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早寝電灯
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ネタバレ
早寝さん独特の空気感ですね。 読者の力量を問われるといいますか、静かな落ち着いた表現といいますか。 正直読んでてはじめはよく理解できませんでした。オメガバースものだと知って読んでるのにピンとこなくて。 和巳さんが波止を構うのや過保護なのや特別扱いなのはどうして?とか。 最後の方まで読むとやっと、和巳さんにとって波止が特別なのや惹かれてるのやらが納得できました。 また、波止が鈍…
ざくざくちゃん
前情報無しに手に取ったので、オメガバースものだと知りませんでした。 規則正しい生活を心がけている、高校教師でオメガの白根と旅行代理店との打ち合わせで高校の時の同級生・清成のお話です。懐かしい気持ちになったのもつかの間、アルファである清成に影響され、突然のヒートに襲われてしまう。白根がオメガだと知った清成は、彼の体調管理のためにある提案を持ち掛け……? オメガバースのお話ではありますが…
うーゆむ
早寝電灯先生の描く作品の中でも、柔らかな空気感が印象的でした。 いつでも健やかに眠ることが出来るって、素晴らしい事です。 不眠とまで行かなくても、スマホとかみちゃって寝落ち。おまけに部屋の消灯すらせず、煌々と明るい部屋で覚醒する午前3時半を連日やってしまう私は、眠り上手とは言えないなぁ。 上手く眠れない事が密かな悩みの小都さんが、すやすやきっちり、昼休みに眠る雨宮さんが気になっちゃうのは必然…
初読みの先生です!オムニバス形式で2CPのストーリーを交互に読んでいくスタイル。話が進むごとに彼らの関係も少しずつ変化して行って、その微妙な違いが会話から伝わって来るのがとても温かく感じました。 両CPとも「手紙」がキーワードになっていて、手紙を通しながらゆっくり関係を深めていきます。 それが両視点から読めるのでとっても心理描写が深く表されていてストーリーに入って行きやすかったです! 葉…
Orchid27
『52ヘルツの共振』柔らかい空気感とあたたかな読後感が好きで、たびたび読み返している作品です。 お互いがお互いのことを思いやり配慮しながら関係を重ねていくさま、受けの白根くんの生真面目かつきちんと言語化して思いを伝えていく様子(それゆえにたまにナチュラルに清成くんを煽ってしまっているのも良いです)、攻めの清成くんの優しさと誠意、すべてがあるべきところにある作品です。 個人的に良いなと思…
magubo
早寝電灯先生作品の感性の細やかさや繊細さが存分に発揮された一作。 受けの心理描写がなにか を含んでいるようで遠回しな表現が多くて、サラッと読むと通り過ぎてしまって迷子になる。そんな感じ。 要は、大筋は分かるけど、受けの心理の細かいところが引っかかる部分があって100%気持ちよく読み終えれなかった、ちょっと難しかったかなってそんな読後感でした。 だから、攻め視点は比較的分かりやすくて良かっ…
早寝電灯先生のオメガバース作品です。 こちらの『目眩はまどいのつがい』で個人的にテンション上がったのが、攻めである和己さんの盛り盛り設定です。 ガタイの良い髭アリ美丈夫で、どこぞでSPなどやっていてもおかしくないようなその抜群のスタイルを備えつつも職業は個人書店の店主、というそのギャップ。 穏やかそうな瞳をメガネの奥に隠しつつ、アルファとしての秘めた本能がたまに見えるさまがとても良いです…
Sakura0904
幼馴染同士で片想いから始まる作品です。早寝先生の作品は落ち着いた雰囲気も丁寧な心情描写も好きなのですが、ストーリーで掴めない部分が引っかかることがあって、今回はシノとユキの今までの関係性がそうでした。幼い時にあれだけ鮮烈な出会い方をして、お互い他に親友もいなかったのなら、毎日遊びたくなるものだと思うのですが、あえて仲良くつるんでいなかった理由がよく分かりませんでした。終盤でユキの過去の辛い経験が…
もきゅ子
とても良かった。 オメガだから人より注意しなきゃいけないことが多い現実と、だからって危険を全て避けて日常生活を諦めたくない受けの気持ちが胸に刺さった。初めはこれは流石に怖くないか…?ちょっと警戒心ないよとハラハラしてたんだけど、それを理解した上での受けのポリシーというか頑固さみたいなものを知ってハッとした。 一方アルファ側の困難と身体的症状についてもフューチャーされていて、その描写も良かっ…
CRダメ人間
オメガバースで同級生の再会もの。 タイトルから運命の番の話かと思いましたが違いました。 オメガとかアルファとか関係無いところで最初から共振していたということなのでしょうか。 互いに自分の気付かぬうち相手の支えになっている、とても素敵な関係性の二人でした。 お互いにとって良い存在であることがしっかりと伝わって来たのでとても応援しやすかったです。 作風ですが、全体的にモノローグの多い作品…