岩本薫さんのレビュー一覧

αの花嫁 ─共鳴恋情─ コミック

岩本薫  幸村佳苗 

絵が綺麗

小説版の「共鳴発情」と似たお約束。
副題が、「超王道オメガバース」・・プライドをかけたα×α(Ω)の、運命の恋
RENTAで14巻までを購読。(調べたらシーモアが公開が速くて安かった。)
単行本化を待ったほうが財布に優しい。ほとんど一巻30頁未満で、凄く短い。

幸村佳苗さんの描写は緻密で丁寧、画風は一見笠井あゆみ先生風で、特に眼の描写が綺麗。
小説家のしっかりした筋書きに沿って、絵が…

4

碧の王子 Prince of Silva 小説

岩本薫  蓮川愛 

南米の密林で育った子

シリーズ他の作品を読まないで、単読。

南米の大財閥の跡取り息子が車両事故で死亡。
シウヴァ家の総帥・グスタヴォから、11年前に出奔した長女イネスを探して欲しいと依頼を受けた鏑木。
鏑木が、アマゾンの密林にイネスの元乳母を頼りに会いに行くと、
財閥の長女・イネスと夫もマラリアで既に死亡しており、10歳の遺児が乳母の親戚に預けられて養育されていた。名前は連。
挿絵の連はまるで、黒豹を連れ…

1

スパイシー・ショコラ ~プリティ・ベイビィズ~ 小説

岩本薫  麻々原絵里依 

~プリティ・ベイビィズ~の関連本

スパイシー・ショコラ  ~プリティ・ベイビィズ~ のタイトルの通りで、
この作品は「プリティ・ベイビィズ」の関連作品。

プロテスタント系教会の養護施設で育った享、秋守、伊吹、彼方と、
主教・凛太郎の息子・梗一。
凛太郎が引き受けた厄介事を 秘密裏に処理する裏稼業のメンバー。

メモ:
①プリティ・ベイビィズ 
 2008年6月 小説
 2011年12月30日 漫画

②ス…

0

αの花嫁 ─共鳴恋情─ コミック

岩本薫  幸村佳苗 

首藤圭騎は結構ヤバい大人である。

ああ早く一冊に纏まらないかなぁ。と、分冊版の14巻を読んだところで溜め息。
幸村佳苗先生の描く、麗しい美男と美少年の絡みに嘆息。
毎回。たった20数ページ毎に繰り広げられる、エッチの濃厚さに息を詰める。

首藤圭騎は結構ヤバい大人である。
優秀な α の名家に生まれ、首藤家の当主であり。グループを率いるCEOである。
「氷の帝王」と称される、厳つめの美形であるクールな彼は、「魂の番い」…

21

共鳴劣情 オメガバース 小説

岩本薫  蓮川愛 

ブロマンスを超えたBL感がひしひし!

刑事バディの二作目です。

一作目は二人のプロロークという感じで、
ちょっと物足りなかった感があったのですが、
今回はようやく一歩前進です。
(一歩前進するのに一巻かかりましたが!)

散々オメガという自身の枷に縛り付けられ、
苦しんで来た天音。
彼は自分だけでなく、
他のオメガの苦しみまでその背に背負い、
晴らそうともがいている。
それが生きる意味だと思っている。

5

共鳴発情 オメガバース 小説

岩本薫  蓮川愛 

ハマりました

 大ベテラン岩本先生の凸凹バディー×オメガバースもの作品で、中身はやはり王道…のストーリーでしたが、安定感があり私はハマりました。
(理由はあるものの)やさぐれた感のある天音のキャラクターが良かったです。
一応身体的には出来た2人ですが、恋人としての関係はこれから…という終わり方で続編に期待です。

刑事2人が普段意識的に抑えているとはいえ、類い稀なるフェロモンの持ち主というところも…

5

タフ4 Light My Fire 小説

岩本薫  高崎ぼすこ 

甘々

一度タガが外れたら、甘々になりましたこの2人。特に序盤から響はスパダリムーブをかましまくってて、別人のようでした。シンゴは終盤激しく甘くなって…このシリーズ、自分はラブシーンの方が面白いので有難い話ではある。

ストーリーの大筋はなんというか相変わらず悪役がお粗末でした。シンゴのことは相当追い回していたようなのに響の素性は調べてないし、拳銃持ってるなら響の足でもなんでも撃っとけばいいし、むしろ…

1

タフ3 Borderline 小説

岩本薫  高崎ぼすこ 

消毒

精液なんて確実な物証なのにシンゴ…
なんで響単独行動なの…ありえないでしょ…
と相変わらず気になることは多いしトラブルの対処方法に冷めつつも、響のシンゴに対する重い愛は好きです。

ラブシーンは面白い。出たよBLの王道!強姦された受けに消毒と称してキスする攻め!というBLあるある作品を面白がる方向で楽しんだ方がお得!
いざ、というシーンでシャツのボタンを袖まで外す描写があるのも嬉しいです…

0

タフ2 Valentine Kids 小説

岩本薫  高崎ぼすこ 

シリーズ2巻目

距離が縮まるかってたびにタイミングよく邪魔が入り、そしてまともに会話をしない響とシンゴ。しかし加害者の気持ちを被害者が慮る必要なんてないし、まともな人は強姦なんてしないぞ。

もう吉田涼子はいいよ…という気持ちになってくる。テンプレのごとき"BL作品の嫌な女"です。解決を迎えてもうんざりしてしまった…なんとも。
まともな大人同士は職場で人の前で親子喧嘩したりしないものよ。…

1

タフ1 Troublemaker 小説

岩本薫  高崎ぼすこ 

いにしえのBL感

いにしえのBLかと思ったら2006年の作品…いや、新装版になってるのかな?1999年が最初?地図を手書きでメールに添付して送るってどういうことよと思ったのだけど…ただスマホも出てきてたし修正が行き届いてないのか?こういう違和感に集中力を削がれる。

トラブルメーカーでキャンキャン騒がしい美人受けと、ねじ曲がった愛情を持つ攻めとが、互いに互いを振り回し合う…今も昔も楽しまれてるタイプの王道さです…

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