義月粧子さんのレビュー一覧

アリバイ 小説

義月粧子  雪舟薫 

脇キャラ目当て

この作品のスピンオフ「溺れる彼の恋心」の主人公、一哉がひじょーに好みな健気受だったので、これは過去話も読まねばーと読んでみました。
うん、やっぱメインカップルより、亨〔攻〕に遊ばれて捨てられる一哉がこちらでも好みでした。
何でこんな健気ないい子を弄んで捨てたかーーー!!って感じです。
一哉可愛いよ!一哉!!

まあ今作では一哉は当て馬で、メインカップルは高三の亨〔攻〕と9歳年上の26歳、…

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泣かせて、おしえて 小説

義月粧子  梨とりこ 

タイトルがすばらしい


まさにタイトルの通り、主人公の青砥が攻めの久住に泣かされて教えられるという内容。

いきなり二人の関係が始まるんじゃなくてまずは服飾系専門学生の青砥が校外研修先の病院で久住に一目惚れするところから描かれているのがまたいいです

まるで女子高生のように一目見ただけで友達とはしゃいだりする恋愛の醍醐味とも言えるシーンが多かったおかげで

こちらも久住に対して憧れを抱いて「片思いの相手」という位置付け...

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からまる嘘と誤解 小説

義月粧子  Ciel 

もっと愛されて欲しい

義月さんお得意の受の健気な片想いもの、そして、性格最悪攻めってことで衝動的に買っちゃいましたw

受・遥人は幼少時代は日本人離れした容姿のせいでいじめられ、それ以降もこれまで派手な外見のため周りから誤解されやすく、まともな恋愛をしてきていません。実は、すごく純情で、健気で可愛いんですよっ!

そんな遥人が一目ぼれしたのはクールで容姿完璧、大企業に勤める耿介であった。最初は耿介に誤解され冷た…

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泣かせて、おしえて 小説

義月粧子  梨とりこ 

うーん・・・

義月さんの作品は大好きなんですが、あんまりピンとこなかったです。。。

青砥は可愛くて、健気で…青砥の周りを囲む女の子たちのキャラも素敵でした。友達での男女の関係でこういうのはすごく羨ましいというか、素敵だなと思いました^^
病院での課外研修ネタは感動しましたwみなさんもおっしゃっておられますが違うところで泣かされちゃいそうでした。

それに比べて攻・久住がホントに嫌な奴だし、久住も久住…

4

からまる嘘と誤解 小説

義月粧子  Ciel 

裏目裏目の・・・

義月さん、時々どうしようもなく痛い攻め様を書くんですが、今回は納得しました!
本編は受け視点なんで、読んでる側は受けの気持ちが解るわけで、だからそこから誤解が生まれると、攻めーー!もうちょっと優しくしてやれよーーー(涙)とか思ったりするのですが、今回はその攻めの冷たさを抜きにしても、よかれと思ってする受けの言動が裏目に出ちゃう!
ああ、ここでもちょっと素直にしていれば、とか、駄目だよ!受け!!…

5

泣かせて、おしえて 小説

義月粧子  梨とりこ 

電車の中で泣いちゃったけど

それ、BLとしての泣かせ所じゃないし、、、

子どもが死ぬ話に泣いちゃうのは、もう、しょうがないじゃん。

青砥はいい子なんだけど、
いい子なんだけど、
いらつく。
えーと、これって、単に、今週私に「期せずしてネガティブ受け祭り」がきちゃってて、この手の子に食傷しているせいだけど。

青砥はそれほど、ネガティブって訳でもない。
自分なりには前向きにがんばっているけど、元の自己評…

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俺と奴の対峙する関係 小説

義月粧子  朝南かつみ 

和服攻!

帯『俺、いい仕事するぜ?』

義月さん作品って結構攻が理不尽に酷い奴で、受が傷ついたりしちゃうパターンが多いですが、この作品は受である志岐が打たれ強くて気も強いなかなか男らしいタイプなので一味違った展開で面白かったー!

父が亡くなり経営不振気味の老舗旅館の立ち直しの為に一時会社を休職して戻ってきた志岐[受]
旅館跡継ぎの兄は人は良いんだけど、騙されて保証人になるわで奥さんがしっかりして…

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甘い絶望の夜を捧げて 小説

義月粧子  梨とりこ 

ハイスペック受け

これはかなり切なかった。
こんなに一葉(受け)が隆俊(攻め)のことを、健気に懸命に想ってるのにこいつは何でちっとも気付かないんだばかばかばか!と思いながら読みました。
本当に一葉が、身も心も自分を痛め付けるように一途に隆俊を愛していて、切ないやら痛いやら…。
そして、子供の頃のオムライスのエピソードにはまんまと泣かされました。あれは反則だよ…。
当て馬ポジションの淳弥がさっぱりとした人で良…

3

指先で辿る恋 小説

義月粧子  藤井咲耶 

表紙でちょっと損してるかも

帯『俺のものになれよ』

個人的にはちょっと表紙絵で損してる気がします。
正直藤井さんの挿絵ってそんな好みじゃなくて、あえて言えば所謂トンチキ系やアホエロ系なライトな作品なら有りかもだけど、こういう作品のカラーには合わないと思うんですよね。

義月さん作品によく出てくる身勝手な攻じゃないし、主な登場人物には悪人も居ない(姉のストーカーは別として)ので、ムッキーとなる事もなくある意味安心し…

2

彼と彼氏の不適切な関係 代議士秘書と大学准教授の場合 小説

義月粧子  立石涼 

社会勉強にもなる一冊

”不適切な関係”というと、この場合ゲイであることを置いておくとすれば、不倫とかいう意味かな?と思ったり、その場合セフレというのも不適切に含まれるのかな?とも思ったり。
この場合は、互いに利害を持ち、恋愛感情より先に身体が優先した関係というのを指しているようでした。
主人公は社会心理学の准教授と、議員秘書。
義月さんが、昨年は「非実在~」とか「都条例改正~」でかなり深く活動されて議員さんとの密…

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