ぷーちる
幼なじみ同士の漫画家の絃とその編集者の悠真
悠真は絃を外に出ないように監禁し、嘘をつき続けるけど、一方的な監禁ものではなく絃も喜んで受け入れている共依存物。
悠真の執着は恐ろしいものがあるけれど、本当に怖いのは絃のほうだったりするかもなぁ。お互いがお互いしか見て欲しくないという欲求が強くて、歪んでしまっての監禁。
最初は悠真が首を絞めたり、少し手荒な扱いで閉じ込めるので絃が可愛そうに見え…
村を災いから守るため決まった一族の長男同士が、年に一度婚姻し、セックスをするというお話。
漫画ならではの設定だな〜軽く読めそうなお話かな、と思っていましたが、なかなか切なさもあり、まさかの当て馬も登場の練られたお話でした。
中でも3話目の、主人公たちのお父さん達の話が好きでした!結局、2人は跡取りをつくるため女の人とそれぞれ結婚するのだけれど…切ない(;_;)
けど、最後の大人になってか…
祭りしかイベントの無い、旧い因習を守って来た村で育った稲荷の血筋、九朗と幼馴染で一尾家の彼方。村を厄災から護る為、2人は祭りの日に結ばれると決められている。
親同士というよりも、村ぐるみで決められた許婚。2人は心の底から愛し合っているが為に、因習で結ばれる事に葛藤していた。
村で大切にされ、自由に生きている狐たちの言葉が解る九朗は、この因習が意味の無い事に早くから気付いていた。結ばれる事が肝心…