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早寝電灯
ふばば
ネタバレ
「過去と現在が交錯する転生BL」とある通り、ある種のファンタジー要素のある作品です。 舞台は、元は炭鉱の町であった屋敷市。そこの高校の教師2人の物語。 この物語の始まりは、時折感じる奇妙な懐かしさや、知るはずのない過去の生徒の名前といったミステリー仕立て。しかし2人が同じ記憶を共有し始めると次第にセンチメンタルな色を帯び始める… あらすじよりも感じたことを書きます。 実際「ファンタジー」と…
玲01
ちるちるさんのランキングで、上位に入ってたので興味を持ち読ませて頂きました! 初見の作家さんでしたが…すっっごく良かったです…ランキング侮り難し…! とても綺麗にまとめられた物語で、前世と今生でかわるがわる展開していくのですが、躓くことなく最後まで読み進められました。 最後ほんとボロ泣き…。 久しぶりにいい作品に出会えました!1冊でここまでまとめられる作品は私の中で少なかったので出会えてよ…
ayaayac
早寝電灯先生はホーム社のイメージが強かったので、竹書房でも描いてたんだ!とビックリしました。 電子単話ですが、他に描いてないと思うので、コミックスにならないか、なっても相当先になるんじゃないかな? アパート隣人の大学生とギタリスト。 大学生は親と確執があってなんか訳あり。 ギタリストはデビューも決まって順風満帆なのに、人前に立って突き刺さる視線が怖くて、歌うことをやめた過去があり、曲作…
ポッチ
ホーリンラブブックスさんで『転じて恋と生き』を購入するといただける特典4Pリーフレット。このリーフレットが欲しくてホーリンさんで購入しました。 大きさはB5サイズ、表紙・裏表紙に、+見開き2Pの漫画が記載されています。表紙・裏表紙ともに、本誌と同じ絵柄です。 ネタバレ含んでいます。ご注意を。 時系列は本編終了後。 大学の同級生(男)に告白されたことが…
きゅびずむ
2冊目のコミックス、とても楽しみにしていました。 前作の「半壊の花」は短編集で、それもとても読み応えがありましたが、今回は1冊同じお話ということで、期待半分(不安半分)という気持ちで手に取りました。 一冊で「転生」というものが描ききれるのだろうか…?という思いもあり…。 しかし、読み終わったあと、本当にこのお話と出会えてよかったと心から思いました…! 今作の「転じて恋と生き」はタイ…
作家買いです。内容はすでに書いてくださっているので感想を。 若干のネタバレあります。 早寝電灯さんてすごく不思議な空気感を持った作家さんだな、というのが読後の感想。テーマとしては「輪廻転生もの」なわけですが、早寝電灯さんらしい、というのかな。切ないのだけれど、さわやかさもある。でも、なんか懐かしい。っていう感じ。色で言うと「セピア色」という感想を持ちました。 …
Hinana
難しい世界観や心理描写を上手に描かれた意欲作だと思います。 前作が神作品だったので、今作も期待して読みましたが、オリジナリティある心に響く作品でした。 後半はウルっとくる場面も多いです。 教え子の卒業式で過去の友人が重なったシーンにも、よく考えられてるな!と感服。 ただ、ところどころ、ん?と思うシーンがあり、回収されている伏線に私が気付いていないだけなのか、少し繋がりが悪いと思う部分もあり…
表題作「半壊の花」はお葬式から始まります。 短編2つは可もなく不可もなくですが、強いインパクトから始まったこの本は、最後の「稲穂に帰る道/稲穂につづく道」で大きな余韻となって締めくくられます。 ●「半壊の花」 主人公の豊樹は、ユウのお葬式で、ハルと久しぶりに会う。 ハルとユウは親でさえ見分けがつかない双子で、時々入れ替わって誰も気付かないことを楽しんでいた。 でも豊樹だけは二人が別人…
早寝電灯先生はデビュー作『半壊の花』が読ませる話ばかりで、2作目も楽しみにしていました。デビュー作より絵も洗練されて、ストーリー運びは淡々としているのに、そこかしこに切ない想いが隠れていて、読めば読むほど心に沁みてきます。 高校教師の八尋と吉武はとくに仲が良いわけではないけれど、吉武は八尋の触れた手に懐かしい何かを感じて… そして校内新聞に掲載された小説をキッカケに、八尋と吉武は前世のこと…
フランク
早寝電灯 さんのデビュー作「半壊の花」(特に稲穂シリーズ)が本当に素晴らしくて二作目を待ち望んでいました。しかし「半壊の花」が本当に気に入っていただけに、二作目の出来が楽しみでもあり怖い気持ちもありました。ガッカリしたらどうしよう…と。 結論から言います。素晴らしかったです。この作家さんは読者に伝えたいものがしっかりあって、それをきちんと損なう事なく伝える事が出来る方なんだなと改めて思いまし…