松基羊さんのレビュー一覧

呪いと契約した君へ 小説

栗城偲  松基羊 

個人的〝萌えシチュエーション〟の宝庫

猛暑でヘトヘトの中、萌えて涼しくなれるホラーBLを求めて購入しましたが、邪神や因習に囚われた〝オカルトBL〟で大満足な一冊でした。
民俗学者の攻め・乾と共に、幼い頃より祓魔師として育てられた受け・愁と、育て親である神社に隠された秘密を暴いていく謎解き展開が面白くて一気に読み!

主人公である愁の生い立ちが不憫で可哀想なんですが、フェチ多めなシチュエーションに性癖を擽られました。

まず、…

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パパは先生と×××シたい。 コミック

松基羊 

同時収録がとてもおすすめです

同時収録の「君にかけて落ちる」が良作すぎました。
デビュー作で、これほど心揺さぶる表情を描かれるなんて、凄まじい先生だなと思いました。
特に、伴蔵の、海での章吉を見つめる、表情が最高でした。
このワンカットだけでも、このストーリーを読む価値が詰まってます。
本当に素敵な表情で、これまでの一途な伴蔵の思いが、やっと報われたんだなぁと思うと、じーんとしました。
本当によかった!!

この…

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ひとりで夜は越えられない【20P小冊子】 コミック

松基羊 

どうか二人で幸せに…

原作が面白かったので、アニメイト小冊子の電子化ということで読んでみました。
本編ラストで二人がアメリカに渡った、その後のお話。表紙等含めて全20ページ。

アメリカで暮らしている二人。
戦後なので当然ゲイであることは隠している。
女の子にモテているジムを見かけた征が、焼きもちからジムを誘って…というお話。

ジムが征にキスされてるだけで、トロンとしちゃうのエロくて可愛いです♡

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ひとりで夜は越えられない コミック

松基羊 

No Title

戦後の日本が舞台のお話。
主人公が戦争で友人を失っていたり、PTSDを患っていたり、同性愛が禁止されていたり、取り扱っている要素は重たいのですが、それほど重たさを感じることの無いままサラッと読み終えてしまいました。
そういったギャップが魅力の作品も存在するのですが、この作品はもっと重たさを感じながら読みたかったなと思います。
設定的にも色々と気になるところはありましたが、それよりもタイトルに…

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ひとりで夜は越えられない コミック

松基羊 

子供見たい泣いちゃった

本当の出来事と時系列凄くうまく絡み合って、当時の人付き合いと価値観、家族関係、人間関係が良く描けます。話の空気から絶対どこかに「穴、洞窟」が来るのかなって思ってたらから涙の準備はしていたけど・・ひらいしんに吸い込まれた雷見たいに自分を3回も泣かした。まじで、枕がびっしょりになちゃったwジムくんまじでイケメンで優しすぎる!歴史系、イケメンが好きな人におすすめしたいBL!まぁ、自分みたいに大人になって…

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Revenge ~ヤキモチ妬いたらダメですか?~ コミック

松基羊 

可愛かった

表紙とタイトルから暗い話を想像しましたが、既に出来上がっているカップル(マネージャー×俳優)のイチャイチャ短編でした。
ナンバリングされていますが、一話完結でもイチャイチャカップルものとして綺麗に纏まっており、問題なく読むことが出来ました。

リベンジ要素は特にありません。ほぼイチャついているだけです(笑)
前日譚にあたる同人誌が副題なしの同タイトルなので、そちらがリベンジ的な内容だったの…

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ひとりで夜は越えられない【20P小冊子】 コミック

松基羊 

小冊子配信…!嬉しいーーー(≧▽≦)‼

アニメイト小冊子の配信版です
渡米した後の2人の様子が描かれています

20ページなのでギッシリ詰まった内容という訳ではないのですがそこが寧ろイイというか、、、続編を読みたくなる…!というか、、、
一言で言えば読めて良かった♡小冊子!!

更にもう一言付け加えるなら更にその後が気になる小冊子!!
です٩(♡ε♡ )۶

この時代のクリスチャンで軍人で、、、そんなジムが独り身に周囲…

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ひとりで夜は越えられない コミック

松基羊 

戦後の禁断の恋が美しく描かれる

ずっと気になっていた作品。アワードもランクインしましたね。やっと読んでみました。初読み作家様です。
実は連載中に、うっかり4〜5話あたりをチラっと読んでしまい、ちょっと重たそう…と思って、なかなか単行本を読めないでいました。

読み始めてみると、戦後日本の少々仄暗い雰囲気を漂わせつつも、征四郎のサバサバした男前な性格や、ジムの健気なワンコの可愛さ、テンポ良く進むストーリー、あと少しのコミカル…

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ひとりで夜は越えられない【20P小冊子】 コミック

松基羊 

大人の嫉妬は容赦ない

本編後のお話。アメリカで居を構えるジムと征四郎のアフターストーリーです。
仕事や近所付き合いにと、アメリカの地に馴染む2人の日常の姿を見てなんだかんだで嬉しくなりました。とても仲良く過ごしてるようで何よりです。

しかししかし。ジムに野菜を持っていく口実で、ホリデーのお誘いをする少女の姿に少しだけ緊張感が走りました。
彼女の名はアンナ。そばかすがキュートな可愛らしい少女です。
カッコよく…

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パパは先生と×××シたい。 コミック

松基羊 

いつもながら短編集とは思えない

松基羊さんの短編はいつもキャラも内容もとても好きで、でもこれはなんとなく表紙で嫌厭していたのですが、保育士と夜の仕事の男のお話はちょっとだけピュアさもあって大人として子供を守ろうとしてるのは良かった!
一番良かったのは高校生のかけおち話で、所持金少なくて山やカラオケに行ったり、実は好きだと告白したり、で頭の中彼でいっぱいになったり、読んでて短編を感じなかった、これがデビュー作だなんて凄い。見つめ…

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