笠井あゆみさんのレビュー一覧

秘恋は咎に濡れ 小説

沙野風結子  笠井あゆみ 

呪縛

タイトルからずっと気になっていた作品でした。表紙も笠井あゆみ先生の過激な体位ですよね。

椋一の彰良の呪縛からの解放と四堂によって初めて自我を持ち自分の生きたい道を選ぶことができました。

椋一が不憫で可哀想で辛かったです。彰良に捧げ尽くしてきたことや鬼畜の所業を受け入れさせられるところなど。不幸な境遇で育ち唯一守ってくれた特別な存在の彰良をいつまでも一途に慕い苦しむのがもどかしかったです…

6

紅狐の初恋草子 小説

鳥谷しず  笠井あゆみ 

猫宮にメロメロ

ファンタジー物です。
うーん、どうも萌えきれず。
なんだか全体に説明調な文章に感じました。

ほとんどすれ違ってます。
千明が初恋を実感するまで、恋を自覚して主のいる紅葉を切なく思う様子。
ファンタジー物ですからある程度の説明は必要ですが、それだけではないような気がしました。

紅葉も千明に一目で引かれ主ではなかったこと、それでも引かれて仕方がないことに葛藤してたんですね。どんどん…

1

永劫の束縛 小説

井上ハルヲ(オハル)  笠井あゆみ 

笠井あゆみ先生の表紙がエロくて綺麗

笠井あゆみ先生の綺麗な表紙に惹かれて買いました。

結局は攻めも受けもかわいそうで、船から降りられずヤクザに飼い殺しにされる運命かと思うと、救いがないような気がしてしまいます。

途中から出てきた受けを可愛がっているようにみえたヤクザが受けを嵌めた張本人で、鬼畜で嫌なヤツでした。
最後、ヤクザを選ばすクロウを選んだのは良かったですが、船から降りられないのは悲しいです。
攻めも受けと同じ…

3

僕の中の声を殺して 小説

渡海奈穂  笠井あゆみ 

異色な感じ

謎の寄生生物に人が乗っ取られる事件を軸にお話が進んで行く。なかなか異色の作品では。
受攻どちらも重い傷を抱えていたけど、痛々しくはならず読み進められました。
たまにはこんな不思議な話も面白いですね。

1

疵と蜜 小説

遠野春日  笠井あゆみ 

長谷さんはテクニシャン♂

笠井あゆみ先生の表紙を見ただけでテンション上がります。
1ページ目からハードな展開で、そのまま一気に読み進められます。

長谷さんは相当な手練れで 里村くんを和室の座卓に組み伏せて、泣こうが喚こうがよがらせつづけます。
ファインダーの麻見と秋仁のようなお似合いのカップルと思います。

電子で読んだのでイラストなし コレは失敗。
面白かったので、紙にすればよかったなぁ〜 (・∀・)

5

シンデレラ王 ~罪を抱く二人~ 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

耽美な『金髪もの』で浮き世を忘れる

電子書籍で読了。挿絵とあとがきあり。

レビューも多くご評判だった本作(なのであらすじ紹介は省略します)。
読んでみて頷けました。
圧倒的に素晴らしいと思ったのは、全体を通した耽美的な雰囲気。
いや、正直「それはないんじゃないの?」と思ったシーンもあるのですよ。シンデレラを確認するものは『靴』ですが、この物語のシンデレラであるエラルドを確認するために設定された『あるもの』が出て来た所とか…

5

愛に耽る鷹 小説

ゆりの菜櫻  笠井あゆみ 

思ったよりも甘々

笠井さんホイホイされてお買い上げ。内容はすでに書いてくださっているので感想を。




アラブ系って数多くあれど、この作品のアラブ攻め(って言うのかな?)・サフィールは規模が違う。好みの男性(受けの真斗)の気をひくために、っていう理由だけで何十億円もの宝石をポンと買えるんですから。

そんなスーパー攻めさまなので、頭も切れるし度胸もある。
受けさんは何やら秘密がありそうだけれど、し…

8

愛に耽る鷹 小説

ゆりの菜櫻  笠井あゆみ 

落ちたらあかんやろ

萌黄色に宝石の青という色合いがとても素敵な表紙。カラー口絵は別の意味ですごく、公衆の前で開けてはいけません図でした。まあ笠井先生の挿絵なんで皆さん慣れっこですよね。お話はゆりの先生テイスト満点な掛け合い多めのお話本編230Pほど+あとがきです。ポイントは異物挿入系ぐらいでしょうか。攻めさんが入れてるので、これも愛じゃんー(愛か?)と受け入れられるならオッケーかと。受けさんがちょっとだけ物足りなかっ…

6

鬼子の夢 小説

丸木文華  笠井あゆみ 

昔話風

お話の雰囲気は、昔話的な感じです。
文華先生の作品の中でもかなり好みのお話でした。
笠井あゆみ先生のイラストもすごく世界観にマッチしていて、とても素敵でした♪

受の与六の可愛い方言にかなり萌えます。
その方言を話す与六ちゃんがとっても可愛くて、私的にはお話の世界観に引き込まれるひとつの要素になっていました。
そして与六ちゃんはとってもいじらしく、切なく不憫な身の上などもあり、涙腺かな…

9

影の館 小説

吉原理恵子  笠井あゆみ 

性格が男前受けのルシファーがカッコいいです♪

読みごたえがありました!
さすが、吉原理恵子先生の作品です。文学的というか、BLなんですが…。

他の人のレビューにもありましたが、私も笠井あゆみ先生の美しいイラストと間の楔の吉原理恵子先生の話しにつられて購入しましたが、読むのに気合がいりそうでしばらくしまってありました。
しかしいざ読み始めてお話しの世界に入ると続きが気になり一気に読んでしまいました。

正直、世界観は難しくてよくわ…

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