義月粧子さんのレビュー一覧

琥珀色の誘惑 小説

義月粧子  奈良千春 

受けの真面目さに心打たれる

ラバーズ文庫さん発行だし
あらすじ見る限りが可愛い受けハーレムなのかなぁ?と思いきや。。。
いい意味でガッツリ裏切られ、受けの不憫さに中盤から泣かされっぱなしでした(;∀;)

少なくとハーレム受けストーリーではありません。
受けは無垢で何も知らないのが金持ちにとっては新鮮なだけ。
チヤホヤ溺愛の愛され系とは少し違うモテモテです。

不運に見舞われたけど好転した良い環境は一瞬の夢の…

5

彼と彼氏の不適切な関係 代議士秘書と大学准教授の場合 小説

義月粧子  立石涼 

予想外のつんつんさんでした

義月先生の本は何作か読んで好きだったので、久しぶりに先生の本をget。
(といっても2011年の本だったのね)
勝手に健気うけ せつない系だ と思い込んでたら
あらちがった。つんつんさんでした。
エロ表現+政治家駆け引き話 が特徴的ーと感じました。
嫌いではないですが、そんなに好きでもないのと、
しっかり書いてあるーという印象があったので萌 にしとこっかな。
中立よりだけど。

3

仕事とエロと、ときどき感傷 小説

義月粧子  御景椿 

正直ちょっと腑に落ちない

表題作と続編の2作品が収録、どちらも冴(受け)の視点です。

続編は恋人になった二人が温泉に行くという甘い時間が書かれたもので、幸せで良かったねぇーと目を細めるだけで正直そんなに内容はありません。可愛いけど。

表題作は、冴がまだ元恋人に心を残す宗晴(攻め)に片思いします。
身体の関係にはなったものの、宗晴は冴を元恋人となにかと比較するという切ないストーリーで自分の好みの展開だったのです…

1

クロージング 小説

義月粧子  有馬かつみ 

アメリカの弁護士事務所が舞台

ヤング&ウエスト弁護士事務所シリーズ2冊目です。
単独でも読めますが、主役二人の他にも2カップルがちらりと登場します。
ロニーとエディは1冊目「オブジェクション」、ヴィクターとアーネストは3冊目「リーガル・アクション」でメインになります。この2冊目ではどちらのカップルもスッキリしていない状態なので、3冊まとめて読むのが良いようです。

「クロージング」はニックが聡一と初対面から恋人になるま…

0

馨る花嫁、無垢なる誓い 小説

義月粧子  すがはら竜 

見どころは衣装?

あらすじ:
前国王の血を引くレイモンド(受け・19歳)は、テレンス・クラレンス侯爵(攻め)の婚約者として彼の屋敷で暮らすことに。
レイモンドに惹かれていくクラレンスだが、ある日レイモンドにスパイ疑惑がかかり……

義月さんお得意の俺様攻め×健気受けで、いつものように受けが攻めに辛く当たられ苦労するという展開。
それはそれで構いませんが、ストーリー的には様々な伏線や問題が回収されずに終わっ…

5

黒髪の花嫁、伯爵に翻弄される 小説

義月粧子  田倉トヲル 

稚拙すぎる

文章が稚拙すぎて読めなかった。ヨーロッパの色んな国の名前が使われてるのも違和感。

1

さかしまな恋 小説

義月粧子  Ciel 

攻防戦を期待しましたが…

あとがきに「傲慢攻めには、高飛車受けを屈服させてほしい」というようなことが書かれていますが、義月さんの作品はいつもこのパターンのような?

クールで男前な受けが、傲慢俺様攻めに犯され屈服するといういつものパターンにややデジャブを感じてしまう一冊でした。
更に今回は、攻めが中途半端に良い人っぽさを出しており、受けもクールビューティ設定の割にギャンギャン文句を言う騒がしいタイプで、今ひとつ攻め受…

10

からまる嘘と誤解 小説

義月粧子  Ciel 

攻めは俺様というかただの性格悪い男

お好きな方には申し訳ありませんが、攻めの性格の悪さに全く萌えられませんでした。
誤解やすれ違いものは大好きなのですが、受けにも攻めにも感情移入できず、むしろイライラした位でした。
まず受けが恋愛経験が少ないと言いながらなぜあんなに性格悪くて拒否されている攻めに積極的にいったのかも謎ですし、攻めの受けのこと全然信じてない感じも嫌でした。
2人とも潔さというか男気が足りない。
もっとキャラクタ…

1

さかしまな恋 小説

義月粧子  Ciel 

物語が淡々としすぎている

違う出版社さんから出している義月先生の既刊本を読み、中々良かったのでこちらの新刊も買わせて頂きました。

まず最初に思ったことは文章が読みにくいため感情移入しにくいということです。彩貴目線で話が進んでいるはずなのに途中途中で征臣目線が入ってくるので少し混乱しました。
内容としては著者様が巻末に言っている通り傲慢ドS攻めに高飛車な受けを屈服させる(征服させる)お話…おおまかに言えばそうなのかも…

6

まちがいねえな 小説

義月粧子  高井戸あけみ 

高校生のスーパー受け様に涙!

電子書籍版を購入。
挿し絵なし、あとがきありです。
表題作の「まちがいねえな」と、その後の二人を描いたSSの「まちがいねえ!」が収録されています。

2002年出版ということで、時代背景は古いです。
さらりと「Y2K」なんて出てきて、わかる人は少数派じゃないかな??

でも、問題なし。
肝心のストーリー的には、古さは感じられません。

もう、青春映画を見たかのような、爽やかな読…

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