高橋秀武さんのレビュー一覧

雪と松(3) コミック

高橋秀武 

幸せに満ちた二人を堪能

1・2巻とはうって変わってすごく幸せそうな二人を見ることが出来ました!!
初っ端の第八夜から、二人がかわいいことかわいいこと♪
今までの暗い背景や悲しい思いからのお話じゃなくて完全にバカップルの勢いになってました(笑)

そしてなにより兄貴が・・・かっこよくなられて///
佐吉が鯛もってあいさつに来たときはキュンッキュンでしたね!
結果はまぁどんまいでしたが、去り際の佐吉に胸がキュンっ…

3

雪と松(3) コミック

高橋秀武 

優しさがにじむ

表紙の、桜舞い散る中で嬉し恥ずかしの追いかけっこをしているような雪と先生の姿。
こちらに象徴されているかのように、第一部完結と謳われた本作は、前2作の触れなば斬らんという空気感は薄れ、好き合って暮らしを共にする2人の甘い日常が描かれています。
先生が女郎屋で女を抱いたのでは?とヤキモチを焼く雪。
佐吉が現れ、雪の心がぐらつくのでは?と怖れる先生。
佐吉よりも自分を選んでくれたと喜ぶもつかの…

4

雪と松(3) コミック

高橋秀武 

1、2巻で描き切ってしまったのかな・・・という印象拭えず。

1巻も2巻も迷わず神評価だった本作、ついに完結ということで楽しみにしていました。

が、率直な感想は・・・
無理やり引き伸ばしたかな?という印象の最終巻でした。。
どのお話も無理やり捻り出して描いたような感じで1、2巻のようなグッとくるエピソードが無いし、萌えるエピソードもあんまりだし、描き下ろしはちょっとビックリ・・・
このお話をそう着地させてしまいますか、という終わり方でした。
ハ…

3

雪と松(3) コミック

高橋秀武 

深い愛が描かれる最後に泣いた

発売予定の表紙を見て、びっくりしてました。
この「ほら、私をつかまえてみてごらんなさい〜☆」というセリフしか当てはめられないようなきゃっきゃウフフ♡状態の二人はなんだろう?と。
幸せそうで何よりでございます、おめでとうございます、という言葉を送りたくなるようなラブラブ感(死語)いっぱいのこの表紙。

完結編であるこの一冊は中身もそういうもので詰まってました。
先生と雪だけではなく、脇役も…

10

スティグマタ―愛痕― コミック

高橋秀武 

ドットブルームさんありがとう!!

元々はヤンジャンで青年漫画として連載され、残念ながら1巻で打ち切りになってしまっていた本作、本日発売の『.Bloom』で“BL漫画として”連載再開です\(^o^)/
タイトルは「スティグマタ─聖痕捜査─」改め、「スティグマタ―愛痕―」。
太っ腹なことにその第1話、単話版で無料配信されていますので気になっている方はぜひ〜!
仕切り直して再スタートされているので、今作から読み始めても問題なく読め…

7

雪と松(2) コミック

高橋秀武 

面白さが加速!

これはもう神評価しかない。
1巻は、当初連載で追いかけていたこともあり、各話読み切りのような感じでしたが、2巻にいたって、読者の心をわしづかみにするようにどんどんお話が深く、そして盛り上がってきました。

なれそめ編といった風情の1巻から、2巻は、雪、松それぞれの生い立ち、業が明かされていく展開。二人が親密に、そしてお互いかけがえのない関係になっていくにつれ、それぞれの思いや今に至るまでの自…

1

雪と松(1) コミック

高橋秀武 

時代劇人情もの

女郎部屋出身でヤクザだった雪が怪我して倒れているところを、村はずれの医者、松が助けるというところから始まる物語。
高橋秀武さんを読んだのはこれが初めてだったので、独特な絵だなあと思って読んでいました。強弱のある線が時代劇にぴったり。

松も元流れ者のようで、今は江戸から遠い村で医者をしている。助けた雪は男性ながらなまめかしく美人。じきに関係する仲に。

最初、松は雪に「金になるから骸を持…

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非BL作品

スティグマタ─聖痕捜査─ 1 非BL コミック

高橋秀武 

バディもの

「雪と松」から入ったクチですが、こちら非BLといっても作者さんが腐女子と言っておられるだけあって、そんな雰囲気がじわじわと感じられる良作です。

スティグマとは、殺された人の魂に感応する特異体質で、これを活かした特殊捜査班のコンビが主人公。特異体質を持つ朝木(美人の方)と、感情がないというクールな黒岩。特殊捜査班で、トクボウを彷彿とさせる設定ですが、お話運びのテイストは全然違っていて、あちらが…

1

雪と松(2) コミック

高橋秀武 

佐吉ありきの今の雪の幸せ

 やっぱり佐吉と雪の話も好きだなぁ、と感じました。狡猾で強かな男として描かれてきた佐吉ですが、ちゃんと雪への情はあって、あくまで雪と共にいる将来を見据えていたと知り、哀愁漂う彼の独白に同情を誘われました。雪も雪で、お茶屋に遊びに来た数ある男達の中でたまたま佐吉に着いていったわけではなく、彼の男らしさに惚れてしっかり彼を想い続けていたんですね。一緒にヤクザをやっていた頃の2人は間違いなくお互いを好い…

2

雪と松(1) コミック

高橋秀武 

佐吉も結構好き

 色気と漢気が濃密に混ざり合った雰囲気の作品でした。着物の裾のはだけた部分から覗く、むっちりとした生白い脚がたまらないですね。脚と脚が絡み合う様や、相手の股間に顔を埋める様など、濡れ場の1つひとつの動作の描き方が非常に生々しくて魅了されました。

 もちろん見所は濡れ場だけではありません。受けの雪が元ヤクザなので刃傷沙汰も多く、ハードな要素も含んでいる作品です。でも、ただただ血を流すわけではな…

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