笠井あゆみさんのレビュー一覧

桜吹雪は月に舞う 小説

宮緒葵  笠井あゆみ 

宮緒さんらしいストーリー

作家買いです。ネタバレ含んでいます。ご注意を。







宮緒作品の『華は褥に咲き狂う』と同じ世界観のお話。
絵師さんが違うので、んん?どこかで読んだような設定だなあと思いつつも少し気づきませんでした。名前だけですが光彬もちょびっと登場します。
時系列でいうと八代目将軍の光彬の孫が現将軍、という設定になっています。

主人公は旗本 統山家の長男・好文。
ほぼ彼視点でス…

9

視淫に溺れる 小説

沙野風結子  笠井あゆみ 

設定が面白い

ストーカーっぽい話だと思って読み始めたわけですが
全然違った罠(´・ω・`)ショボン。
いい意味での裏切り。

特殊な能力で人を操ることができる受。
弁護士としてその力をつかい、裏では。。。

攻は対立する検事。
受のせいでいつも。。。
最初は、こんなヤツ!クソヤロウ!そんな風に思ってたのに
いつの間にか。
むしろ。。。
おれ・・・・
そんな攻が好きですww
性欲が強す…

7

逢いては染まり 小説

沙野風結子  笠井あゆみ 

思ってたのと違う

いつものパターンではあるのですが、
最初はしぶしぶ、むしろ好意的に見てなかったはずの受を
ひたすら愛おしく思い、甲斐甲斐しくなっちゃう攻が好きです((ノェ`*)っ))タシタシ
頑張り屋さんなところがいいと思うの。

はい、今回は表紙がまぶしい一冊ですね。
麗しいですね。
会員制クラブで男を漁り、ひどいことをされたいと願う受。
どんだけバイオレンスな話が待ってるのかと読み始めたわけで…

3

累る-kasaneru- 小説

凪良ゆう  笠井あゆみ 

救いを求めている方には是非ともお勧めしたい

 ダークミステリーというジャンルになるのでしょうか。
 凪良先生の作品の中で、泣ける話や好きな登場人物達はもっと他にいるのですが、作家としての先生の筆力を一番如実に表しているといるのは、この作品だと思います。
 
 前世の記憶に足元を掬われ、絡み取られるように、ずぶずぶと光のない深遠へと引きずり込まれていく気分です。痛くて、苦しくて。それでも、彼らの最期を見届けることが、この本を手に取った自…

4

熱砂と月のマジュヌーン 小説

木原音瀬  笠井あゆみ 

受けを惨めキャラランキング1位にしたい

最後のページをめくり、はぁ…やっと読み終えたという疲労感が半端なかった…最初のⅠ章とⅡ章は同人誌として出されていたようですが、ちゃんと結末を付け商業として出してくださって本当に感謝しています。
正直辛かった…。こういうマニアックなプレイはすごく苦手で、木原先生の作品でなければ絶対に手をつけていなかったと思います。エロ度はまさに「変態」で、Ⅰ、Ⅱ章を読むのに何回か休憩を入れました…。
今で…

5

累る-kasaneru- 小説

凪良ゆう  笠井あゆみ 

泣き崩れました...

陵辱系のエロが好きなので、かわいそうな受が読みたくて買ったのだけれど....
想像以上に泣かせにくるストーリーで、いい意味で裏切られました(´・ω・`)

前世の記憶が混在するストーリーで、最後の最後まで伏線がちゃんと仕込んであり、物語として本当に面白かったです。
泣きます。恐ろしいくらい泣きます。
BLっぽいイチャコラは最初だけで、途中からは映画なんじゃないかというくらい壮大な愛のスト…

6

処女執事~the virgin-butler~ 小説

沙野風結子  笠井あゆみ 

表紙なのに…やっぱり見えてますよねぇ?

『処女執事』というタイトルだけあって、とっても格調高く美しい表紙で二人のポーズもたまらなく艶かしいうっとりするものですが…私の願望が見せてる訳じゃないよなぁ~、う~んやっぱり例のモノが…見えてるようにしか見えない(笑)
カラーでこんな美しいワンシーンが拝めてメチャクチャ嬉しい反面、なぜ表紙に…保管にさえどぎまぎものです。

なかなかこの作品を店頭で買われる強者の方はいないと思いますが、購入予…

6

すべてはこの夜に 小説

英田サキ  笠井あゆみ 

不器用な男たちの物語

 英田先生がプロになる前に書かれた作品とのことで、文字書き様は生まれながらにして文字書き様なのだな~という認識を新たにしました。

 大学の同級生同士でかつて体の関係もあった、借金取りの893(攻め)と、その借金取りに追われる立場になった受けの話です。
 攻めの湊が不器用で寡黙すぎて、昭和映画スターの「俺、不器用ですから」を地でいってるような人間です。そのくせ隠れ一途なんですね。そんな口下手…

3

猫屋敷先生と縁側の編集者 小説

砂原糖子  笠井あゆみ 

表紙に惹かれ買い

もしかして砂原さんと合わないのかもしれない、というのが数冊読んだ今のところ。

文章そのものでは引っかからなかったのですが、気持ちの変遷で「んん?」と引っかかり、ちょっと考えてみたり改めてレビューチェックしてみたり、最後までスムーズに読み進められませんでした。

晶川(受)の、見た目が良すぎて中身とのギャップがあり、それがコンプレックスで地雷。というキャラ設定は特に文句ないのです。それに対…

1

逢いては染まり 小説

沙野風結子  笠井あゆみ 

可愛すぎてたまらない

沙野先生に笠井先生、なんて豪華なセットなの〰っ、迷いもなく即、購入。

年上美人受に、男前でガタイがよくて、バワーをもて余してる甘えたのやんちゃな若造って最高の組み合わせ…さらに受けが病んでるって、もぅ人物設定だけで悶えました(笑)

自分のせいで死んでしまった恋人に縛られ苦しむ倉科の上手に死ぬための治療は「自傷行為」
その治療方法は、クスリの効果で窮極のマグロ状態となり顔も知らない人間…

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