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乗り越えた二人!そして、双子ベビーすごい…!

モヤモヤしたこの1ヶ月。
やっと、続編が読めました!
簡単に言うと、8割くらい予想通りでした。
よかった…。

ここから先、ネタバレになります。
ちなみに前巻を読んだ前提でのネタバレですので、ご注意を。
潤は皇帝竜に洗脳され、彼のことを自分の恋人と信じてしまい、双子がいない喪失感に打ちのめされます。そこで子作りをと、毎日のように皇帝竜の精液を飲みます。ただ、本能的なものなのか最後までは致しておりません。これは本当によかった…!
しかも、途中で自力で可畏や双子たちのことを思い出します!
可畏も双子ベビーに支えられながら、潤奪還に奔走。ここで、予想外だったのはベビーちゃんたちの力!
すごい勢いで可畏を助けています。(本当に乳児かと思うくらい)
そして、やっと潤を取り戻します!いや、可畏や双子ちゃんたちに会えた時の潤といったら!
そりゃ、もう感動ですよね!
皇帝竜の考えは最後まで理解不能でしたが…。
いや、気持ちはなんとなく分かるんですよ?でも、その気持ちを向ける方向性がおかしいでしょ!?って感じです。これを読んだ後に蛟の回を読むとまだ蛟がマシだと思えますね、本当。
そして、もう一つの予想外。最後までしていないとはいえ、竜人的子作りはしていたので潤は可畏のもとへ帰ってからすぐ検査します。その時はなんの異常もなく一安心。それから、やっと愛しい可畏と抱き合います。その時の潤の様子なんですがね…なんというかすごいデジャヴを感じました。双子ベビーを妊娠する前と。しかもその後、胃痛で吐いちゃうし。
え。え!え!?って感じです!
ここまで読んだ時は、「まさか皇帝竜の…!?」と嫌〜な、モヤモヤした気持ちになりました。また数ヶ月待つのか!?と。実際まだモヤモヤしてますけれども。
ただ、改めて読み返してみて「ひょっとして、単純に可畏のじゃ…?」とも思います。
というのも、潤が吐き出したものには赤と白のものがありました。潤は白を直前に飲んだ可畏の精液と思い、赤を血と思ったみたいなんですが、潤の身体で検査によって血が出るなんてありえない。そこで、思い出したのが、皇帝竜の洗脳に対抗するために可畏が摂取した血。これ、実は可畏の母親の血なんです。他を見ても、血ってこれ以外考えられないかなって。
だって、竜人に近い潤なら検査や戦闘なんかからしばらく経ってれば血なんか出ないし。
それと以前も双頭竜に精液飲まされて、それから可畏と熱烈に愛し合ったんですが、これがデジャヴなんですよ!超似てるんです、検査後可畏と愛し合った時の潤の様子に!可畏が好きで仕方ない、全部可畏にあげたい、全部可畏が欲しい!っていう感じで。
なので、潤が吐き出したものは血と精液だったんじゃないかなと。それで、可畏を伝ってリアムと可畏の母親の血が潤に伝っていったとしたら…?って考えちゃいました。まあ、血は単に変化の影響かもしれません。一連の流れが双子ベビーができた時とほぼ同じなので、「可畏では…?」と思います。
そして、何より倖の「夢で弟に会った」というセリフ!
可畏が双頭竜と戦っている時、双子ベビーはちゃんと敵味方を分かっていましたので(それがある意味無邪気で恐ろしかったですが…)、ちゃんと自分の両親(可畏と潤)の子だと分かっていると思うんですよね〜。それに、無精卵から有精卵になるのにはその間可畏の力が必要ですし。
何より、何となく潤は可畏に対してしか妊娠しない気がするんです。皇帝竜がまた潤に近づいても意味ない気がする。
潤が求めるのはいつだって可畏だから。

とにかく、無事乗り越えて可畏と双子ベビーのもとへ戻れたこと。
そして、双子ベビーの可愛いカッコイイ姿。
それに対して、萌にします!
萌2にしてもいいんですけど、最後の方が気になるモヤモヤする感じだったので、萌ということで。

とにもかくにも、双子ベビーの可愛さと凄さに圧倒された巻でした!

天使、癒し天使の陽ちゃん!

前作からの続きですが、本当に癒される!このシリーズ大好きです!
このシリーズに出会ってから、癒されたいときは陽ちゃんに会いに行く(本やtwitter)ことにしてます。
本当、天使なんですもん…!!

前回、危ない目にあった倉橋さんですが、今回はすごい男気を見せてくれました!(いや、危ないところからの脱出はつるばみさんたちが頑張ってくれたんですが)
涼聖さんがいっている「先輩はラスボス並」の意味がより理解できた気がします。
そして、気になる事故の原因。龍神様もおかしいって唸ってましたよね。次巻が楽しみでなりません!

癒し天使の陽ちゃんと涼聖さん、琥珀さま、伽羅さん、龍神さま、シロちゃん、神社の神様、集落の人たち、つるばみさん、倉橋さん、淡雪ちゃん、そして本宮の人たち、みんな大好きです!
早く続きが読みたいです。本当、このシリーズは続きものになっても陽ちゃんの癒しがハンパないです!天使、本当に天使!

ほんわりしたラブラブカップルです!

可愛い。本当この一言につきます!
受けが可愛い過ぎて、ほっこりしました。

あらすじやネタバレは他の方がしているので、私は感想を。

いや、すずが陽壱に惚れちゃうのもわかる。自分ではコンプレックスだと思ってたものを「綺麗」と素直に褒められるって本当に嬉しいですもんね。
それに二人とも堂々と「ラブラブ」してるのがまた!!
ここまで堂々としてると、呆れを通り越して微笑ましいですよ!

ほんわりしたラブラブカップルを読みたい方は是非!

酷い嘘すぎる。皇帝竜を引っ叩いてやりたい。

まだ途中なので、中立にします。この本だけなら正直「しゅみじゃない」です。最後のところは嫌悪感すらします。あくまでも個人的な意見です!
上手く可畏との絆を取り戻せてくれたら、いいなぁと思います。本当、あらすじ通りです。
ただ、2巻連続なのでこの本だけ読むとモヤモヤすることは間違いないです。はい。ですから、モヤモヤしたくない人は10月まで「がめん」する方がいいです。
私も書店でギリギリまで買うか悩みました。結局買って巻末から読み始め、すぐに初めに戻り、全体的にはチラチラ読み、笠井先生の可愛いベビちゃんたちのイラストで癒されてすぐ本棚へしまいました。それほどこの展開での続きはキツイです!自分的に!嫌な想像しちゃうし!
ていうか、本当に皇帝とは何もない状態で完結して!って感じです。犬飼先生、今更ですけど怪我とかの流血沙汰はギリセーフでも精神的な身体流血は嫌です!しかも今回は子供が関わるから余計に!
私は基本主役カップルのどちらかがモブや脇役と何かあるの嫌なんです。濃密なものがなくて、「無理やり危機一髪!」でギリセーフって感じなので。今までのシリーズもそんな感じの展開はありましたが、特に「濃密」ではないのでなんとかセーフなんです。ですので、私と同じ考えの方は10月まで「がめん」してください。その方が心のモヤモヤは軽減されます。それまで6巻のベビちゃんに癒されてください。

ここから、ちょいネタバレです。
ネタバレ厳禁な方はご注意を。

まず、私は基本ハッピーエンド主義なんですよ。それと、「何かを壊す嘘」とか「何かを傷つける嘘」って嫌いです。それはこのシリーズに限らず。
展開的には、たぶん予想してる人が多い展開?と思います。皇帝竜の「毒」の効能的な面とあらすじを読めば、たぶん想像しちゃうかと。私もそうかな?と思ってたものです。

ただ!ただ!ただですよ!?
ここまで酷い「嘘」になるのか、皇帝さんよ!?って感じです。潤ももうちょっと頑張ってよ!抗えよ!って思ってしまいました。
可畏との絆だけじゃなくて、ちびちゃん達との絆を考えると胸が痛い。10月が待ち遠しい。
皇帝さんのことは詳しくはわからないけど、何となく気持ち的には「水竜王を飼いならせ」を思い出してくれるといいかと。やってることは私的に水竜王より酷いけど。
なんていうか、本当に8巻で可畏と潤の絆の強さを見せて欲しい!潤、騙されるな!思い出せ!って感じです。
じゃないと、誰も幸せになれない。
何かを傷つけたものから本当の幸せは生まれない。
それを分かって欲しいです。
今は皇帝竜を思い切り殴りたいですけど…。

本当に8巻が待ち遠しいです。もう、モヤモヤする!!8巻の展開次第によっては、萌え2かしゅみじゃないになるかと。