笠井あゆみさんのレビュー一覧

華龍と月龍の皇子 小説

杉原理生  笠井あゆみ 

会話のリズムが気持ち良い

杉原先生、おかえりなさい!
先生の作品をまた読むことができてとってもうれしいです。
この文体が好きなんだよなあ。

中華風ファンタジーな世界観にプラスして龍要素と、なかなかに独自設定が多い印象だったのですけれど、特に問題なくするっと入り込めました。
というのも、これはきっと主役から脇を固める人々にいたるまでのキャラクター設定が良かったからなのではないかなと思うのです。
世界設定的には、…

3

華龍と月龍の皇子 小説

杉原理生  笠井あゆみ 

無垢は最強!

中華風ファンタジー。
国を追われて身分を隠し隣国に来た皇子の天音
武術脳筋だから常識がとんとズレてる(そこが可愛い❤)部下を救う為 お金を稼ぐためにはどうすればいいか聞いたら この国の愛人にでもなれば? と言われたのを真に受け 愛人になってくるー!と飛び出すのを周りが慌てて止めて…。
受けの天音の天然さも可愛いし(武術は強いのもポイント高い)それを囲むキャラもコメディのようでとても魅力的‼️…

5

式神の名は、鬼2 小説

夜光花  笠井あゆみ 

No Title

推し作家さんに推し絵師さん。

陰陽師の櫂が自分の呪いを解くべく、自分に惚れさせる術をかけて使役している鬼の羅刹。
自分を守ってくれたらご褒美として身体を繋げるはずが、いつしか櫂からも求めてしまうように。
ふたりの関係は恋人のような雰囲気になっているらしいんだけど、鈍チンの櫂と、人間の心の機微が理解できない鬼の羅刹はとまどうばかりでなかなか進展せず。
いや、一巻から比べたら全然進んでます…

0

式神の名は、鬼 小説

夜光花  笠井あゆみ 

No Title

大好きな作家さんに大好きな絵師さんが彩を添えるよろこびよ…!!

鬼、巫女、吸血鬼が大好物の私。
黒髪細身受けが大好物の私。
表紙から期待しかありません。

今作の受けは力のある陰陽師、櫂。
見た目はとんでもない美人、
口もとんでもなく悪いw
櫂の感情表現がとにかく"今風"でフフッと笑いながら楽しく読んでいけます。
鬼の羅刹は中身は3歳児、その様子がかわいら…

0

狐の巣ごもり -眷愛隷属- 小説

夜光花  笠井あゆみ 

あまあま&なかやすみ的な巻。

シリーズものの続刊はほぼ最初から読み直してからいざ!が多いのですが、この眷愛隷属シリーズはなぜか読み直さなくてもわりと流れに乗れます。
夜光先生のパキっとした文体は、すっきりしていて読みやすいですし。

ついに念願の同棲を始めたふたり。
有生の家族に三つ指ついて挨拶に行くのが慶次らしいです。めちゃくちゃ面倒くさがる有生も同じく。

今回、ほとんど有生が不調で、眠気やら頭痛やら発熱でダウ…

0

華龍と月龍の皇子 小説

杉原理生  笠井あゆみ 

皆可愛い。

しっかりとした設定のあるファンタジー。しかし、分かりやすくすんなりと受け入れられました。(Xでは先生が「人物相関図」や「龍の分類」について解説してくださっています!!)
タイトルにも書きましたように、「みんな可愛い」んです。
まず、天音。彼は真っ直ぐで、素直で、言動がすべて可愛い。可愛いというか、強いけど愛らしいというか。蒼月様との会話に家族会議、ほっこりしたり、くすっと笑ってしまったり。

3

桜の園の蜜愛 ~強面の旦那様は絶倫でした~ 小説

西野花  笠井あゆみ 

No Title

複数といえば西野花先生!なんだけど、その西野花先生の書かれるマンツーマンがこれまた良いのですよ♡
そして挿絵は笠井あゆみ先生。
もう言うことなしのタッグ。

今作はのっけから強面攻め様の「好きだ」にやられました。
ウブな神子あがりの受けでなくともきゅんーーー♡と心を鷲づかみ。
タイトルにもある通りの絶倫男子をあの細腰で!!まさに字の如く"心身共に"受け止める紫蘭。

1

竜帝陛下の一途すぎる溺愛 小説

釘宮つかさ  笠井あゆみ 

異世界召喚された先で


皇帝 × 誰かに召喚された青年

珠莉(受け)は10歳の時、異世界から召喚されてきました。が、元いた世界の記憶がなく、時の皇帝が崩御したのと同じ時だったことで関連を疑われて命を狙われますが、次期皇帝の紫冰(攻め)に助けられ、珠月という名を与えられ、神廟で国のことや言葉を習い、今は紫冰の側近として宮殿に勤めています。
年頃の紫冰は降るような縁談に困っており、今は珠莉が防波堤になっていますが…

1

拝啓、百年先の世界のあなたへ 小説

中原一也  笠井あゆみ 

どうしても悲しい未来ばかり予想して読んでました、、

タイトルやあらすじを見ただけでも絶対に素敵なお話だと思う一方で、悲しい別れが来るのかな?という予想もずっとしながら読んでいました。
小説家として自信を無くして執筆をやめてしまったナツメの元に、未来の彼の子孫から派遣れたアンドロイド、キース。キースが過去にやってきた目的は、ナツメに小説の続きを書かせること。
金髪碧眼の端正な顔立ちのキース。最初はアンドロイドとしてのぎこちなさがあったキースだけど…

1

華龍と月龍の皇子 小説

杉原理生  笠井あゆみ 

龍設定が、、

久々の先生の新刊。とても楽しみでワクワクで読み始めましたが、ワタシには設定が難し過ぎた。
龍が龍母が月龍が、、、と龍にまつわる説明が多く、読んでて物語が途切れるのがツライ。
登場人物や立場的な名前も多くて理解するのが大変でした。

しかしながら天音がなかなかに天然で素直おおらか、そして皇子としての責任感もあって大変好ましい。
蒼月は自分の未来に達観的でありながら天音にどんどん惹かれていっ…

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