戸田環紀さんのレビュー一覧

君の瞳に愛をささやく 小説

戸田環紀  麻生ミツ晃 

大人の不器用な恋

恋人達の痛いスレ違いものであり、深い愛と再生の物語でもあります。

こちら、読み始めたら止まらなくて、一気読みしちゃいましたよ。

甘え上手な年下ワンコに、やり手ディーラーで自立した大人である受け。
序盤ですが、バーで出会った二人がその夜のうちにベッドイン、そこから、攻めのちょい強引な押しにより二人が恋人同士となると言う、やや性急な流れなんですよね。
で、上手いのが主人公の心情描写。

22

初恋にさようなら 小説

戸田環紀  小椋ムク 

丁寧な心理描写に萌える

ずっと気になっていた作品。すごく萌えました…(余韻に浸っている)

設定的に萌え満載でした。冒頭はなんだか少し読みにくいというか、うっすらと感傷的に感じる表現にゔッとなりましたが、心理描写が巧みで、ストーリーが進むにつれキュンキュンしながら読ませていただきました。作者の風景や情景描写がとても綺麗で好きです。


中学生の頃にセクシュアリティを自覚し、高校の同級生だった速水総一に10年片思…

4

竜王子の天翔ける花 小説

戸田環紀  小山田あみ 

泣けました

不憫な人生を歩んできたルカが、犬の風太と異世界へ転生されてしまうお話。今まで友人も家族にも恵まれてこなかったルカが徐々に周りに受け入れられていく姿には思わず涙が出ました。
また、攻め様の弟アーベルが話せない理由、異世界へ転生された理由を知ったときにも涙が出ました。
脇キャラたちもすごく魅力的で、もう1つの恋の行方も気になって仕方なかったです。
少し会話が不自然かな、とか、キャラの変わりように…

9

竜王子の天翔ける花 小説

戸田環紀  小山田あみ 

悲劇のヒロイン風です

作者さんのデビュー2作目で、1作目がとても好みだったため、楽しみにしてました。
孤独に生きてきた主人公が、異世界で真実の愛を掴むまでを感動的に綴った、とてもあたたかいお話でした。

で、この評価って、申し訳ないんですけど。
なんか、微妙に引っ掛かる部分だったり、違和感を覚える部分だったりが多くて、個人的に乗り切れなかったんですよね。
もちろん、私がヒネくれてるだけで、大いに萌える方もたく…

14

竜王子の天翔ける花 小説

戸田環紀  小山田あみ 

永遠の希望を感じさせる物語

優しい竜と天涯孤独な青年が織りなすラブストーリーです。
主人公・ルカの成長と召喚の謎、そして美しく強い竜たちーー
自然あふれる美しい世界観の異世界トリップファンタジーです!


うーん、あらすじ通りの展開なのですが、
その中でネタバレしちゃってるんですよね^^;
ルカが召喚された理由は、竜神への生贄でーーという所。
だけど、これ本当の真実では無いというところがポイント!
読み進め…

14

初恋にさようなら 小説

戸田環紀  小椋ムク 

誤魔化せない想いに胸アツ!!

私は年下攻めが大好きなのですが
「これだから年下攻めは!!もう!!!」と
悶えまくった作品となりました。

研修医の恵那は心根が優しく、穏やかな青年ですが
高校時代からの親友・総一へ密かに想いを寄せていました。
ある日総一から結婚すると報告を受け
覚悟していたはずなのに悲しみに襲われますが…。

片想いしていた親友が結婚して
その友人代表スピーチを任されるというのは
正直あ…

3

初恋にさようなら 小説

戸田環紀  小椋ムク 

まるで読みやすい文学作品


神経内科医の研修生恵那千尋(受け)は、10年片想いしていた速水惣一の結婚によって失恋します。結婚式を気力で乗り切った恵那は最後の挨拶で10年前の惣一そっくりの弟修司(攻め)に出会います。あまりにそっくりなので心をかき乱される恵那でしたが、会わなければ忘れるだろうと思っていました。
ある日、修司たちのの祖母が認知症の疑いで来院し図らずも再会してしまいます。その後も、トラブルに巻き込まれたときに…

5

初恋にさようなら 小説

戸田環紀  小椋ムク 

190センチ高校生攻め

研修医の恵那(受け)は、高校時代から10年間好きだった友人の結婚により失恋する。親友なので結婚式に出席し、スピーチまでこなし、心がはりさけそうなとき、友人の弟だという修司(攻め)を見て衝撃を受ける。修司は高校生だった頃の友人にそっくりだったのだ。
あまり関わらないようにしよう、と思ったのに、後日、偶然勤め先の病院で修司に再会した恵那は、その相談に乗ることで懐かれてしまうが…。


片想いの…

10

初恋にさようなら 小説

戸田環紀  小椋ムク 

攻めが愛されることを強く願った

すごくよかったです。
受け視点のお話なので、いつもなら受けに感情移入して受けがメタメタに愛されることを望むのですが、このお話では攻めが愛されることを強く願いました。初めての体験でした。
受け視点で語られていく受け(恵那)の過去の恋愛や現在の状況を鑑みると、その受けを慕う年下攻め(修司)が心底愛されることを願わずにはいられなくなるのです。
そして、あらすじにもありますが、受け(恵那)の片思いの…

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