笠井あゆみさんのレビュー一覧

白雪姫の息子 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

兄弟物としては全然いいが、、、

ちゃんと兄弟愛を表してる兄弟作品が好きで、その意味で弟を自分の手で育って溺愛するエピソードがとても萌えると思うし、魔女の呪いとか童話の色が濃く作品でもあり、そういう部分が普通に好きです。先にブライトプリズンを読んだので、ちょっと常盤と薔のことも重なって愛らしい部分も感じます。

だが、気持ち悪いいらない要素にはどうだろうと思う。
作品の冒頭でのエルフの育ち方に吐き気しかなかった、そんな設定一…

1

オトコの花道 コミック

笠井あゆみ 

絵にそぐわないコメディだった

Amazonで中古本を購入。これは、紙版のほうがきっと、味わいを楽しめます。

本当に面白かった。爆笑の連続、頁をめくる都度の爆笑(殆ど4コマ漫画だから)
作品は、年代バラバラ、いずれも古いものです。
端麗な表紙やイラストを作画される笠井あゆみさんに抱いていたイメージが、ガラガラと崩れる、壮絶なコメディでした。
ド根性カエルのパロディとか、もう、色々・・。
titleの「オトコの花道」…

4

恋する狐 -眷愛隷属- 小説

夜光花  笠井あゆみ 

有生…っっっ!!!(言葉にならないっ!)

そう!!これが読みたかったんだよぉぉ〜!!!と心の底から叫んだ今作。

もう〜、最高!!!
有生が……

あ の 有生が…っっ!!!!

そこかしこでデレとる……!!
デレ炸裂しとる!!!!

もう何度読みながら、ゆ、ゆ、有生…っっっ!!!(言葉にならないっ!)となったことか。

有生……お前のお口は憎まれ口を叩くだけではなく、「好きだよ」って言えるんだね!!言えるようにな…

11

アフェア ~人でなしの恋~ 小説

丸木文華  笠井あゆみ 

止められない恋心に読む手が止まらない!

読後の全力疾走感…
「鬼子の夢」「義父」「ふたご」など、濃厚な世界観とエロと簡潔なタイトルの丸木作品、読み終えるたびにこれ以上濃い作品は無いのではないかと思うのですがまたしても夢中になれる(個人的なツボも含め)作品が読めて感激と興奮です。

初対面のときの、“胸の底に溜まるような品のある甘い香り”という表現が素敵です。
友哉がどこから見ても完璧に好みの絢斗に一目惚れして、今まで積み上げた「…

6

きつねに嫁入り -眷愛隷属- 小説

夜光花  笠井あゆみ 

紙本なかなか手に入らなかった。

通販で注文してから手配中が長かった。やっと手に入れました!嬉しい。
どうしても順番に読みたくて、電子書籍を先に購入しました。
他の巻を紙本で揃えたのでどうしても欲しくて。この巻が本当に品薄状態の様です。
で、手に入れたのでまた最初から読みました。

もう最初から有生が一目惚れしてるのが読む側にはバレバレです。
慶次が迂闊すぎてイライラしましたけど、このアホっ子だから有生と上手く付き合っ…

2

花吸い鳥は高音で囀る 小説

中原一也  笠井あゆみ 

表紙絵がとても綺麗

目白、鳥のメジロではなく、鳥人の「眼白」のお話。

繊細で丁寧なタッチの笠井あゆみさんの表紙がとても綺麗で、目を引く本です。笠井あゆみさんの表紙が付くだけで、ひょっとしたら売り上げが上がるんじゃないのかな?本の内容が一目でわかる構成の絵は何時もスゴイと思う。

「眼白」という鳥人は、遺伝子組み換えで生まれたデザインベビーと考えたらいいのかな。他に無いオモシロイ設定のSFサスペンスで、惹きこ…

1

アルファの耽溺~パブリックスクールの恋~ 小説

ゆりの菜櫻  笠井あゆみ 

ほほう

甘い。
本編は2人の間が甘くて美味しかった。

アシュレイが由葵を大事に大事にしていて、周りからすれば溺愛どころか宝物のようにしているのが明らかなのにね。
由葵が強気で負けず嫌いではあるけど、アシュレイの自分への優しさに自惚れたりはしないからイライラせずに読めました。
由葵が鈍いからすれ違ってしまうんですけどね。そこがいいのよね。

ただ、エピローグが本編からいきなり10年後?
い…

0

熱砂と月のマジュヌーン 小説

木原音瀬  笠井あゆみ 

すみません、好きです

木原作品3作目にして、1番好きでした。
美しいこと、アオイトリの次にこの作品。
引き込まれるんだけど、ずーっとしんどい気持ちで読み続けないといけないのが苦行。で、最後まで読んでもスッキリせず悶々とした読後感。
考えさせられる。

それが、こちらの作品は読み終わって
間違いなく好き!と言える作品でした。
ただし、読者は選ぶ。
誰もが面白い作品ではない。
舞台はアラブお金持ちの子だっ…

2

鬼子の夢 小説

丸木文華  笠井あゆみ 

神評価でなく鬼評価

自分でも驚くほどもの凄い速度で読破しました。
丸木先生の作品は、世界観のつくりだけでなく物事の因果や説得力がしっかりしていてどっぷりと浸かれ読み応えが半端ないです。想像しやすいので読むのが遅い私には助かります。

物語は15の与六が、殿の玩具に売られる前夜森に逃げるところから始ります。その掴みからしてグッときました。
助けてくれた佐助と徐々に思いを交わし超濃密になっていくのも、そこから酷い…

10

忍姦~蜜戯の策~ 小説

丸木文華  笠井あゆみ 

岡山県が舞台「武将と忍者」の命をかけた恋愛

猛将・平蔵x屋敷で働く凛
(凛=凛太郎は美貌の少年忍者、くノ一の修練も受けている)
titleと笠井あゆみさんの表紙が凄く淫靡だけど、中身はまともな純愛物語。
鬼子と同じでこれも岡山県が舞台。

著者ブログによると「戦国時代が舞台の命をかけた恋愛」武将と忍者の純愛(https://bit.ly/2HMDgTJ)
もう一つ、戦国ものがあって「情恋~乱世の蜜華~」こちらは、殿x殿。東北。

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