉の依頼で、彼の作品である【創生】を長年彼の作品のモチーフとなってきたミチルの背中に彫る事になるけど、彫師夕路に惹かれたミチルが彫り終わってしまったら夕路と会えなくなると思い背中を自分で傷だらけにしてしまう。
”作品”をダメにされた泰泉の怒りにふれ屋敷を追い出されてしまったミチルは夕路と暮らし始める。

2

あなたはいやらしい人 コミック

鹿島こたる 

独特の雰囲気がある作品

印象的な表紙で、おもわず手に取ってしまった一冊

絵の好みは分かれるでしょうが、刑事物という事も含めて、とても迫力のある作品でした

ストーリーは王道で、展開もなんとなくよめてしまうのですが、それでも描写が素晴らしく引き込まれます

エロさもふんだんにありますし、何より背徳感や愛したい愛されたい気持ちが、全体の大人びた雰囲気とギャップがあって、私にはそれが魅力的でした

受けが、か…

1

うつくしい体 コミック

鹿島こたる 

耽美で美しい、「刺青」

初読みの漫画家さんです。

極道モノが好きというところから、入れ墨に惹き付けられるようになり、その経緯でこの作品に出会いました。
ミチルくんのさらりとした髪と、滑らかな曲線を描く身体がとても魅力的で……思わず溜息が溢れました。
「耽美とは正にこのこと」というような雰囲気のイラストに、惹かれぬ者はいないでしょう。

美しい身体に墨を入れ、自分を刻み込んでしまいたい……
夕路くんの気持ち…

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うつくしい体 コミック

鹿島こたる 

タイトル通りの美しさ

「うつくしい体」のタイトルに恥じない、非常に美しい絵のコミックス。
ミチルがとんでもなく美しいのはもちろん、夕路も美しいし、なにより泰泉が美爺。
ストーリー的にはもうちょっと泰泉とミチルの間に何かあってもとも思ったけど、夕路がミチルを人間として意識して欲したのに対しての、泰泉は人間としてのミチルに何とも思ってないって所がお話のポイントなのだろうから、これでいいのだと思う。

それにしても泰…

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