華宗。
うーん。同時に発行された「ちかちゃんと!」の方が断然面白い!と思ったので、なんだかなぁ。もちろん、「ちかちゃんと!」の方はまだ始まったばかりで、続きを待たないとどう転ぶのかわからないし、本作品は完結しているので、比べるのはどうかとも思うのですが。
『匂いフェチ』の男子高校生、平が、その想い出と共に辿り当てた想いびとの匂いとは? たまたま、美里のジャージを借り着していた広海に平は恋をしてしまう。こ…
ちょっとこれは驚かされました。
初恋の傷の疼き、や痛みを想起させる表紙じゃないですか。あらすじもそうですし。それがこんなにも丁寧に描かれて行くとは思ってもみませんでした。普通の、ちょっとカッコよくて、頭も良くて。女子にもそれなりにモテて、気のいい友人達に囲まれている高校2年生の要。ただ、友人達にも明らかにはしていなかった秘密。彼はゲイだった。何となく見ていた数学教師の名取もそうなのだと気付いた彼…
素直に生きてさえいれば、いつか王子様が。っていう、言わばシンデレラ・ストーリー。
ちょっと冬島の嗜虐心が過ぎるのでは? とも思いますが。まぁ、太一が幸せなら何も言うことはございません。文川じみ先生の描く受けは大抵その天然さで攻めをガンガン煽ってくるのですが、その天然さが突き抜けたお馬鹿っていう。いや、太一には楽して何とかやり過ごしたいっていうそういうズルい(ズル賢くは無い、何たってバカだから。)…
ちるちるさんの記事を読んでいて、あー持ってたな、と思い出して読み返してみました。私は文川じみ先生の作品の中では「あさってにキス」が今のところ一番好きなんですが、それが初読みでして。この「イヤよイヤよも?」を初めて読んだ時は、幾分驚きもし、少しガッカリもしたものです。「なんか、違う…。」と。ちるちるさんの作成したステークホルダーで部屋が違っているのを見て、なるほどなぁ〜と思いました。さらに「カメレオ…