笠井あゆみさんのレビュー一覧

蜜華の檻 ~堕ちた麗人~ 小説

丸木文華  笠井あゆみ 

いつもよりまとも?な執着もの

丸木先生らしい受け溺愛の執着攻めですが、いつもよりサイコパス度は控えめで、割とまともな気がします。
何か大どんでん返しがあるかとハラハラしていましたが、シンプルな展開でした。
まさにタイトル通りの終わり方で、受けが幸せならそれはそれで良かったではと思います。
欲を言えば執着ものの定番の攻めの嫉妬とかがもう少し読みたかったなー。
受けのこと大好きなのは最初から最後まで分かるのですが、ビジネス…

1

宮廷愛人 小説

かわい恋  笠井あゆみ 

母性愛?王道ではなかったです。

笠井先生loveで後追いgetした作品。何か月か前に読み終わったのだけど
読み返すと少しずつ印象が変わる作品でした。
申し訳ありません、最初個人的に萌えたぎれなかったのを採用して中立で
と思いましたが、この設定を世に出してくださったことに感謝して萌で。

衝撃の本編230pほど、後日談15Pほど。
本編は笑うところないですが、後日談は攻め視点で、
攻めが「自分がイケてない」ことを自覚…

0

暴君竜を飼いならせ 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

恐竜BLおもしろかったです

ちるちるのサブリミナル効果は絶大で、ノベルズ上位に素敵なイラスト(5巻)がランキングされていてだんだん気になってきた作品です。あらすじやレビューを見てみたら恐竜×人間BLという変わった設定との事。

すごく興味が出てきてしまい、小説は苦手でほとんど読まない、しかも時々漫画も読むのもやや苦痛になる時があるという状態の私が読んでしまいました。

結果。読むのがすごーく遅い私が数日で読みきってし…

2

Chara BIRTHDAY FAIR 2017 C キャラ創刊22周年記念バースデーフェア小冊子 グッズ

個人的にイチオシ

漫画・文庫と全七種の小冊子があり、これら全て読みましたが、この『C』が全部既読という事もあり個人的に一番面白かったです。
超ざっくりとあらすじネタバレ失礼します。


『毎日晴天!』
真弓から、明信といつもどんな話をしているのか問われた龍。
いつも明信は龍の側で本を読むくらいで、特別なにも話さないような感じで…。
竜と明信、夫婦感あって良い関係です^ ^
この3作品の中で癒し担当で…

4

猫屋敷先生と縁側の編集者 小説

砂原糖子  笠井あゆみ 

トーンはほのぼのしていますが、結構毒があります

電子書籍で読了。挿絵はありません!笠井画伯の美麗なイラストをご覧になりたい方は紙の本でどうぞ(ちょっと悔しい。イラストの有り無しはレーベルで解るのでしょうけれどもね)。

今までレビューを書かれた方も触れていますが「プレイじゃないのに痛いなんてとんでもない!そんなの配慮が足りなさすぎる」と思う方は避けた方が良いお話だと思います。
また「色仕掛けで仕事をやる人って嫌い」という方もダメかも。

1

熱砂と月のマジュヌーン 小説

木原音瀬  笠井あゆみ 

あんな事やこんな事や、てんこもり

木原先生と表紙に惹かれて購入してたは良いが、読む勇気無く長い間積んでた今作。
積んで数年、ようやく勇気を持って読んでみました。
あれ?耐性ついてたのか意外と大丈夫だった、というのが一番の感想。
とはいえ、キツいのは噂どおりでした。
親のやった事の尻拭いとはいえ、度を超すレベルで酷い扱い。
自分の扱いの原因を知り、ファウジが反省なり悔やんだりすればまだ可愛げあるのに、ファウジはずっと性悪の…

3

桜吹雪は月に舞う 小説

宮緒葵  笠井あゆみ 

犬とか蛇も出るけど、それだけじゃない

お恵渡を舞台にした、これはまた別の話(こっちも続編を是非!)。
光彬さまご夫婦の活躍した時代から二代後のお話です。そして、今度はお白州ですよ、お白州。お白州と言えば「あの人」と決まっていますよねっ!

「華は褥に~」のシリーズ(まだ二作しか出ていないけれど、シリーズ化するはずだと勝手に決めている)の皆さんより、主人公の好文はちょっと若くて世間知らず。おぼこい印象です。登場する皆さんもあまり裏…

3

罪の蜜 小説

丸木文華  笠井あゆみ 

BLだけどパトリシア・ハイスミス

電子書籍で読了。挿絵有り。今見たら発売が2011年なのですねー。笠井画伯のイラストが可愛らしい(なんと!)。線も今より若干太めで(繊細さは当然ありますが)若々しさが漂う絵です。

このお話は決してネタバレをしてはいけないタイプのものと思います。
受け攻め共に執着属性となっていますが、これぞ執着!欲しくて欲しくて渇望して、どうしても諦められなくてもがく二人の話です。欲しい物が微妙に違っているの…

2

眷愛隷属 -白狐と狢- 小説

夜光花  笠井あゆみ 

続く事を期待して…

討魔師に眷属に…と、好きな設定でワクワクしながら読みはじめました。
今作の主人公の慶次(受け)は18歳で可愛い顔で小柄ながら熱血キャラという、暑ぐるしさと可愛らしさが同居したキャラでした(笑)
対して攻めの有生は、いつも人を小馬鹿にしたような態度なので、好きか言われたら微妙な感じで…。

慶次の眷属が子狸、そして名前が待針(なので武器も…笑)というのも可愛かったです。
子狸だから成長する…

2

いばらの花「桜吹雪は月に舞う」番外編 グッズ

孤独な少年のお話

『桜吹雪は月に舞う』をコミコミスタジオさんで購入するといただけるおなじみの特典小冊子。B5サイズで小説部分は7P。タイトルは『いばらの花』。

という事でレビューを。ネタバレ含んでいます。ご注意を。







一人の少年の回想から始まります。

名もなく、保護してくれる大人もいない。
唯一自分に「人を切る術」を教えてくれた男も少年のもとを去り、彼がわずかに残してくれた…

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