重い実さんのレビュー一覧

おおきい小竹とちいさい武田 上 コミック

重い実 

これは、所謂メタファー

巨人と常人の異種間交流、というシュールなトンデモ設定ですが。
同性愛とか、異性愛だとしても。ままならない恋についてのメタファーなのだと思います。
恋してる相手を、愛しているのか、どこまで許せるのか。そして、自分はどうしたいのか。
何が出来るのか。

「 オレたちは お互いに 水の入った風船を持っている
不用意に 水を入れすぎてはならない
水を入れすぎると重いし

5

「おおきい小竹とちいさい武田 下」電子書籍特典8P描き下ろし漫画 グッズ

甘々です

電子書籍サイトさんで購入するとついてくる描き下ろし漫画です。普段電子書籍はあまり買わないのですが、この特典が読みたくて電子書籍で購入しました。

ページ数は8P。
大橋くんと三宅くんの、その後を描いたお話です。






事をイタしている二人。
その最中に、

あのさ 三宅のマンションの部屋の鍵 返してこいよ

と唐突に三宅くんに告げる大橋くん。

返すってどこ…

3

おおきい小竹とちいさい武田 下 コミック

重い実 

その後の彼らのお話。

『おおきい小竹とちいさい武田』の下巻。上巻がめっちゃツボに入ったので、下巻の発売を心待ちにしていました。

すみません、ネタバレ含んでいます。






上巻は身体は小さくなったものの、後遺症で深いこん睡状態に陥っていた小竹くんが目を覚ました、という所で終わっていましたが、下巻はその続きから。

巨人族用につくられた小竹くんの家では生活しづらい、という事で武田くんの家で同棲…

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おおきい小竹とちいさい武田 上 コミック

重い実 

巨人族×人間の恋のお話

作家買い。

重い実さんて、独特な世界観の作品を描かれる作家さん、のイメージですが、重い実さんの新刊もそのイメージを損なうことないストーリーでした。ネタバレ含んでいます、ご注意を。






主人公は高校生の武田くん。
ほぼ彼視点でストーリーは展開していきます。
高校の入学式の時に、巨人族の小竹くんと出会い、そして同級生に。
元々巨人族は生活圏が異なり、通常の大きさの人間…

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ロマンスとジェラシー コミック

重い実 

思ったより…

アホエロが好きでこちらも気になり読みました。うーん、エロが多すぎる?それともエロに繋げるためのストーリーと感じてしまったからそう思っただけなのか…。神評価の方もいらっしゃいますし、好みが分かれる作品なんでしょうね。私はなんだかよくわからなかったです。ストーリーや2人の関係やその他諸々疑問が残ったまま読み終えてしまった感じです。でも、ん?ってなっても読み返してまで理解しなくていいやって思ってしまいま…

0

ロマンスとジェラシー コミック

重い実 

重い実先生の作風を確立させた

 やっぱり重い実先生の独特の感性が好きだなぁと思わされる作品でした。的確に言葉で表現するのが難しいのですが、何というか、シュールさと純情さが絶妙に混ざった雰囲気を感じます。この空気が本当に好きなんですよね。ストーリーとしては特に波乱があるわけでも驚かされる要素があるわけでもないのですが、淡々と進んでいくにも関わらず読者を引きつける何かが存在していました。タイトルと表紙から受け取ったイメージ的には『…

3

ロマンスとジェラシー コミック

重い実 

BLでこんなに笑ったのは初めて

参りました。
本人たちはいたって大真面目なのに、なぜこんなにシュールなのか。
重い実さんの作品はコミックになっていないものをどこかで読んだ記憶があるのですが、もっと暗いシリアスな印象を受けたような気が…。
こちらが本領発揮だとしたらうれしい。

ナンパから始まった京田×四ツ川はお互いにべた惚れすぎるほどの溺愛カプ。
もうとにかくラブラブ、相手しか見えない!という状態なのですが…。
暗…

5

アホエロ コミック

重い実 

神は本の包みを爪切りでお開きになります(ネタバレ)

以前から気になっていましたが音声化のニュースや表紙のデザインの話題で更に気になりお試し読みをしたところ、受けくんの「グーグル先生に何聞いてんだよ」でフフッとなり、主役二人と大学の友人の関係が自然でここでもまた攻めくんが名文句で私をブフッと笑わせるのでスッとお気に入り登録し足早に本屋さんへ向かいました。アホエロというタイトルですが、確かにアホで!エロエロだけど!この物語の(私が勝手に)言いたいところ…

6

アホエロ コミック

重い実 

他の作品がめちゃくちゃ気になる

 私は漫画の技術に関しては全くの素人ですが、そんな私から見るとそこまで描き込みが凄いようには思えません。背景なども割と簡素です。ですが、なんとも言えない不思議な魅力があります。ストーリーも特に大きな波乱はありませんし、タイトル通りアホエロを体現しているのですが、なぜか頁を捲る手が止まらなくなります。

 高東の一見正論じみた押しに違和感を覚えつつもついつい流されてしまう坂口が、髪型も相俟ってと…

1

ロマンスとジェラシー コミック

重い実 

ラブコメというより、アホエロ

『アホエロ』でハマって重い実さん二作目。
今回も、ラブコメというより、アホエロという表現がぴったりの、シュールなギャグとエロを堪能させて頂きました。前の方が仰っていますが、シュールなギャグは、確かに岡田あーみんさんと同じ匂いがします(笑)。
お互いを好きすぎて空回りする攻めと受けは大好物ですが、今作で気になったのは、他の方も仰っているように、攻めの京田とその同級生の高橋君との関係性ですね。最後…

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