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早寝電灯
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ネタバレ
過去作「52ヘルツの共振」と同じ早寝電灯先生オリジナルの身体共鳴するオメガバ設定。 会社帰りに古書店で地震が起こり帰宅できなくなった波止が店主の和巳に助けられることから物語ははじまります。 この時から和巳は身体共鳴で波止に対して運命を感じていますが、波止は鈍感で次にバーで和巳と会っても和巳のことすら気づきません。 和巳の波止への接し方や波止を見つめる瞳、パチパチと感じる共鳴が普段の様子と…
ajara
オメガバースもいろいろ進化してきたなぁと感じた作品です。 圧倒的な力関係がついてしまうもの、という認識があったオメガバース。 そこにしっかりと焦点をあてて丁寧に描いたもの、というと伝わるでしょうか。 ほのぼのとしたパートと切ないパート、現実をつきつけられるしんどいパートがしっかりと描かれているので、 架空の設定のはずのオメガバースがすごく現実味がありました。 メインとなる二人…
さしゃん
出会った時から身体共鳴により波止がΩだという事をに気づいていた和巳さんに対して、フェロモンに鈍感で全く気づいていない波止くん αの衝動ではなく、Ωだからではなく、波止くんの相手を思いやれる性格に惹かれて、αとしての焦燥感に駆られながらも地に足をつけて波止くんに選ばれたいと想い続ける和巳さんの優しさと大人の色気が最高にかっこよかった フェロモンに鈍感で和巳さんと身体共鳴しちゃってることに…
mike0
普通って、難しいですよね。それがオメガバであればなおさら。運命の番とか、フェロモンとか、自分じゃどうしようもないところに左右されてしまう。Ωだけど少し鈍感で、普通の人間関係をひとつずつ作っていきたい受けが、とても誠実で応援したくなりました。一方の攻めも、過去の出来事で、αの本能に抗おうとしてもがいてる。強引でなく包み込むような優しさが好感度大。少しずつ距離を縮めて、自分の気持ちに問いかけながら、恋…
午後半休
アルファとオメガ両サイドが抱いている想いを、ここまで丁寧に、それでいてあたたかく紡いでくれたオメガバース作品は初めて出逢いました。私はこれまでたくさんのオメガバース作品を好んで読んできたし、それなりにオメガバースについて考えてきたつもりでした。でも私はアルファがアルファであること、オメガがオメガであることについての想いや悩みや葛藤をまだ全然理解できてなかった。この作品を読むことで、自分の中のオメガ…
藻とカレー
作家買いです。 1話目から早寝先生作品やっぱり大好きだわ~とテンション上がりながら読みました。 それがずっと続いて最後まで最高でした。 波止が周囲に恵まれていると思いながらもΩとしての生きづらさを感じている。 そこへ和巳と出会い、居場所(同じ船)を提示してもらいうれしかった。 最初から和巳がどこか様子がおかしいのが、だんだんおもしろくなってきました。 年上で大人キャラが無自覚年…
マヒロ
オメガバ設定が本当に好きで今までずいぶんたくさん読んできましたが、これほどオメガとアルファがそれぞれに抱く心の葛藤を繊細に描いた作品は初めてだなと感動。 確かにエロは少なめだけれど、そこにたどり着くまでの過程がしっかり描かれているので物足りなさはありません。(でも続編出てくれたらもちろん飛びつきます!) つよつよアルファが最初からオメガをガッツリ抱え込む系も好きですが、お互いが本能なのか自我な…
あさだ2枚
読み返すと、岸さんのやらかしっぷりが面白い。そういう読み方をする作品ではないと思うが。やらかしって書いたけど、恋する人としては割と普通の振る舞いだと思う。それをこの、ナリの大きな彼がしているというなが滑稽で愛しい。そう言い換えればこの読み方は作品の意図とあってるかもね。 バーで声かけちゃうとこ、やっぱ気づいてほしかったんだ〜〜〜とか、店のおもてにいたとこ、やっぱ会いたかったんだ〜〜〜必死じゃ…
Lily2022
これまで読んだオメガバース作品の中で断トツ好きです! ああ、自分はこんなオメガバースを待っていたんだな・・・と、ページを捲るたびに感じていました。 早寝電灯先生のオメガバースということと、試し読みでとても続きが気になったので買ったんですが、まさかこんなに感情を揺さぶられるとは・・・! 本能に流されず、ひたすら理性的に相手を想い、湧き上がる熱はグッと内に秘めて、静かに、でも確かに相手を…
ふばば
「目眩はまどいのつがい」電子限定おまけ漫画となります。 3p。 以下、内容となります。 ↓↓↓↓ 書店の定休日。 段ボールを3箱も重ねて運んでいる和巳を見て「和巳さんて力持ちだよね」と話しかける波止。 「確かに昔からよく言われましたね」 …と波止の事もひょいっと抱き上げる和巳。 「ワハハハッ アハハっ」 なんで笑う?と尋ねる和巳に、楽しいと答える波止。…