笠井あゆみさんのレビュー一覧

黄金の皇帝と白銀の皇妃の純愛 小説

深月ハルカ  笠井あゆみ 

不思議世界

深月先生の過去に読んだ作品も確かファンタジー、不思議設定いっぱいだった記憶。当作もモリモリファンタジーでした。二人の恋心云々より、設定についていくのにあっぷあっぷしたので萌どまりでした。読み応えたっぷり2段組の本編250Pほど+あとがき。

メフ・ルダート帝国の皇位継承権第二位のニルファは銀髪ロン毛のスレンダー学者肌。自分より皇位継承権第三位のイシュクの方がずっと皇帝に適任と考えていますが、甘…

4

恋する狐 -眷愛隷属- 小説

夜光花  笠井あゆみ 

も、萌えた〜〜〜!!

眷愛隷属シリーズも早5作目。
続きが楽しみな夜光花先生作品のひとつです。
手に取ってまず、笠井あゆみ先生のカバーイラストの可愛らしさにやられ、読み進めてメイン2人の初々しさと可愛らしさにやられ…
1作目から追っていると、やっとこの2人の「身体に気持ちが追いついた」お話が読めることが嬉しくてたまらないんだなあ…!

前作で恋人同士となった2人を見て、ああぁ〜!次!次が早く読みたい!となって…

6

処女執事~the virgin-butler~ 小説

沙野風結子  笠井あゆみ 

マスターピース

名作の呼び声高い本作、ずっと気になってはいたのですが、
表紙の迫力と”処女執事って(??)”な戸惑いから読めずにいたのですが…、沙野先生、天才ですか?っていう感動とともに、やっと読了しました。まさしく傑作ですね。読めてよかったです!

カズオ・イシグロの”わたしを離さないで”を想起させられました。BL版のノーベル文学賞レベルの内容です…。根幹にあるのがラブストーリーなので、めちゃくちゃ重いモ…

6

恋する狐 -眷愛隷属- 小説

夜光花  笠井あゆみ 

シリーズなのに最高でしょ

シリーズ5作目。前作の有生がめっちゃ好きだったので続けて買ってみたのですが。なんで続いているのに、面白さが増すんでしょう?すっごい面白い。休日の気分転換に最高でした。これ単独読みは無理です&まだ続くだろ→くっそ可愛い駄々っ子有生を今のうちに!是非1作目から!

うきうき免許とって、めでたく有生とお伊勢さんで初デート!だったのですが、願い事したら「試練を乗り越えたら」とのお言葉。神様お仕事早い早…

9

拝啓、百年先の世界のあなたへ 小説

中原一也  笠井あゆみ 

時間と記憶を閉じこめた、宝石のような手記

先生初の一人称小説

でもこれは繊細で臆病で頑固な作家、なつめの、二度と戻らない人生最良の日々の眩しさを綴った手記なのです

彼の言葉、語彙で書かれているからこそ、未来からやって来たアンドロイドとの恋に戸惑い、怯え、喜びに花開いてゆく感情の揺れが、切実に伝わってくる

その小さな奇跡が遥か過去のものだと、タイトルから読者はすでに知っていて、物語の終わりを見届けるためにページをめくってゆ…

13

拝啓、百年先の世界のあなたへ 小説

中原一也  笠井あゆみ 

生きることは忘却

先生買い。良いお話です。(ただどうしても苦手なところがあったので、悔しいのですが萌にいたしました)最後の数ページにあるいくつかの言葉は、本当に心に沁みるものでした。私の苦手なところは割合特異なポイントなので、是非手に取ってお読みいただければと思います。本編277P+あとがき。

アルバイトで生計をたてているなつめが、夏の暑い日、帰宅し家の空気を入れ替えようとした時に、家の中に突如現れた、白いス…

6

スクランブルメソッド 小説

谷崎泉  笠井あゆみ 

盛り上がりに欠ける…

 谷崎先生の本にしては、珍しくハマれませんでした。
下巻を読む気力が出ません。。

 メインの久嶋と音喜多の掛け合いは、キャラクター性が出ていて面白かったですが、事件の一つ一つが内容が薄く、拍子抜けしました。
FBIの捜査アドバイザー?若干25歳で博士号三つを持ち、教授職につく大天才?
残念ながら素人探偵の域を出ません。リアリティがなさ過ぎる。。ライトノベルではこれで良いのかもしれません…

1

恋する狐 -眷愛隷属- 小説

夜光花  笠井あゆみ 

君らどんだけラブラブやねん

と、二人の頭頂をハリセンではたきたいくらいにラブい最新刊をありがとうございます夜光花さん。はぁはぁ。

今回は敵対する井伊家絡みの本筋は一旦小休憩。慶ちゃんと子狸ちゃんの討魔師レベルぷちアップ、並びに、出来立てほやほやカップルのほやほや加減に脳細胞が死滅しそうなほどあてられまくる箸休め的な5冊目です。はぁはぁ。
夜光花作品は網羅してますが、ストーリー的な意味で一番好きなのは他作品としても、カ…

16

拝啓、百年先の世界のあなたへ 小説

中原一也  笠井あゆみ 

下半期ベスト5に入る作品

ちょっと、言葉が出ません。
あまりに素晴らしくて。
あたたかくて、優しくて、胸がいっぱいになる作品でした。
多くの方に読んでいただきたい。
本当に読んで良かったと思った作品のひとつになりました。

小説家として駆け出したものの、心半ばで自信をなくし、筆を折っていたなつめ。
時が止まったようだったなつめの人生を動かした、なつめの子孫の手によって未来から転送されて来た、アンドロイドのキー…

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拝啓、百年先の世界のあなたへ 小説

中原一也  笠井あゆみ 

中原先生の人柄がしのばれる、愛情あふれた神作品。

作家買い。
作家買いですが、笠井さんが挿絵を担当されているということでテンションMAX。発売を心待ちにしていました。

主人公は小説が好きで、作家を目指していたなつめ。
が、とあることをきっかけに、作家の道を断念しバイトで食いつなぐ日々。

そんなある日、彼のもとに見目麗しい金髪碧眼の青年が訪れる。彼の名はキース。アンドロイドだという。彼はなつめのサポートをするために未来からやってきた…

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