みみみ。
やっぱり佐吉と雪の話も好きだなぁ、と感じました。狡猾で強かな男として描かれてきた佐吉ですが、ちゃんと雪への情はあって、あくまで雪と共にいる将来を見据えていたと知り、哀愁漂う彼の独白に同情を誘われました。雪も雪で、お茶屋に遊びに来た数ある男達の中でたまたま佐吉に着いていったわけではなく、彼の男らしさに惚れてしっかり彼を想い続けていたんですね。一緒にヤクザをやっていた頃の2人は間違いなくお互いを好い…
色気と漢気が濃密に混ざり合った雰囲気の作品でした。着物の裾のはだけた部分から覗く、むっちりとした生白い脚がたまらないですね。脚と脚が絡み合う様や、相手の股間に顔を埋める様など、濡れ場の1つひとつの動作の描き方が非常に生々しくて魅了されました。
もちろん見所は濡れ場だけではありません。受けの雪が元ヤクザなので刃傷沙汰も多く、ハードな要素も含んでいる作品です。でも、ただただ血を流すわけではな…