義月粧子さんのレビュー一覧

こんな男でよかったら 小説

義月粧子  紺野けい子 

強引な年下タカヤにキュン♪

代打でデートした相手は、片思いの相手…!
しかも、その相手は自分じゃなくて、可愛い従弟が好き…

タカヤにもユズルにも自分の気持ちを隠してるヨシアキが切なくてキュンときました。
年下なのに強引で振り回されてばかりいるのに、正直なところがいいタカヤはなんか憎めないし、ユズルも憎めない可愛さがありました。

ヨシアキに対して、ユズルを好きだと言い、切ない気持ちにさせたかと思いきや、
自分…

0

からまる嘘と誤解 小説

義月粧子  Ciel 

ギャップ萌え

今回の主人公はほんとは純粋なのに見た目がチャラそうで損してるという…
そして誤解されて攻めに軽く扱われて傷つくけど面倒な奴だと捨てられたくないからほんとに軽いフリをして負のスパイラルに陥るんですよねわかります……
と思って買ったらまさにその通りでした。笑

ほんと、タイトルまんまです。
「からまる嘘と誤解」wwwwww

攻めの瀧川も軽そうに見える遥人に対してずいぶん冷たい態度でアプ…

3

彼は彼の唇に抗えない 小説

義月粧子  森原八鹿 

過去と仕事と恋愛のバランスがよかった作品

義月さんらしい、逆境に耐え頑張る主人公、過去のこだわりとすれ違い、ちょっと酷い攻め、そんなものがお仕事ガッツリの中に展開されるいいお話だったように思います。
今回は、主人公と共に一緒に切なく辛くなったり、頑張れって思ったり、結構感情移入しちゃいました。

中堅の広告代理店に勤める瑞季が参加した大手企業のコンペで再会したのは高校時代の部活の先輩で、自分を可愛がってくれて慕っていたものの、周囲か…

6

傷痕に囚われて 小説

義月粧子  周防佑未 

健気な人魚姫が報われて良かった

あらすじに関しては前の方々が書いてくださっているので省きます。

とっても面白かった!
健気で一途な受けが好きなのでこのお話もドンピシャでした。健気な人魚姫はやっぱり報われなくては!
人魚姫は義月先生があとがきに書いてらっしゃった人魚姫が報われる話を書きてきたというニュアンスの事が書いてあったので。
けれど、物語が一貫して受けの司視点で描かれているせいか、ラストの繁晴の気持ちの変化があま…

3

新人捜査官の受難 ~夜は別任務 小説

義月粧子  海老原由里 

ミステリアスな受け

読み終えて思うのは、本当にこの本のタイトル通り、嘘偽りがなかったと
しみじみ思ってしまう内容でしたね。
そして近年稀に見ぬ程、受けである静音の過酷で残酷な過去は悲惨そのものです。
そんな静音がたった一つ過去の出来事で感謝し、今の命があることを感謝している相手が
新しく上司になった九條なのですが、その思いを口に出来ないまま裏切り者と
謗られたり、出世のために上司と寝るヤツだと蔑まれたりする…

2

新人捜査官の受難 ~夜は別任務 小説

義月粧子  海老原由里 

背中を預けられる相棒

作者さんの既刊本『捜査官は眠らない』や『陥落のメソッド』と同じ重大犯罪捜査局が舞台。
しかし、出版社も違うのでスピンオフというものではなく全く独立した話です。

重大犯罪捜査局の九條チームに配属になった新人捜査官・中川静音。
新人とは思えない感の良さと敏捷さと何かを感じさせる、しかし掴みどころが見えない彼が九條にこだわる理由。
本当はとても優秀なのに、3年前とても優秀なコンビと言われた相…

1

泣かせて、おしえて 小説

義月粧子  梨とりこ 

ハッピーエンドで良かった

とっても良かったです。
2人の気持ちの通じ合うところは萌えました。
しかし、やっぱりモヤモヤするのが攻とそれを取り巻く人々かな…いくらなんでも酷いだろうと…うーむ何か正当な理由があったり、きちんと弁解して、読みてとしても納得できる和解があれば良かったのですが、やはり引っ掛かりは残ってしまったので萌え×2どまりです。
とても好きなお話しだったのですが、せめてもう少し攻側が柔らかければなぁと思っ…

0

仕事とエロと、ときどき感傷 小説

義月粧子  御景椿 

腹立つーっ!!

久々に腹の立つ攻めキャラ読んだよ!!

内容的にはラブラブばかりでなく、普通ならあり得る恋愛途中とでもいいましょうか
いい事ばかりじゃないんだぜ!な、内容なんですが
いや、でももう少し途中(いや両想いになった後も)宗晴の上から目線でない
宗晴の優しい部分が読みたかったです。

せっかくの告白をあんな態度でかっ、宗晴!!
でもって離れていったら何だって?!
はっ、もうムカつくしか言…

4

呪文をかけるレシピ 小説

義月粧子  サクラサクヤ 

苦労症受け

容姿に恵まれているのにその容姿が原因でトラブルに巻き込まれる事ばかりで人に素顔を見せたくない悠斗。
仕事についてもその容姿のせいで辞める事ばかり。
駐車場でリンチされている所を貴嶋に助けられ、貴嶋がオーナーを務める店に働くことになり…。

施設育ちで貧乏で苦労してる卑屈な受けを懐柔して磨き上げる大人な攻めっていう設定は凄く好きなんですよね~
美容院行って高級スーツ着せて見違える見た目にな…

1

陥落のメソッド 小説

義月粧子  湖水きよ 

敵対関係に萌えv

『捜査官は愛を語らない』のスピンオフ。
前作未読です。
本筋のストーリー展開を追う分には問題ありませんでしたが、
前作キャラが度々出てくるので、彼らの人物像を知ってた方がより楽しめたかも?

前作カプの受けの兄・遥翔が主人公で、警察組織に身を置きながら、ヤクザ・貴龍と身体関係を続けている…というリスキーなお話。
このヤクザ・貴龍とは学生時代からの付き合いで、敵対する立場となってからは、…

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