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2/6(合計:60件)
真式マキ 葛西リカコ
碧雲
ネタバレ
絵師が、葛西リカコさんなので読んだ、初読みの作家。 2013年の作品。 文章力高い作家だと思った。 このまま芝居に使えそうなセリフが随所にあるけど、違和感ない。 受賞歴は無いようだけど、この作品はとてもおもしろかった。 ▶「ケルベロス」(ギリシャ語: Κέρβερος) ギリシャ神話、 冥府神ハデスの『地獄の番犬』 冥府の入口の兄弟犬、ケルベロスとオルトロス。性質は、主以外には凶暴…
真式マキ 亜樹良のりかず
fandesu
真式さん、好きなんだけどなぁ……亜樹良画伯のイラストも美しいし。 でも私にはダメだったんです。このお話。 酷評で申し訳ないのですけれど感想を書いておきたい。 ミステリと言ってもハードボイルド系で、謎解き要素は少ないと思うんで、犯人とか動機とかの派手なネタバレをしちゃいますがお許しください。 まず、どうもちぐはぐな感じがしたのは2人の恋愛と、操作する事件のトーンが合わないこと。 お…
ポッチ
作家買い。 真式さんて、ちょっとシリアスベースだったり切ない系のお話を多く描かれる作家さま、のイメージが個人的に強いのですが、今作品は刑事さんが主人公。ということでミステリ要素が詰まったお話でした。 主人公は刑事の一也。 正義感が強く、まっすぐで仕事熱心な彼は先輩たちからも可愛がられる好青年。 そんな彼が捜査することになったのは1件の不審死だった。その事件は練炭自殺として処…
真式マキ 心友
ふばば
タイトルや表紙のイメージだと、ほのぼの?コミカル? と思いきやの。 重哀しいベースありきの切なさのある作品でした。 主人公は町の便利屋さん・勅使河原篤(ゲイ)。 ある日、猫がいなくなってしまったので探して欲しい、とひとりの男性が事務所を訪れる。 芸能界に興味のない篤は知らなかったがこの男性は人気俳優の桐生で、その端正な顔が猫の話になると単なる親バカになる様子に惹かれるものを感じ… …
真式マキ 小山田あみ
ちゅんちゅん
16歳の時(多分)記憶を失った状態で保護され、施設で教育を受け新たな名前を貰い、曲がりなりにも社会人としてやってきていた東野京(受け)。 ある日の飲み会の帰り、チンピラ数人に絡まれている女性を助けた結果、代わりに殴る蹴るに暴行を受けてしまいます。そして気がついたら見知らぬ場所にいてもっと怪しい人間に囲まれているにいうよく分からない状況に。 その地域の管理人の代理人いう少年に助けてもらい…
ひみた
小山田あみさんの美麗すぎる表紙にずっと気になっていました。はぁ…最後までタイトルも中国読みも覚えられなかったし、説明に次ぐ説明で熱くなれませんでした。 平社員の京が雑多中華風な異世界トリップしたら、10年越しの再会だと長髪美形貴族から熱烈な歓迎を受けるお話。 この長髪貴族は麗静といい、普段は人間味の薄いクールな人間なのに、側近曰く京(廉と呼ばれる)に対しては 「時々こっそりさみしそうにし…
こひしゅが
見開き? のイラストからしてえろい。好みすぎる。 わーい攻め視点だー! と思ったらすぐ攻め視点終わっちゃった。最初の数ページだけで、あとは最後までずっと受け視点です。 ちるちるのキャラ説明を見てて、経済ヤクザってなんぞやwって思ってたら、フロント企業を仕切って組の稼ぎにする役割らしい。(それでも珍紛漢紛) 彰が人に期待や信用をしなくなった、トラウマになった原因の描写が痛い。…
真式マキ minato.Bob
丸木文華さん「言いなり」と同じイラストレーターさん。ノンケが堕ちる中編だったので読んでみました。 冒頭からいきなり剃毛と下着無し出勤。その後放置して焦らすなど、プレイはテンポ良く進み楽しめます。私はノンケが戸惑いつつも抗えなくなっていく様子が好きなのですが、調教ほぼ完了から描かれるのでちょっと残念でした。 健全に先輩後輩として仕事をしていたところ、攻めの嫉妬を買い犯される、というのは相当な憎悪…
えだまめ子
ノーマルだった小早川が、最初は強姦され動画を元に脅され無理強いだったのに、身体を慣らされた戸惑い、朝倉の手を待ち望むようになっている様子が書かれています。 少し攻めの命令口調がぎこちない気がした。 [以下ラストのネタバレになります] きっかけが唐突に感じたけど、あれで激怒するほど朝倉は小早川のことが強く好きだったんだなと思う。 そんな好きなら言えよと思ったけど、小早川は…
今まで生きてきて読んだ小説の中で3本の指に入るほど気に入った作品です。 もう1位かもしれない。 葛西リカコさんの美しいイラスト・キャラデザもあって、相互効果で優勝してる。 受けの描写で女を思わせるような容姿やらが苦手なため、ちゃんと男らしい言動、描写なのも好みだった。 最初のみ攻め目線からスタートし、その後は受け目線。 初見ではその攻め目線での濡れ場が、何が何だかわからず読み進め…