笠井あゆみさんのレビュー一覧

春淫狩り ―パブリックスクールの獣― 小説

高月紅葉  笠井あゆみ 

パブリックスクールで英國紳士ですよ( つ▽<〃)

この題名に、笠井先生のエロ度満点の表紙。
そりゃ、えろいのを想像しちゃいますよ。
いやいや、めっちゃ純愛やんけ~(≧∇≦)


『英国紳士養成所』とも呼ばれるパブリックスクール。
受け様は、副生徒代表の優美な麗人ローレンス。
攻め様は、生徒代表の美丈夫なクリフォード。
共に由緒正しい英国貴族の出身で、貴族としての矜恃を持つ2人。

ローレンスに執着しているビリーの罠にはまり、秘…

1

あの夏から戻れない 小説

宮緒葵  笠井あゆみ 

民話調・異世界転移物語

電子版。
あとがきを先に読まないほうが良いです。全部わかっちゃう。
こういう展開を良く思いつくものだと、感心しながら読みました。
著者さん、天才。

異界とつながる山の沼、
不変を好まないナニカの意思で造られている異世界は、時間の流れが異なる。

行方不明になった幼馴染、柊を探して10年間ずっと山に行く夏生。
ある年その沼に、死んだばかりの行方不明者の遺体が浮かぶ。
でも、柊の…

8

あの夏から戻れない 小説

宮緒葵  笠井あゆみ 

真夏の執着溺愛攻め

執着攻によるネチこいエロを笠井先生の挿絵で堪能できる神タッグな作品ですが、萌と期待しすぎてたホラーみがもうちょっとほしかったな~の評価です。挿絵(白抜きの)の多さは期待以上でした!

最終的にはSFオチ?、ややこしい部分が理解しきれてないかも~な気分で読了しました。が、確かに、”ほのぼの”ではあります。もし、これから購入しようかな~の方は、コミコミさんの小冊子がめちゃくちゃ”ほのぼの”(エロな…

12

気難しい王子に捧げる寓話 小説

小中大豆  笠井あゆみ 

一気に読んでしまった…!

作家様買いです。
おとぎ話のようなお話で、一気に引き込まれて最後まで読みました。

エセルというルスキニア王国の王太子がいるのですが
その王太子がわがまま放題ですごいんですよ。
エセルは孤独で、そんなエセルの味方は子爵のオズワルドだけで
エセルも可哀想っちゃ可哀想なんですね。

そんなわがまま放題のエセルは
ある日謎めいた老人に過去、現在、未来が見える鏡を見せられます。
そのこ…

3

「あの夏から戻れない」コミコミ特典SS小冊子「呪い、あるいは祝福」 グッズ

おだまき様の呪い?祝福?

本編終了後の夏生視点のお話。

柊は10年の時を経て現代に戻ってきたけど、
きっと馴染むのに苦労するから自分が支えてあげないと…と思う夏生。
でも柊はー…。


柊の主観では15年も昭和初期のようなところで過ごしてたので
そりゃ夏生も心配になるよな…と思いましたが
当の柊はすごく逞しくてびっくりしました。
まさかの仮想通貨w
それだけではなく最新の調理家電を巧みに操る柊。

2

あの夏から戻れない 小説

宮緒葵  笠井あゆみ 

わかったようなわからないような

皆様のレビューから察するに何やら夏にピッタリの怖い話BLのようで「何?私の大好きなやつじゃん!」ってことで買い求めました。期待を裏切らず怖面白い。和のホラーファンタジーでループものなのでSFっぽさもある。

特に一見昭和のような懐かしさのある癒される世界のようでありながら、実は危ないカルト宗教集団みたいな不気味な村人達が怖かったです。ゾクゾクしました。フィクションだからこそ楽しめるのですが。夏…

11

「あの夏から戻れない」コミコミ特典SS小冊子「呪い、あるいは祝福」 グッズ

令和の世界に適応している柊ですが・・・

本品は『あの夏から戻れない』のコミコミ特典小冊子です。

本編後、現代に戻った柊のお話になります。

10年の時を経て四辻柊はあるべき世界に戻ります。

最初、夏生は柊と戻ってこれた喜びしかなく
柊が入院する病院に毎日通っていましたが
退院が近づくと不安になってきます。

小学生だった夏生が大学生になった10年で
柊が暮らしていた頃とおおきく変化したうえ、

あの特異な村…

3

あの夏から戻れない 小説

宮緒葵  笠井あゆみ 

閉じられた世界の真相

今回は行方不明になっている幼馴染と
幼馴染の生存を信じ続ける大学生のお話です。 

攻様を探して山に入った受様が
異界に閉じ込められた攻様を取り戻すまで。

受様にはいつも一緒にいた幼馴染・攻様がいました。

2人は父親同士が友人で
攻様の母はアメリカ留学中の攻様の父について
来日するも日本に馴染めずに受様の母を頼り
家族ぐるみで付き合っていました。

両家はよく旅行にも…

11

あの夏から戻れない 小説

宮緒葵  笠井あゆみ 

夏にぴったりのゾクゾク感をくれる作品

作家様買いです。

10年前の夏休みに、目の前で消えてしまった大切な幼馴染の柊を探しに来た夏生。
あの日見た霧と同じ霧に包まれて夏生がやってきた世界はー…。

ちゃんとBLなのですが、最初からずっと不気味な雰囲気が漂っていて、読むのが少し怖かったです。
時々(ん…?)って思う時があるんですよ。
あの時っていつ…?って思ったり、今度こそって何…?って思ったり。


読み進めるとお…

9

「あの夏から戻れない」コミコミ特典SS小冊子「呪い、あるいは祝福」 グッズ

これは手に入れて欲しい一冊です

こちらのコミコミスタジオさんの特典小冊子は、本編後の柊と夏生の同棲生活の様子でした。

夏生はともかく柊がどう暮らしてるのか心配だったんですが、夏生以上に馴染んでてスペックの高い人間は何でも出来るんだと感心しました。

大学から帰宅する夏生を出迎えたり手の込んだ料理を作ったりと、とても甲斐甲斐しいんです。
でも、料理の余りの品数の多さに流石は若さだと感心しながらも、松葉蟹が届いた時には夏…

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