笠井あゆみさんのレビュー一覧

アルファの耽溺~パブリックスクールの恋~ 小説

ゆりの菜櫻  笠井あゆみ 

パブリックスクール&オメガバース

ゆりの先生&笠井先生という私的最強タッグの一つ。それもあってか、苦手なオメガバースのはずなのに、こちらのアルファも可愛らしく感じられたので萌2。攻め受けの掛け合いが楽しいです。パブリックスクール&オメガバース設定の「本編250Pほど+あとがき」。カラー口絵がまさかの★攻めの御開帳★wですので、ご注意ください。

お話は、攻め13歳のエピソードから始まります。新入生親睦会に出席するべく回廊を歩い…

8

甘淫 ~蜜雨に打たれて~ 小説

西野花  笠井あゆみ 

快楽責めすぎ!

甘くて淫らで蜜雨に打たれすぎ!

ほぼエロですね。
始めの方からハイスピードで展開しどうやって一冊話を続けるの?
そういや表紙や中表紙から3Pもあるよね?うひゃー!と思いながら読んでました。

主人公が快楽責めに弱すぎ!淫乱ちゃんです。
義父と息子のカップルは初めて読みました。
でも父親はまだまだ男盛りでカッコいいし息子はスカウトされるほどのおそらく美形で色気のある子。

いつ…

0

アルファの耽溺~パブリックスクールの恋~ 小説

ゆりの菜櫻  笠井あゆみ 

(糖度)大幅増量でお送りしています!!

私は元々、ゆりの先生が書く、執着攻めと強気美人受けが大好きなのです。
ライバル関係にある二人が、猫を被って空々しい会話を交わしてたりするのが楽しくて仕方ない。
本心を隠しての、駆け引きめいたやりとりと言うのがツボなのですよ。
で、どちらに軍配が上がるかな~とニヤニヤ楽しむ。
まぁ、大抵攻めが一枚上手なのですが、実の所はやり込められた感のある受けの方が立場が上。
だって、何だかんだ言いつつ…

31

淫紋の贄 小説

和泉桂  笠井あゆみ 

物語としては面白いのに、受を思うとちょっと辛い……

面白かった。
面白かったんですが、いまいち萌えない。

いつも言ってることですが、
やっぱり愛の無いエロは辛い……
心の無いも辛い。

それとね、今回はどうもカップリングに納得いかないというか……
先出の方も書いていらっしゃるように、
純粋に楸と時雨の恋物語に読めない。
どうも時雨が、楸と陸上の関係の添え物のように感じてしまい。

それと、前に読んだ漫画の方でも感じたのです…

4

甘淫 ~蜜雨に打たれて~ 小説

西野花  笠井あゆみ 

エロ重視

エロ満載です!ストーリーもあるにはあるんですが、何しろエロの割合がかなり多いのでストーリー重視の方にはあまりお勧めはしません。
が、エロ読みたい気分の時は満足できると思います。

受けも攻めも最初からお互いを溺愛してて、義理の親子だけどそれほど葛藤もなく、割と序盤でくっついてからは脇目も降らずラブラブです。
志貴の告白で抑制できなくなった晴文は思う存分志貴の体を堪能します。

後半3P…

1

赤ずきん王子 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

いろいろ(笑)よかったです。

この作品はネタバレしてしまうともったいないので、1番書きたいところを詳しく書けないのがもどかしいのですが、クライマックスにきて、おお〰️っ、こうきたか!と思わせる展開があり、官能童話シリーズの中では1番おもしろかったと思います。

無垢で無知で無邪気さと、忌み嫌われる赤い瞳を持つことで苦しみを併せ持つ王子リルは、言いつけを守らず、寄り道をしたせいで最悪の事態になるところを、今まで見たことのない…

6

赤ずきん王子 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

めっちゃ赤ずきんちゃん

童話シリーズ4作目。お話としては「おお」と思ったのですが、特に冒頭、受けさんにイラっとしてしまったので、すいません、萌です。本編230P+あとがきです。

お話は、山脈からひときわ高くつきだした雪の王国ヴァルセントが舞台。年中雪のあるこの国は、ストロベリースノーと呼ばれる紅い雪で結界をはり、魔力をもつ狡猾で巨大な狼から国を守っているという設定。16歳の誕生日を迎えたリルは祖母から新しい夏用の赤…

3

赤ずきん王子 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

赤ずきんちゃんは悪い子

フルール文庫刊のものと合わせて、ルビー文庫でシリーズ化しつつある犬飼さんの官能童話BLも今回で4冊目。
題材にされている童話本来の赤ずきんちゃんの話が残酷なんだかエロいんだかきっちり把握していないままに、さて犬飼さん版赤ずきんちゃんはどんなふうにアレンジされているのかな?…と期待して読んでみた。

読み進めていくと、一目でリルの本質を見抜いた謎の異国人・クラウスの正体や、リルにいい子でいる事…

4

赤ずきん王子 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

バター、おいしそう

凶兆の赤い瞳の王子様は、女王であるおばあ様に愛されて、季節ごと、誕生日ごとに、瞳の色と同じ赤い王族の色のマントをプレゼントされてきました。
そして、16歳の誕生日にもらったのは、今までにない長い裾に、たくさんのルビーや金糸の刺しゅうを施した、フード付きの豪華なマントでした。
赤ずきんちゃんは、ちゃんと王族の自覚と誇りを持った王子様なので、恋をしたら、それがたとえ神に背くような恋だとしても、実に…

7

赤ずきん王子 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

恋をして、その困難を受け入れて、大人になる

このシリーズは相変わらず面白いですねぇ。
ストーリーだけではなく、童話が持っている残酷さや理不尽さを消さないまま、犬飼さんの新たな解釈を入れていくという点では『パスティーシュの名作』と言っても差し支えないのでは。
タッグを組むのが笠井画伯というのもバッチリ合っています。

今までの官能童話シリーズの中では今作が一番好きです。
私、そもそも『赤ずきん』という童話を「女の子は男に喰われないた…

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