亀井高秀さんのレビュー一覧

侯爵夫人♂になった転生タヌキは円満離婚を目指す 小説

小中大豆  亀井高秀 

嫌われ→愛されが良い

タヌキってどういう事!?と思いつつ楽しみたった小中先生の新作。タヌキ…タヌキのモフみは愛すべきもの でした。


前世で化けタヌキとして生きていたジローは、飼い主だったフトシの力でまさかの家族が作ったBL漫画(原作より数十年後)の世界に人間として転生した。しかしジローの転生まで時間がかかり、転生まで入れ替わり立ち替わり色んな人に入ってもらった結果、ワガママ放題嫌われ令息として名を馳せていた。…

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侯爵夫人♂になった転生タヌキは円満離婚を目指す 小説

小中大豆  亀井高秀 

攻めから蛇蝎の如く嫌われてる受けキターーーー!

冒頭一文攻めのセリフからしびれますっ!ここから2人がラブになっていくのがゾクゾクするぜっ。

小中先生の新作ラブコメ。一点を除いて楽しめました~。
令和まで生きた昭和ヒトケタ生まれの妖怪タヌキのジロー、現代に沿った小ネタ満載で初っぱなから楽しかったです。スーパーふとしくんには笑った~~。

ジローが転生したのは某有名少女漫画のジルベールのような容姿を持つジル。
ジルの魂はこれまで浮遊霊…

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侯爵夫人♂になった転生タヌキは円満離婚を目指す 小説

小中大豆  亀井高秀 

トンデモ設定で仕事も恋愛もモフモフも盛りだくさん

小粋なネタが光る!たぬたぬBL。

も〜昭和1ケタ生まれのタヌキのジローが妖怪になって長生きし人間にも化けられ、令和になってBL漫画の世界に異世界転生!?しかも飼い主のスーパーフトシ君によって物凄い逆境からのスタートで。
盛りだくさんすぎる!

逆境からジローあらためジルが頑張るところ、粋も甘いも知ってますからね。人間の心の機微にも聡く商才もありまくりなので、この世界で立て直していく様子…

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侯爵夫人♂になった転生タヌキは円満離婚を目指す 小説

小中大豆  亀井高秀 

タヌキのモフみは愛すべきもの

小中先生の新作!早速拝読しました!
ドシリアスなお話もコメディも書かれる先生、今回はタイトルやあらすじからして、ラブコメなんだろうな!と嬉々として読み始めました。

序盤からめちゃくちゃ笑いました。
現世ではただの狸スタート、飼い主のフトシくんと過ごすうちに化け狸となり、昭和ヒトケタから令和まで生き抜いたタヌキ様。彼の異世界転生した理由が序盤に語られるんですが、もう笑いなしに読めなかったで…

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侯爵夫人♂になった転生タヌキは円満離婚を目指す 小説

小中大豆  亀井高秀 

仮初めの結婚ライフが生み出す恋の軌跡をとくとご覧あれ

こーゆうの、こーゆうの!!( ˃̶͈̀∀˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

ああもう最高に好きなストーリーです。
小中大豆先生のストーリーセンスがバチバチにキマッた転生ファンタジーは、ワクワクとドキドキでいっぱい。めちゃくちゃ面白かったです!!
素行不良の悪役令息に転生したタヌキの妖怪が、人生のやり直しをしていく改革譚。最悪で始まった政略結婚を、お互いに想い合う恋愛結婚ライフに変えていく愛と感動の物語…

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侯爵夫人♂になった転生タヌキは円満離婚を目指す 小説

小中大豆  亀井高秀 

「離婚して家族作るぞー!」…奮闘もふもふ転生タヌキの、お仕事(?)ラブコメ♡

いや〜〜〜小中先生の新作、まさかのタヌBL、楽しかった〜〜〜!!✨

先生はあとがきで「頭空っぽにして楽しんでください」なんて書かれてますが、
途中思いがけずホロリときて涙ぐんでしまうシーンもあって、
笑って萌えて幸せいっぱい、きゅーんとしてたまらないお話でした。

なんていうのかな、胸を刺す切なさのあるシリーズをこのところずっと
読んできたので、こういう楽しくて、可愛くて、とことん…

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恋を知るには向かない職業 小説

椎崎夕  亀井高秀 

ややこしい設定だけど面白い

面白かったーー!!!
ウジウジしてて自分に自信がなくて、自己犠牲気味で、どっか頑固で…そんなややこしい受けが好きな方はどストライクだと思います(私はどストライクでした笑)

設定と言いますか、受けの仕事がややこしいのですが、理解してしまえば最高に切ないお話でした。
受けの過去がかなり可哀想で胸糞悪い(直接的な描写はありません)ので、苦手な方はご注意を。

最初は受けを毛嫌いしていた攻め…

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『最後のオメガと恋知らずのアルファ王子』出版社特典ペーパー グッズ

エイリーク的にはちょっと目を離した隙に

本品は『最後のオメガと恋知らずのアルファ王子』の
フェア店特典ペーパーです。

本編後、王城の出来事になります。

王城に登城したティルダは
エイリークが王太子に呼ばれてひとりになったため
庭を散策しようと思い立ちます。

しかし王城の庭は自城よりも規模が大きく広すぎて
自分のいる場所がわからなくなります。

右を見ても左を見ても植木が立ち塞いでいて
見通しがききません。…

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最後のオメガと恋知らずのアルファ王子 小説

名倉和希  亀井高秀 

ただ1人のオメガという設定ですが

今回は第三王子と公爵家嫡男のお話です。

最後のオメガである受様が攻様と番になるまでと
後日談短編を収録。

この世界には男女の性別以外に
アルファ、ベータ、オメガのバース性がありますが
オメガは発情中にアルファと番にならなければ
性交を求めて我を失うため蔑みの対象でした。

そのため思春期で発情し始めたオメガは
娼館や富裕層の好事家に売られて搾取され続け
オメガからしか生…

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最後のオメガと恋知らずのアルファ王子 小説

名倉和希  亀井高秀 

良くも悪くもサクサク読めてしまう

1人のオメガ青年のお婿さん探し。
とてもシンプルかつわかりやすいストーリーの中に、ちょっぴりむずむずとしてしまうような愛嬌のある表現があったりと、名倉先生らしさも楽しめる1冊でした。
両視点で綴られる構成が効いていて、攻めと受けのどちらにも自然と好感が持てる作品だなあと思います。

そう、どこが良かったか?と考えると、やはりメインキャラクターの2人の人間性がすばらしく良かったのです。
な…

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