餡玉さんのレビュー一覧

本気の恋、いただきます 小説

餡玉  京一 

No Title

 ノンケ×ゲイ。年下×年上。
 ちるちるで事前調査せずあらすじだけで購入したので、勝手に年上×年下だと思い込んで読んでました。
 これは完全に自分の好みだからだと思うけど、本編読んでても攻めの方が年上だったら更に萌えたと思う。

 惣菜屋の店長をしてるゲイの受けと、執筆活動してるノンケ攻めの話。
 話が始まって序盤は、中年客による「嫁はいつもらうんだ」とか「嫁と子供に食わせたいだろう」と…

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生贄に転生したけど、美形吸血鬼様は僕の血を欲しがらない 小説

餡玉  左雨はっか 

心温まるお話。

一人称が不得手なのですが、トアの現代の言葉が共感できてニヤニヤしちゃうし途中から気にならずに夢中になりました。

トアが異世界転生した時点でバッドエンドは回避された。
番外編読んでそう感じました。
最後に穏やかで幸せな日々を過ごせるのは互いを思いやり優しい2人だから。
読書後2人が出逢えて良かったと思ったお話でした。

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生贄に転生したけど、美形吸血鬼様は僕の血を欲しがらない 小説

餡玉  左雨はっか 

自分の心で感じたことを信じて。

思わぬ事故でバッドエンドの小説へ転生。回避するために模索しながら行動しますが吸血鬼ヴァルフィリスと過ごすうちに気づいていく話とは違う人柄。噂話に左右されていたけれど自分の目で見たものを受け入れていく様子がよかった。そこから誤解を解くために奮闘する姿も切なくもあり頼もしくもありました。とても優しい愛のお話でした。

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『生贄に転生したけど、美形吸血鬼様は僕の血を欲しがらない』フェア店舗限定特典SSシート「いつか一緒に」 グッズ

いつか・・・

本品は『生贄に転生したけど、美形吸血鬼様は・・・』の
フェア店舗特典イラストカードです。

表面は中扉モノクロイラストで
裏面にある夜のお話が収録されています。

月明りの眩しい夜、
ヴァルフィリスがバルコニーで夜風に当たっていると
背中に柔らかなぬくもりを感じます。

振り返るまでもなく
匂いと気配で体温の主はわかり
腕に手を添えるとともに
ヴァルフィリスは無意識に笑み…

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生贄に転生したけど、美形吸血鬼様は僕の血を欲しがらない 小説

餡玉  左雨はっか 

物語世界に転生した意味とは?

今回は吸血鬼と物語世界に転生した元日本人のお話です。

前世で読んでいたBL小説世界の主人公となった受様が
物語と違う結末を目指し、攻様と幸せを掴むまでと
本編後の続編番外編を収録。

早くに両親を亡くした受様は
育ててくれた祖母のため高卒で就職しますが
祖母は受様が卒業するとあっけなく亡くなります。

地元の人間しかいない会社は体育会系なノリで
受様は閉塞感をうまく御せず疲…

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生贄に転生したけど、美形吸血鬼様は僕の血を欲しがらない 小説

餡玉  左雨はっか 

う、うーーーーん……

餡玉先生の『お兄ちゃんだって甘えたいわけで。』が大好きで、新刊も楽しみにしてたんですが……
残念ながら、自分の萌の琴線に触れませんでした。
何でだろう?吸血鬼BL大好きなんですけどね。
正直、転生させる必要は無かったように感じます。

と言うのも、転生前(前世)は同僚に尻を触られたり、無理矢理飲みに連れていかれたり、ホモソーシャル特有の距離感を嫌がりながらも「はは…」と愛想笑いでやり過ご…

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春告鳥は恋を運ぶ 小説

餡玉  青城硝子 

「和」の美しさ

和菓子の美味しさ、和歌の美しさをじっくり堪能できる作品だった。相変わらず文章は読みやすく、和菓子は美味しそうだし知識も増える。
年齢のせいかクリームたっぷりの洋菓子より和菓子のほうが好ましく思えるようになってきていることもあって、こういうしっとりした話はすんなり入ってくる。
苦い恋を経ての大人の恋愛という感じで甘さは控えめだけど、激しくはないがしっかりR18なシーンもあってよき。
ゆったりし…

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春告鳥は恋を運ぶ 小説

餡玉  青城硝子 

うららかな春の訪れ

社長命令で和菓子の引き取りに『満珠庵』を訪れた秘書の十織さん。でも、なぜか人気商品でお祝いの品でも
ある「紅白梅もなか」を見た途端、体調不良となり…
そして、四季折々の素敵な和菓子に思いを馳せながら、
和菓子を愛し続ける『満珠庵』社長の和音さん。
実は、お二人には繋がりが?
過去のトラウマとは?
京都の老舗和菓子屋を舞台に、和菓子と和音さんに癒されていく十織さんと、そんな十織さんから目…

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春告鳥は恋を運ぶ 小説

餡玉  青城硝子 

和菓子のように味わいが奥深い物語

和菓子のようにさっぱりとくどくなく、それでいて見せ場もキッチリ作った物語構成が素晴らしい!そこまでボリュームもないからサラサラッと読めるのに読み応えは十分。個人的には、もう少しページを増やして、2人の関係をみっちり描いても良かったかなと思います^ ^
昔の幼馴染みとの再会から始まるドラマチックなドラマにズッキュン!
十織の社長がマジでキューピット。お菓子買いに行って来いとか、コラム載せろとか。…

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春告鳥は恋を運ぶ 小説

餡玉  青城硝子 

和菓子を通じて伝える想い。

京都が舞台の同級生の再会のお話。
思いがけない再会はちょっと苦いものでした。しかしそこからの展開がとても情感豊かで心に染み入るものとなりました。和菓子を通じ四季を感じ人の心も表現していく。
藤原家隆の和歌に込められた思いを和菓子で表す。その和菓子を差し出す気持ちが優しく愛おしくまだ気づいてはいないけど心の春が近くに訪れているよと暗に伝えているようでした。
言葉だけではなく和菓子で伝えるという…

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