はねっかえりのりーさん
この言葉が、翔太の全部を物語ってる。
ほんっとにいい子。
残念でしたもう遅いです〜〜〜!!
そう言って、その後陽に本気で怒った翔太の素直で真っ直ぐで眩しくて、怖いくらい純粋で、柔らかい部分。
そこに触れて、ずっと頑なで逃げて諦めて一歩引いて大人っぽく振舞ってきた陽が少しずつ変化する過程が、すごく優しい物語でした。
10代の、世界が周りの一言で一瞬で翻ってしまう不安定で爆発的な…
萌2に近い萌評価。久々に読んだitz先生の作品でしたが、やはり青春ものは先生のタッチにとても合っていますね。イケメンなのにどこか抜けている感じがして憎めない翔太が可愛らしかったです。対する陽は、カミングアウトをしたことで友人を失った経験があり、翔太に惹かれていくにつれ、もう二度とあんな想いをしたくない、させたくないという気持ちが強まっていく。この年頃の子にとっては深い傷だと思います。
陽…