total review:279729today:28
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
13/19(合計:188件)
高峰あいす 亀井高秀
みざき
ネタバレ
オメガバース作品ということで、作家様の独自設定が何点か見られるのですが、特に香りについての設定が新鮮で面白かったです。 発情したオメガから漂う「発情香」なるもの。 他作品でも「甘い香り」「濃厚な香り」なんて表現されているのを見かけますが、こちらの作品は「薔薇」「ワイン」「シャンパン」など、オメガによってそれぞれ香りに個性があり、異なるんです。 通常は単一の香りしか持たないものの、1部のオメガ…
ぴれーね
王道身代わり花嫁もの+オメガバースになります。 個人的に高峰先生は大好きな作家さんですし、身代わり花嫁ものもオメガバも大好き。 ついでにあらすじまでバリバリ好みと、発売を楽しみにしてた作品なんですよね。 が、主役二人が二人とも、どうにも共感出来ない。 また、この世界観でのオメガの扱いがあまりにもあまりで、モヤモヤなんてものでは無い。 なんか今回は、私には合わなかったみたいです。 …
今城けい 亀井高秀
kurinn
初読みの作家様でした。 物語は森の魔女の館や、魔女の息子アイヒ、魔獣の影を持つ青年騎士のバルドなどファンタジー要素満載でした。 時代設定は無いものの、騎士や領主達の言葉使いに古いものがあったり格式ばっているところがありました。作者様の読書量と知識が凄いのでしょう。 ただ単語が気になり、読み辛さもありました。現在にそった言葉遣いでも充分伝わる素敵な世界観だと思います。それが少し残念…
桜木知沙子 亀井高秀
青い空白い雲はるか彼方
偶然が何度も重なります。 牧生と瀬戸口の再会、2人とも南朋子と知り合いだったこと、莉愛と牧生のボランティア先の岸本の関係。 ご都合主義だと思いながら、タイトルを見て「そっか運命だ」と納得した。 あと、いくらなんでも抱き枕のバイトはあり得ない。怪しすぎる。 男でも断るべきだし、その場にいた勝信は友達なら止めなきゃいけないんじゃないかと思う。 瀬戸口の優しい喋り方と雰囲気が良かった。 牧生…
夢乃咲実 亀井高秀
あーちゃん2016
亀井先生の挿絵がめっちゃ好きで購入。スピンオフでも関連作でもないですが「王の至宝は東を目指す」に続く中央アジアあたりのお話。ファンタジーだし、考証がなされている訳ではないですが、文化や食べ物などの記載がとても豊かだよなあと思うお話、本編250P弱+半年後のお話14Pほど+あとがき。うんうんと思うところはあるものの、ラブ的にはあまり盛り上がらなかったので中立にしました。 山間の貧しい村に師と二…
こちら、中央アジア風(チベット文化圏)ファンタジーとの事です。 それぞれに抱えるものがある二人が共に旅をする中で、苦難を乗り越えながら「自分の幸せが存在する理想郷」を目指すー。 って感じの、感動的で壮大な物語になります。 ところで、夢乃先生の作品が好きで色々読んでるんですけど、ここまで不憫で悲惨な目にあう受けは初めてでして、途中で何度も心が折れそうになりましたよ。 「この子が幸せに…
いおかいつき 亀井高秀
ぴんか
全て読み終えて、やはり最後はこの評価にするしかないでしょう! 最後まで秀一さんは秀一さんでありました! そして、辰巳も(秀一さん以外には)他人に興味のない、 自分本位のヤクザでありました。 結局、そこを嫌いつつもありのままを受け入れ、 更に自分の思うところも通してしまった秀一さんなのでありました。 もう引き返せない。 もう帰るところはここしかないと、 今回の事件が決定的にな…
ホント、このシリーズ面白いです! 何度も版を重ね、新装版が出るのもよく分かります! ありがちな、ヤクザ×堅気(元)刑事なんですが、 この二人、甘い所が殆ど無い! いや、秀一に対しては、辰巳は相当甘いのかもですが、 秀一の辰巳に対する塩対応が相当しょっぱい! 今回も甘い所は欠片も見せない秀一さんですが、 最後の最後に動いちゃいましたね。 二人の恋の行方がどうこうというより…
いつもの私の評価からするとこの作品、 ちょっと……いや多大にらぶらぶ不足なんですが、 それを差し置いてものこの評価。 なかなかハードボイルドなお話で、 何より主人公の秀一がかなりクール。 BLの受け様にしては珍しいタイプかと。 攻め様の辰巳にいきなり拘束されてイタされちゃっても、 悲壮感の欠片もない。 更に自ら囮になって、裏ビデオのモデルになったりと、 多少自暴自棄にもなって…
marilyn
本編後で気になっていた彼らのその後が垣間見られます。 視点は戦時中は引きこもっていたラオール王子視点なのも、その後の状況を汲み取るのに良かったです! こうやって本文で語られていた宮廷楽師達が歌い継ぐ伝説や冒険譚が始まっていくのだな~と。 アイヒの相変わらずの世間知らずぶりや、バルドとの仲睦まじい姿、オーリのすくすくのびやかな様子等楽しめました。 本編後の情勢の補完ともなっているので、も…