笠井あゆみさんのレビュー一覧

コンプリートセオリー 小説

谷崎泉  笠井あゆみ 

受けが攻めを振り回す!

前作???だったまま終わって、同人誌も発見できず悶々とした状態だったのに、なんとなんと続編がああああああ!!!!と狂気乱舞。読んで良かった。執着攻め×変人受けがとっても楽しいお話です。前作未読はあまりに勿体ないので、是非「スクランブルメソッド」からどぞー。書き下ろしの三話構成、300P弱+あとがき。今回でも終わった気があんまりしないので萌2です。先生続き書いてください、お願いします。

1週間…

8

熱砂と月のマジュヌーン 小説

木原音瀬  笠井あゆみ 

皆大好き(偏見)アラブ物!!

木原先生の作品ってどうしてこうも余韻が長く続くのでしょう。
読み終えた後もふとした時にぼんやりと考えたり思い出したりしてしまう。
こちらもそんな作品です。

いやぁそれにしても勝手にメイン攻めは受けのファウジを買い取った富豪、ラージンかと思っていましたよ(笑)
それにしたって手出さないどころかそんな趣味ないとか言うし後半で心変わりするのか?と思いきや徹底した奴隷としての扱いを最後まで崩さ…

4

374.2℃ ~バースト+~ 小説

七地寧  笠井あゆみ 

BL小説とは言えないのでは

恋愛としてはかなり薄い内容です。
異能力で事件解決、みたいな内容が主です。
恋愛の話があんまりありません。
笠井あゆみさんが好きなので読みましたが、BL小説とはあまり言えません。
文章も癖が強いです。
この作家を好きな人だけが読めるものだと思います。

0

すべてはこの夜に 小説

英田サキ  笠井あゆみ 

2カップル

大きく分けて2カップルのお話です。
笠井あゆみ先生の描かれる2カップルがまた最高に素敵でした。

湊×加持
武井×亮一

表題作「すべてはこの夜に」と「夏の花」はプロになる前に書かれた同人誌作品だったそうです。
小説JUNEが初出とのことなので、題材に少し当時の古さが感じられるのは否めないのですが、そんなのは読み進めていくうちに気にならなくなり、どんどんお話の世界と彼らの人生に惹き込…

3

コンプリートセオリー 小説

谷崎泉  笠井あゆみ 

関係性の変化によって『謎』が解けていく

約2年半ぶりの続編!
よくぞ書いてくださり、出版してくださった。
谷崎さんと出版社に心から感謝申し上げます。

谷崎さんってあまり饒舌じゃない作家さんだと思うのです。
お話を隅から隅までキッチリ説明しないと言うか。
どこか謎を残したり、これからの進み方によっては更に波乱の含みを感じさせたりしたままお話を終わらせることが間々ある様に思います。
だから読み終えた後、どこかモヤッとしたもの…

8

溺愛アルファに娶られたホテル王 小説

秀香穂里  笠井あゆみ 

濡れ場はよかったけれど…!

表紙に惹かれて購入しました。

私個人の意見なのであまり参考になさらないで頂きたいのですが、期待していた受けさんがとても女々しくて、攻略も簡単過ぎた気がします。

オメガバの良くて悪い所が、お互いを番と思ったら、恋人になるのにほかの理由なんて必要無くなってしまう所ですね。他の理由やキッカケが欲しくて、そこを楽しみたくて読んでいるので私はオメガバに向いていないのかもしれません。

頑張っ…

2

コンプリートセオリー 小説

谷崎泉  笠井あゆみ 

前作で謎だった点が明らかになります

谷崎作品の『スクランブルメソッド』の続編。『スクランブル~』がいまいち消化不良だったので、続編が出ると聞いて喜び勇んで購入しました。

この作品単独でも読めないことはないと思いますが、人間関係は前作未読だとわかりづらいので、できれば前作を読んでからこちらを読まれることをお勧めします。






主人公は音喜多。
成功した若き実業家ですんごいお金持ち。しかもイケメン。
そんな…

9

狐の告白 狸の添い寝 ‐眷愛隷属- 小説

夜光花  笠井あゆみ 

やっと!

おお、可愛いぞ!とこのカプ3作目にしてようやく思えました!!!1作目で??だったため、2作目は読まずにいたのですが、そんなことも忘れて購入して良かったー!!!「大人のしっとりした愛情」というものからは超真逆カプですが、攻めを超可愛く思えたので萌2.笠井先生の挿絵もコメディよりでめっちゃ面白いし、狸は可愛いし、狐はカッコいいし、弘法大師様にはつるっぱげ萌えを感じるし、勿論滴っているし・・で大満足でし…

9

飼い犬に手を咬まれるな 小説

夏乃穂足  笠井あゆみ 

自分自身で最後まで読んで評価していただきたい一作

はっきり言って本作のようなトーンの話は好みではありません。本来なら。
シリアスでドロドロしていて…読んでいて何人もの登場人物を憎みました。弟だったり攻めの猛のことだったり。一稀が可哀想で仕方ありませんでした。
感情がぐちゃぐちゃで正直萌えるという感情からは程遠かった。でも、こんなにも感情を揺さぶられることなんていつぶりだろう、と思いました。重厚で圧倒的な文章力で描かれる物語にいつのまにか引き込…

12

神の聖婚-機械仕掛けの神と復讐者- 小説

沙野風結子  笠井あゆみ 

孤独な魂が救済されるまで

『神の飼育―真白き神の恋―』→『神の落淫―黒豹国主と新たな神―』に続く、「神触手シリーズ」三冊目にして完結編。

神を擁する輝土・ガラそしてノイエの三か国は、お互いに神を擁することでけん制しあい、平和を保ってきた。が、輝土もガラも、さまざまな試練を経て「神」という制度を廃止した。三か国の中で現在唯一神を擁しているのが、今作品の舞台となるノイエ。

この三か国における「神」となる成り行きとか…

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