ももよたん
◆こっちむいて、愛(表題作)
ノンケの西野が鈴原と体の関係を持つまでの抵抗がほぼなく、最初から乗り気でスムーズにできてしまうところだけはちょっと引っかかりましたが、同性を恋愛対象として見ることに嫌悪がなさそうだったので、本人も自覚していないバイの気があったのかなとも思いました。それ以外はストーリーもエロも大満足。彼女とヤるために鈴原に部屋を貸してくれないか頼む中山にはかなり引きましたが、後々心…
多重人格をよく勉強されて描かれたんだなぁというのが伝わって来ました。私は大した知識もないのですが、どのような過程で別の人格が生まれるのか、なぜその人格が生まれたのか、新たに生まれた人格達が主人格に対して自分の立ち位置をどのように考えているのか、など一口に多重人格と言っても、その裏には様々な経緯や問題を抱えているものですが、それらがとても自然にストーリーに溶け込んでいて、読者もついていけるスピード…