岩本薫さんのレビュー一覧

誘惑者の恋 小説

岩本薫  蓮川愛 

中東の描写が圧巻

前の巻でまさかの東堂お兄ちゃんだったので、ロッセリーニに出てきた和輝君は?!って思ってましたが、満を辞してこの巻に登場。
いつのまにかお兄ちゃんラブだったのですねー。男性に惹かれる素養あったって事だ!

守護者に出てきた時の和輝より、お兄ちゃんの桂一の方がクールビューティーで好みなんですが、アシュラフとの関係を考えるとあの性格で良かったのかも。
奴隷としてオークションにかけられるシーンはド…

2

共鳴熱情 オメガバース 下 小説

岩本薫  蓮川愛 

普通が普通ではない環境で生きることになった一紗

野良オメガの庇護者であるゼロのラウンジで、キャストとして働くようになった一紗。
真面目な一紗は、一般社会(ベータの社会)では普通でも、教育を受けない劣悪な環境で育った野良オメガから観たら、妬ましい存在。
ラウンジのキャスト、リカオンたちスラム育ちのオメガ三人組から執拗な虐めを受ける。
でもゼロに、出だししないで任せて欲しい、特別扱いをしないで、と断りを入れた所で、上巻は終わり。

下巻は…

4

共鳴熱情 オメガバース 下 小説

岩本薫  蓮川愛 

つがい

上巻は沁みたんだけど、下巻は王道で展開がなんとなく読めたからか、あまり盛り上がらなかったでした。ただ、あまねちゃんや長兄、三男坊が出てきて嬉しかったので、萌にしました。本編230Pほど+あとがき。

上巻で「特別扱いはやめて」と距離を置くような発言をした一紗。その通りになってちょっと寂しさを感じていたのですが、ラウンジで初めて固定客が付き・・と続きます。

下巻でご活躍な登場人物は
クロ…

3

共鳴熱情 オメガバース 上 小説

岩本薫  蓮川愛 

酷な設定

隠れオメガの主人公・遠峰一紗は、30才で初発情。
βとして育ち、美貌でもなく、体も丈夫じゃない。医師としても凡庸。
医師免許取得のためだけに生きてきたので、遊びも知らない。
真面目で面白みのない外科医・遠峰一紗が味わう過酷な運命の転機。
凄く気の毒。

遠峰一紗は、田舎生まれで、幼少時は喘息持ち。
喘息を治療してくれた老医師に憧れて、医師を目指してやっとなった外科医。

夜勤担当…

4

共鳴熱情 オメガバース 上 小説

岩本薫  蓮川愛 

引き込まれた

岩本先生×蓮川先生なのでマストバイ。面白いなあ。読みとめることができなかったです。笑うところは微塵もないお話なんですが、引き込まれちゃいました。すごい。下巻をまだ読んでいないので、萌2にしました。下巻を読むのが楽しみだ。本編270P弱。

ダウンタウンの総合病院で勤務する整形外科医の一紗(かずさ)。カンファレンス、オペ、補助、夜勤、その翌日昼まで勤務など、めちゃくちゃ激務。恋の一つもせずに30…

0

蜂蜜と眼鏡 小説

岩本薫  ウノハナ 

ギャグと思えれば。

きまじめな主人公のずれた言動に面白味を感じて笑えたり、可愛いと思えたりすれば楽しいお話なのかもしれないです。
私の好みではなくて、残念でした。
イラストは素敵です。

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B-PRINCE文庫 創刊SPECIAL BOOK グッズ

木原音瀬先生のFRAGILE番外編!

入手困難品だと思います。
木原音瀬先生のファンで特にFRAGILEがとても好きな作品なので、ちるちるさんに登録されているのを見つけた瞬間狂喜乱舞。
BLの小冊子も売ってるマニア向けの古本屋を探しまくり、見つけた時はすごくうれしかったです。
こちらの小冊子の内容はFRAGILEの物語が始まる前のお話が2ページのみ。
エッチや濃厚な心理描写はなくてかなりあっさりとした内容でした。
それでも大…

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αの花嫁 ─共鳴恋情─ コミック

岩本薫  幸村佳苗 

王道オメガバース

体から始まる王道オメガバース。
αのテンプレみたいなスパダリ攻め、Ωは強気黒髪美人。
発情から体を重ねて、しかも二人は魂の番(運命の番)
攻めは受けを気に入っている様子で、溺愛や執着攻めの気配あり、受けも絆されていく――
王道だけど、王道は皆が好きだから王道な訳で、オメガバースらしいキャラ、展開で安心感もあります。それぞれに当て馬がいるけれど、結局攻めの嫉妬も受けの嫉妬も見たいので嬉しい要…

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共鳴熱情 オメガバース 下 小説

岩本薫  蓮川愛 

安心して読める

『Ωがキャストを務める会員制のラウンジ-Ωだけどエッチ系のサービスはなし』というのは、古の腐女子の姐さま方の夢の職場なんじゃないかと思ったりしたんだけど違うかな?
この職場模様が楽しい楽しい。
一生懸命働いて自立しようとする遠峰を好ましく思いつつ、自分以外に尽くそうとすることに不快感を表すゼロ……あたし、こういうの今まで何度も何度も読みましたっ!

あ、誤解されると困るのですが、ディスって…

5

共鳴熱情 オメガバース 上 小説

岩本薫  蓮川愛 

モラリスト?

一作目の『共鳴発情』が凄く好きなんですよ。
アマネのキャラが秀逸なのと、彼が動き回る街の『スラム感』とでも言うか、饐えた下水の匂いが漂ってくる様な雰囲気がとても気に入りまして。

それと比較すると今作の世界は緩いと言いますか、ちょっとばかりリベラル感が漂っております。
ゼロと触れ合うことによってβからΩに変化してしまう遠峰の絶望感は良く解るけれど、彼は『野良オメガ』と違って国民としては認め…

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