笠井あゆみさんのレビュー一覧

永劫の束縛 小説

井上ハルヲ(オハル)  笠井あゆみ 

笠井あゆみ先生の表紙がエロくて綺麗

笠井あゆみ先生の綺麗な表紙に惹かれて買いました。

結局は攻めも受けもかわいそうで、船から降りられずヤクザに飼い殺しにされる運命かと思うと、救いがないような気がしてしまいます。

途中から出てきた受けを可愛がっているようにみえたヤクザが受けを嵌めた張本人で、鬼畜で嫌なヤツでした。
最後、ヤクザを選ばすクロウを選んだのは良かったですが、船から降りられないのは悲しいです。
攻めも受けと同じ…

3

僕の中の声を殺して 小説

渡海奈穂  笠井あゆみ 

異色な感じ

謎の寄生生物に人が乗っ取られる事件を軸にお話が進んで行く。なかなか異色の作品では。
受攻どちらも重い傷を抱えていたけど、痛々しくはならず読み進められました。
たまにはこんな不思議な話も面白いですね。

1

疵と蜜 小説

遠野春日  笠井あゆみ 

長谷さんはテクニシャン♂

笠井あゆみ先生の表紙を見ただけでテンション上がります。
1ページ目からハードな展開で、そのまま一気に読み進められます。

長谷さんは相当な手練れで 里村くんを和室の座卓に組み伏せて、泣こうが喚こうがよがらせつづけます。
ファインダーの麻見と秋仁のようなお似合いのカップルと思います。

電子で読んだのでイラストなし コレは失敗。
面白かったので、紙にすればよかったなぁ〜 (・∀・)

5

シンデレラ王 ~罪を抱く二人~ 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

耽美な『金髪もの』で浮き世を忘れる

電子書籍で読了。挿絵とあとがきあり。

レビューも多くご評判だった本作(なのであらすじ紹介は省略します)。
読んでみて頷けました。
圧倒的に素晴らしいと思ったのは、全体を通した耽美的な雰囲気。
いや、正直「それはないんじゃないの?」と思ったシーンもあるのですよ。シンデレラを確認するものは『靴』ですが、この物語のシンデレラであるエラルドを確認するために設定された『あるもの』が出て来た所とか…

5

愛に耽る鷹 小説

ゆりの菜櫻  笠井あゆみ 

思ったよりも甘々

笠井さんホイホイされてお買い上げ。内容はすでに書いてくださっているので感想を。




アラブ系って数多くあれど、この作品のアラブ攻め(って言うのかな?)・サフィールは規模が違う。好みの男性(受けの真斗)の気をひくために、っていう理由だけで何十億円もの宝石をポンと買えるんですから。

そんなスーパー攻めさまなので、頭も切れるし度胸もある。
受けさんは何やら秘密がありそうだけれど、し…

8

愛に耽る鷹 小説

ゆりの菜櫻  笠井あゆみ 

落ちたらあかんやろ

萌黄色に宝石の青という色合いがとても素敵な表紙。カラー口絵は別の意味ですごく、公衆の前で開けてはいけません図でした。まあ笠井先生の挿絵なんで皆さん慣れっこですよね。お話はゆりの先生テイスト満点な掛け合い多めのお話本編230Pほど+あとがきです。ポイントは異物挿入系ぐらいでしょうか。攻めさんが入れてるので、これも愛じゃんー(愛か?)と受け入れられるならオッケーかと。受けさんがちょっとだけ物足りなかっ…

6

鬼子の夢 小説

丸木文華  笠井あゆみ 

昔話風

お話の雰囲気は、昔話的な感じです。
文華先生の作品の中でもかなり好みのお話でした。
笠井あゆみ先生のイラストもすごく世界観にマッチしていて、とても素敵でした♪

受の与六の可愛い方言にかなり萌えます。
その方言を話す与六ちゃんがとっても可愛くて、私的にはお話の世界観に引き込まれるひとつの要素になっていました。
そして与六ちゃんはとってもいじらしく、切なく不憫な身の上などもあり、涙腺かな…

9

影の館 小説

吉原理恵子  笠井あゆみ 

性格が男前受けのルシファーがカッコいいです♪

読みごたえがありました!
さすが、吉原理恵子先生の作品です。文学的というか、BLなんですが…。

他の人のレビューにもありましたが、私も笠井あゆみ先生の美しいイラストと間の楔の吉原理恵子先生の話しにつられて購入しましたが、読むのに気合がいりそうでしばらくしまってありました。
しかしいざ読み始めてお話しの世界に入ると続きが気になり一気に読んでしまいました。

正直、世界観は難しくてよくわ…

4

愛に耽る鷹 小説

ゆりの菜櫻  笠井あゆみ 

『アラブの溺愛もの』だけじゃない面白さ

イラストが笠井あゆみさんだと思わず買ってしまいます。

今回もとても楽しめました。

あらすじを見たところ、傲慢なアラブの王様に身を守ってもらう見返りに身体をいいようにされる不憫ちゃんなのかと思ったら、そう見せかけて何やら隠された計画があるらしい…とただのかわいそうで健気な男の子じゃないらしいところが面白そうだと思って読み始めました。

アラブ物らしく傲慢で自信家の攻めに翻弄される受け…

5

Nude Butler ヌードバトラー 小説

砂床あい  笠井あゆみ 

何故このタイトルを?

電子書籍で読了。挿絵あり。あとがきなし。

盲目の画家と、学生時代に子どもだった彼に似顔絵を描いてもらうという一瞬の関わりを持ち、その後、彼の執事となった青年(年上)のお話。
「盲目で画家?」と思うのですが現実の世界にも実在する様で、このお話と同じように『対象に触って絵を描いている』とのこと。中途失明なので出来る業なのでしょうね。このお話の中では他の人が描いた絵の批評をするシーンもあるのです…

3
PAGE TOP