笠井あゆみさんのレビュー一覧

すべてはこの夜に 小説

英田サキ  笠井あゆみ 

想いは伝えようよ二人とも!!不器用すぎるよ

あらすじに『英田ワールドの原点』と書かれていましたが、私にとってBLとの出会いの原点と言える作品です。
初めはドラマCDで感動のあまり原作が気になり新書版の本を読み、作者の他の作品も読みたくなりました。
今回文庫化に当たって書き下ろされる短編が読みたいし好きな笠井さんのイラストで読んでみたいと思いさっそく手に取りました。
ひとことで言うと読んでよかった、未読の方にも旧版既読の方にも強くお勧め…

10

視姦に沈む 小説

沙野風結子  笠井あゆみ 

気になっていたキャラのスピンオフですが…

『視淫に溺れる』のスピンオフで、前作から約半年後の話。
前作で悪役だった代議士・弥上の物語です。

※前作の内容含めネタバレしています。未読の方は閲覧にご注意下さい。

あらすじ:
精神科医の和基(受け)は、与党所属の若手国会議員・弥上(攻め)の担当医に。
不眠と頭痛に悩む彼を診るうち、優しく紳士的な彼に惹かれていく。
やがて恋人同士となる二人だが、ある出来事を機に弥上の性格が豹変…

3

宮廷愛人 小説

かわい恋  笠井あゆみ 

みんなの恋人

そっちΣ(・ω・ノ)ノ!?
受が宮廷愛人に調教される話だと思って読み始めたのですが
まさかの攻ww
よもやの攻ww

宮廷の愛人。
幼いころから王に身体を開かれ
今は不特定多数の貴族と身体の関係を持つ攻が出会ったのは
誰の手にも触れられていないピュアっピュアな受。
王でさえピュアなまま愛でようとしているのに対し
ガツガツ攻めていく様が時には「イカれてるな」と思うほどに。
面白…

2

すべてはこの夜に 小説

英田サキ  笠井あゆみ 

武井に全部持ってかれました

英田さんはたま~に当たりはずれがあるので(いや、失礼)買おうかなあ、どうしようかなあと悩んでいましたが、笠井さんの表紙につられてしまいました。めっちゃカッコいい…!

読み始めてすぐに、「ハズレかも…」と思いました。受けの加持が情けなさすぎる。

自分では解決できないほどの多額の借金を抱えているのに自己破産せず。
喫茶店の開店資金を横領されても警察に訴えることもできず。
その理由が「世…

20

魔女の血族 オリジナルウィッチ 小説

西野花  笠井あゆみ 

アブノーマルプレイの目白押し

魔女研究をする美形で魅力的な大学教授の浅葱×いにしえの魔女の血族で神秘的な青い瞳をもつ大学生の司、という先生×生徒もののカップリング。

玩具責め、木馬責め、拘束、媚薬、乳首責め、尿道プレイなど…司は魔女の血を目覚めさせるという名目で、あらゆるマニアックプレイで調教されます。
また挿絵も美麗でエロチックかつ分量も的確で、ここは絵で見たいと思わせる箇所にきっちりと入っています。
従順で快楽に…

2

累る-kasaneru- 小説

凪良ゆう  笠井あゆみ 

胸が疼く。

今、読み終えて、なんてすごい作品なんだろうと奮えました。
多種多様な設定と読み手をどんどん惹き付ける美しい文章で、このBLの世界を一段も二段も高みにあげてくれる素晴らしい作家様です。
何度も読み直したくなるような台詞や場面、頭の中に次々と思い浮かべる事の出来る情景が時に甘く、苦く、このシリアスで複雑な物語をハッピーエンドへと誘ってくれます。


とにかく奥が深い。
夢だけのミステリーで…

8

視姦に沈む 小説

沙野風結子  笠井あゆみ 

純愛でした

沙野さんは作家買いする作家さまですし絵師さんが笠井さんときたら即買いで、あらすじも何も確認せず購入しました。読み進めていくうちに、タイトルといい、出てくる登場人物たちの名前といい、既視感があるなあと思っていたら、『視淫に溺れる』のスピンオフでした。はい。

『視淫に~』で篠束と「天人」の力をかけて戦った弥上のお話。





主人公は精神科医の紺野。彼視点で話は進みます。
紺野の…

10

三日月姫の婚姻 小説

弓月あや  笠井あゆみ 

勝手な思い込みではありますが

笠井先生おっかけでこの本に到達。
笠井先生、きっと総絞りの振袖などを描くのが好きに違いない!
この緻密な絵ったら、楽しんでお描きになられてるとしか思えない。
美しすぎる・・・

お話の方はちっと足りなかった。
なぜかわからんが 攻めさんが「ふふふ、じつは悪党だぜ、俺は」てな
展開だと思い込んでて、いつ化けるいつ化けると
ドキドキしながら読んでたのに、「げ、終わってもた・・・・どゆこ…

1

四季無情 小説

神崎春子  笠井あゆみ 

愛の臨界点。

今年に入り著者の作品がレビューされたのを拝見したのがきっかけで、笠井あゆみ先生の挿絵目当てに本書を入手しました。耽美とJUNEのボーダーに位置する作品ですが、さすがにゲイ小説に転向した作家さまだけあって、ただただ美しいだけのお話では終わりません。巻末に著者顔出し写真付きでインタビューも収録されており、BL小説のルーツに興味があるわたしとしては、当時を知るにはありがたいおまけでした。

主人公は…

11

水竜王を飼いならせ 暴君竜を飼いならせ 3 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

また読み返したいです♪

大好きなシリーズなので嬉しいです!

少しせつない内容で、また竜人の常識と、人間の常識とで可畏と潤がもやもや・・・。
そして、水竜と事はおこります~。
世話焼きで人間くさい水竜が、せっせと潤の世話をしててそんな生活風景もなんだか良かったなぁ~。

展開も良くて、きっとまた読み返す作品です。
もちろん、甘い甘い場面もしっかり満足です(●^o^●)

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