フランク
あらすじやタイトル、表紙からとても切ない系のストーリーなのかなと思いましたが、そこは文川先生、ギャグ要素も散りばめながら良い意味でさらっと読める純愛物語を描かれていました。名取がいつも目で追っている様子から、白石が彼の想い人を察するのですが、実は正解は想像していた人物のいつも隣にいる方だったと判明した時は「あ、そっち!?」と思わず笑ってしまいました。笑えるポイントも織り交ぜながら、テンポ良く進み…
オムニバスですが、それぞれ萌えポイントをしっかり押さえて描かれていて濃いなぁという印象を受けました。エロも濃いのですが、ストーリー性も蔑ろにされておらず、どれも読み応えがありました。表題作はゲイでタチ役しかやってこなかった榛名を突き崩したいと思った岡田が、押したり引いたりの絶妙な駆け引きを仕掛けて榛名を抱くことに成功する話です。タチ専がネコに変わる瞬間というのはやはり最高ですね。榛名の濡れ場での…