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吉田珠姫 笠井あゆみ
もち木地
ネタバレ
近親モノが大好物で、ジャンルで探してこちらを見つけたのですが…。 もう吹っ切り方が半端ない。 父子の自分たち<以外>の何を犠牲にしても罪悪感を持たない、むしろ「利用しなきゃいけない僕が可哀想!」くらいの勢いで被害者面しちゃってる。 現在の地位も、バレたら急転直下になるはずなのにTPOを気にせずヤってるし「バレちゃうよ!」とか言いながら遠慮なく喘いでる。 とにかく父子似た者同士の潔さに神…
夜光花 笠井あゆみ
フランク
俺様で天邪鬼な攻めが受け様にメロメロになる姿を早くみたい!!!という一心で、この続編も読んだのに、とうとう最後の最後の最後まで「好きじゃない」と言い張ってたわ。ぐぬぬ… 狐に嫁入りとあるから、少しはラブラブしてるかと思ったのに〜と、アテが外れた感はあるけど、でも楽しく読めました。 ちなみに、「好きじゃない」と頑なに言い張る根拠は「好きなら、一緒にいてこんなにイライラするはずない」というやつ…
執着攻めになかなかなびかない強気な美人受けの話が読みたいと思い検索したら「きつねに嫁入り」がヒットしたので、前作のこちらから入りました。 読む前は討魔師?眷族?ややこしくないかな?と心配だったけど、読んでみたらすんなりお話の世界に入ることができたし面白かった。 「会うたびにセックスを誘ってくる」攻めというあらすじから、受けのことが可愛くて可愛くて、隙あらば構いたくて仕方ないのかと思った…
高月紅葉 笠井あゆみ
おラウ
神寄りの萌2です。日本人の日常ものでは決して味わえないスタイリッシュ・ハイソサイエティ感がたっぷり。表向きは文体も含めてきっちり、かっちり、力強く、背筋の伸びる高潔な雰囲気ですが、裏側には危うさと脆さが漂い、ぐいぐい引き込まれて飽きることはありません。エロもしっかり…しっかりすぎる程。 ローレンスのクリフへの純情が拗れに拗れていて、すごいです。心中では「声が、笑顔が…」と詩人のようにクリフへ…
ゆりの菜櫻 笠井あゆみ
けもけもぱぷ
表紙がきれいだったので購入。 この作家さんは、常にロシアンルーレット。 文章や設定に破綻はなく、当たりも出るけど、外れも少なくない。 これは冒頭に「イギリス郊外」とあり、唖然。数ページ後に、ロンドン郊外とあるので校正ミスでしょうか。オメガバースと閉鎖的な寄宿学校での階級社会をうまくからめてありましたが、唐突に出てくる「バース」という単語の意味がわからず、そこでストップ。オメガバースのバー…
夏乃穂足 笠井あゆみ
しりげ
執着攻×美人受、めちゃくちゃ好きなんです。 こちらの作者様のご本を読んだことはなかったのですが、 上記のCPと、笠井あゆみ先生の表紙イラストに惹かれ購入しました。 やばいですよ、2人の関係は13歳の頃から 始まるのです。ただ当時は官能的な肉体関係には ありませんでしたがそれに酷似しております。 最初は受の一稀が、攻の猛を 自分に忠誠を誓えば一生犬として飼ってやる と告げたのです…
甘食
評価の高いパブリックスクールものだったので手に取りました。面白かった〜!笠井さんの耽美な挿絵も良かったです。表紙はエロエロですが。中身も大勢の仮面の目の中で行為に及ぶ可哀想なシーンの絵があります。作品中で衆人環視も重要なテーマの一つですが、こじらせた初恋もテーマなのでエロだけでなくストーリーも良いです。テディベアのエピソードが乙女の初恋みたいで可愛くてお気に入りです。 攻めが「俺のスイートバ…
385cat
タイトルと表紙で引きましたが、中身はそこまでハードな展開ではなかったです。 貴族の精神、みたいのがキャラクターの性格、ストーリーに関わっていて設定が上手くいかされています。 受は貴族とはいえ末っ子でややお気楽な立場ですが、親代わりのお兄ちゃんが怖い。兄には絶対逆らえないという関係も上流階級ならではでよかったです。友人と兄がザ貴族の腹黒で難しいことを色々やっていますが、本人は関与せず高潔…
藍生有 笠井あゆみ
才能豊かな新進気鋭のショコラティエ。 受けにかつて一目惚れし、ずっとずーっと見てました、大好きです、とストレートに伝えてくるけれど、送り狼にはならない節度も持っていて、待ても我慢もできちゃうお利口ワンコ。 そして甘やかしたがりで、恋人を溺愛したいタイプ。 もうこれでもかと甘〜くアプローチしてくれるんですよー。 こりゃ惚れるしかないというような誠実なアプローチのオンパレード。 文句なし…
縞々
ここのレビューを信じて購入してみたのですが、結果購入して正解でした。 他の方も仰るように、パブリックスクール系では有名なシリーズが他にありますが、作者の文体や表現はこちらの方がより「我々日本人(外国人)が思う英国」感が強く出ていると思います。英文を訳したような硬質さがあり、私は大変好みでした。 タイトルの「春淫狩り」が内容と釣り合っておらず、ここで損をしている作品ではないかと思います。この…