鳩屋タマさんのレビュー一覧

黄色いダイアモンド 小説

木原音瀬  鳩屋タマ 

読んだのは旧版です

新装版は書き下ろし?で十年愛が入っているそうですが、私は旧版を読んだのでちょっと辛口かも。
甘い部分がなく、歯が痛いの終わりが…

妄想で色々考えられると思えばアリなんですが、木原音瀬作品の中では痛さ切なさがマイルドな分、甘さにも振れておらず、消化不良。新装版なら読後感が良かったのかも知れません。
個人的には挿絵がそれを助長していたというか、可愛らしすぎてミスマッチに思えました。(あくまで…

1

えっちなお尻じゃダメですか? コミック

鳩屋タマ 

イケおじとは…

見た目はダンディでイケオジだけど、そのエピソードが余り感じられなくて肩書きのすごいエロ親父…?可愛がってるが故といえばそうかもしれないけれど、私の求めているものとはちょっと相違がありました。
私は若い頃から今も、年上オジサマが好きなのですが、この作品の評価が高いがために自分が変なのかも…イケオジとは一体何なんだろうか。よく分からなくなっちゃいました。
年の差カップルが読みたくて読んだけれど、自…

4

黄色いダイアモンド 小説

木原音瀬  鳩屋タマ 

えっ…痛く……ない?

いつも木原音瀬先生の作品を読む時は心の準備をしてから読むようにしていますが、本作は多少のいさかいはあるもののほとんど痛いシーンがありませんでした。
正確に言うと、学校でのいじめの描写があるので、それが読んでいて痛々しくはあります。

表題作のほか、2作が収録されています。その2作は表紙の子どもが成長した時の話になります。

過去に発売された作品の新装版ということで、加筆修正も多少はあるよ…

2

「猫とスピカ4」応募者全員プレゼント描き下ろしコミックペーパー グッズ

それぞれのお話

猫ちゃんのサイズの首輪をもらうクロ。
迷子になっても大丈夫ですね。と言いながら
他の買ってくれたものを見ると
人間サイズのあれこれが…。
「おっきいサイズのこれはなんですか?」とクロが聞くと
「今晩使おうかなって…」と答える鴻太。
ドスケベです。


「今日の晩メシなに?」と聞くシーナくん。
「シーナさんの好きなオムライスですよ〜」と答える福永さん。
こんな福永さんに「みつる…

0

黄色いダイアモンド 小説

木原音瀬  鳩屋タマ 

片想いの温度差と惨めさが堪らない

今回も辛くて泣いた・・・
紙書籍発売から2ヶ月、電子発売を待ち呆けていましたが、こんなに長引いたのは電子処理班が「辛くて先進めんわ(泣)」と休み休み作業してたんだと思う事にしました。

「その子を知らざればその友を見よ」は荀子の言葉ですが、この作品は勇という人間を形作る幼馴染の邦彦と、勇の息子俊一視点のお話でした。
書き下ろし一篇「十年愛」は俊一を好きな同級生のお話(20年前のキャラクター…

5

黄色いダイアモンド 小説

木原音瀬  鳩屋タマ 

木原作品にしては安心物件?

木原さんにしては甘い、と言えるのか。もちろんすんなりとは行きません。そこに至るまでには長い長い道のりが。前半は父親のラブストーリー、後半はその息子編。邦彦×勇編は勇が序盤は相当嫌な奴でした。境遇に同情すべき点があったとしても。攻めの人生はボランティアというか勇を困窮から救い出すのがライフワークという感じ。粘り勝ち。指輪のシーンは泣けました。

息子の俊一編は思春期の学校もので、いじめがテーマの…

3

えっちなお尻じゃダメですか? 2 コミック

鳩屋タマ 

ちびキャラは…

2巻も藍ちゃんは可愛く、奥海さんはイケオジでした。
このCP可愛すぎていつまでも見てられますね。

藍ちゃんが奥海さんの会社で働く社会人になってのお話でした。
奥海さん職権濫用ーな会社でのイチャイチャや、職場恋愛にときめく奥海さん、でろんでろんに甘やかしてくる奥海さんに素直になれない藍ちゃん、頼られる男になりたい藍ちゃんなど、可愛くて萌える要素だらけでした。

ただ、1巻はあまり気にな…

1

えっちなお尻じゃダメですか? コミック

鳩屋タマ 

イケオジ×えちかわ美男子=サイコウ

初めて読んだ作者さんの作品でした。
絵がとにかく可愛い。
イケオジと可愛い男の子と、エッチいお話が好きな方は必読です。

歳の差アリの年上攻めはハマらないと気持ち悪くなっちゃう場合があるんですが、奥海さんはエッチでSなんだけどスパダリ寄り(ってかスパダリ)なんでむしろ萌えでした♡

お互いに大好きな2人なので、多少すれ違ったりもしますが基本平和で甘いです。

藍ちゃんのぷりっぷりお…

5

黄色いダイアモンド 小説

木原音瀬  鳩屋タマ 

リアルなんだよなぁ

先生がツイで「甘々な波が来てる」と仰っていたので
ほうほう、ならば安心安全じゃな
と、完全に油断しきっておりましたが。

え〜〜〜ん
まぁまぁ痛かったよ〜〜

いや、やっぱり木原先生の作品はリアルなんですよね。
BLなのに全然ファンタジーにしてくれない。

邦彦と秋森の独りよがりの愛も、それに対する勇て俊一の拒絶も、登場人物たちの台詞ひとつひとつが刺さる!!
読みながら「木原…

10

黄色いダイアモンド 小説

木原音瀬  鳩屋タマ 

甘々でも

木原先生ご自身で「いつになくラブラブの波が来ている(あとがき)」と書かれております。
うん。確かに『FRAGILE』だとかね『マジュヌーン』だとかね、あと私が心から「なんて恐ろしい」と思った『鈍色の華』の様なお話とはテイストが違うとは思いました。
でも先生、
恋というものを射抜くその視線はやっぱり冷徹でござりますよね。
曇らずキンとしていて、ところどころ痛くもありました。

このお話の…

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