笠井あゆみさんのレビュー一覧

妓楼の軍人 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

健気受けが好きな人に推したい

表紙も設定もエロも凄くイイ!!私は大好きです!!

まず、「妓楼の軍人」というタイトルから…
同人3大パロは軍パロ・遊郭パロ・学パロと言いますが(多分)
そのうち2つが入っています。
軍人でありながら、特殊任務で男娼になる。
はあ。なんと美味しい設定でしょうか?!

時代設定は電子機器から察するに現代とさほど変わらないと思いますが、
どことなく高貴な時代物のような雰囲気があります…

8

累る-kasaneru- 小説

凪良ゆう  笠井あゆみ 

兄弟愛を超えたふたりのお話

笠井あゆみ先生の肌色率高い表紙と、それをめくると目に飛び込んでくる圧巻の濡れ場の扉絵に、
凪良先生どんなエロエロ小説にしたの⁈と鼻息荒くして読み始めましたが、自分の腐った煩悩を裏切る一筋縄ではいかないお話でした。
すっごく面白かったです。

読む前は溺愛攻めの弟と、許されない関係に葛藤する兄の普通の禁断愛かな〜と思ってたんですが、
2人が見る同じ光景の夢、兄の母親の死、兄が夢のことを知ろ…

19

愛と欲望のパライゾ 小説

高岡ミズミ  笠井あゆみ 

取り除けないもやもやが…

あーなんでしょう。
設定もお話もそこそこ好きなタイプだったのですが、ずーっともやもやしっぱなしで読みました。
胸のあたりがムカムカしましたね。

もうちょっとどこかに救いのある話だったらよかったけのに…
犯罪を許すとしてもこれはなかったかなって感じです。
同じような小説でも許せるものはあったのに今回はなぜか許せなかったです。

それぞれの人物は魅力的なところもあったので、話のもって…

3

累る-kasaneru- 小説

凪良ゆう  笠井あゆみ 

残酷で美しい和風ホラー

二つ年下の異母弟・奏人(攻め)を、幼少より母の虐待から守ってきた七緒(受け)。
大学生となったある日、奏人は七緒の前から姿を消し……

七緒と奏人の視点が交互に出てくる四部構成+後日談という構成。
二人が子どもの頃から見ていた奇妙な夢が物語のキーであり、奏人が七緒の前から姿を消した理由でもあります。

この夢が非常に不気味で、和風ホラーの趣きたっぷりです。
夢の中で十五、六の美しい少…

26

愛と欲望のパライゾ 小説

高岡ミズミ  笠井あゆみ 

納得いかない

両親を殺した仇×仇の愛人として飼われながら、いつか攻めを殺そうとしている大学生。

三年前、弁護士であった両親を殺され、犯人たちに輪○され、その後攻めにも陵辱された受けくんが、攻めの愛人として飼われる話です。
いつか仇をとろうと狙っているらしいのですが、全然狙えてません。毎回キスだけでトロトロにされちゃって、3日と空けずに抱かれ、えっこんなんで本当に仇をとろうとしてるの? と疑問になります。…

6

甘淫 ~蜜雨に打たれて~ 小説

西野花  笠井あゆみ 

甘々でエロエロなお話でした

西野さんに笠井さんの挿絵。表紙やあらすじを確認する前に予約してました。ルビー文庫(エロいイメージがない)から発売されるということでどんな内容になるのかなと思ってましたが、やっぱり西野さん、エロくて甘々なお話でした。

内容をざっくりと。スミマセン、ネタバレしてます。



志貴が9才の時に母親の再婚により新しい父親になった晴文。ある夜、偶然覗き見てしまった両親の行為によって、父親である…

10

甘淫 ~蜜雨に打たれて~ 小説

西野花  笠井あゆみ 

エロかった(安心)

安心しました。西野先生といえばハード系のレーベルの常連。ルビー?と思ってたのですが表紙を見て『これは大丈夫かも』と読んでみたら…

安心の西野先生でした(笑)中盤に差し掛かるまえからほぼやりっぱなし。エロいんだけど恥じらいも有り。
毎回じゃないけど義父の弟も参戦してきて偶に3Pに。さすがに毎回3Pじゃ食傷気味になりそうだったんで適度な頻度で満足です。
いやらしい潮吹きもあって、帯のスゴい台…

6

妓楼の軍人 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

表紙萌えだけど中身は普通

まず例によって笠井先生の気合いの入ったすばらしい表紙。そしてレビューの高さ。期待感満載で読みましたが、中身は現実世界の国際情勢をモチーフにしながら、骨子は割とよくある純愛ストーリーでした。

健気で芯も強い受け、そして高貴で武術にも長け、人格者で美丈夫のスーパー攻め様。受けの月里は別の権力者の愛妾(ただし未通)のため、このカップルは許されない関係だが、純潔を貫きつつも惹かれ合う気持ちは止められ…

3

甘淫 ~蜜雨に打たれて~ 小説

西野花  笠井あゆみ 

安心してください。エロいです(笑)

西野先生初のルビー文庫さんの本です。
西野先生といえばエロに定評のある方なので、ルビー文庫?と思いつつ手に取りましたが、安心してください。エロいです(笑)
あとがきにも「西野先生の作風で、ルビーのテイストも気にしないで」との依頼だったと書いてありました。
最近、刊行されている大人のルビー文庫の中は他にも何冊か読みましたが、中でもばっちりエロかったと思います。

内容的には義理の親子が求め…

9

三日月姫の婚姻 小説

弓月あや  笠井あゆみ 

イラストには一見の価値あり

画廊オーナー×女の子として育てられた画家の孫息子。
受けが5歳のときに出会って、それからずっと受けを好きだった攻めさんです。ショタです。いや当時は受けを女の子だと思っていたのでむしろロリです。
ありがちな設定にありがちな展開、受けをひどい目に遭わせそうな脇キャラとかが出てきても全然そんなこともなく、祖父から受けている虐待もさほどでもなく、割とまあ普通? な話でした。攻めの描写が足りなかったなー…

3
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