街子マドカさんのレビュー一覧

蜜月~Honey Moon~ 小説

雪代鞠絵  街子マドカ 

甘くて切ない。

こちらでは驚くほど低評価ですが、私は結構好きなんです。あまりにも今までのレビュアーさまと評価が違い過ぎますので、正直なところちょっと躊躇してしまったんですが、やっぱり思い切って書かせていただきます。

由生(受)は、雪代さんらしい健気ちゃんですね。ちょっとビクビクし過ぎですが(うさぎだからか・・・)。
貴博(攻)は、なんというか卑怯な大人でしたね。その上、ちょっと変態入ってるし。私も、あの…

5

いけ好かない男 小説

松雪奈々  街子マドカ 

正統派ラブコメBL

これぞBL!という感じの王道リーマンBLでした。よかった!!

松雪さん作品は実はこれが初読みだったのですが、読みやすい文章で、Hシーンは終盤に2回ですがすごくそそる描写でエロくてw、楽しめました!
キスシーンの描かれ方が印象的で色っぽかった。

受はちょっと鈍感でツンデレなブラコン。攻は俺様でゴーインな美男子!!
可愛い弟を振った仕返しに惚れさせて振ってやろう!という作戦を立てた時点…

0

初恋姫 小説

凪良ゆう  街子マドカ 

ナイスです

これは面白かったです、最初の読み出しは時代的にヤバいかと思いましたが、
タイトルを裏切るような男前のウケに感動です。
笑いどころもあるので、とても楽しく読めました。

1

きみが教えてくれた 小説

初津輪  街子マドカ 

デビュー作のわりにはよかったかな。

新人さんは基本的にあまり読まないんです。当然ながら未知数ですし、もともと作家買い(結構作家さんで好みが分かれる)タイプですので。
これも悩んだんですが、2作目の『大谷教授の二度目の恋』(レビュー済みです)がよさそうだったので、一緒に買ってしまいました。

結果は、もともと私の苦手要素の『年下攻』なんですが、そのわりにはまあよかったです。
冒頭、小野寺(攻)が中学3年生で、牧澤(受)のクラス…

1

愛の巣へ落ちろ! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

かーわーいーいー!!

実は初読みです樋口サン。
虫擬人化ということでちょっと引きつつあったんですケド、一番評判がいいようなので読んでみました♪

やだちょっとぉ、翼カワイイじゃないのッ!
ふっつーに考えたら、貴族と平民でオケな話なんだけど、時代ものにしちゃうと無理が出る部分がいくつかあるから、スゴク上手い設定作ったなーって、まずそこが感心。
虫擬人にした小技も効いてた!
途中からは、とことん階級意識が強い澄…

4

あなたの声を聴きたい 小説

椎崎夕  街子マドカ 

こんなにページ必要?

なんなんだろう、設定も亨(受)のキャラクターも本来なら好みのタイプのはずなのに・・・いや、椎崎さんではまだよかったんですよ。決してキライじゃないんです。『中立』にしましたが、その中では比較的『萌』に近いかな、という感じですね(でもやっぱり『萌』にはできないし、迷うこともなかった)。

ただ、やっぱり脇キャラクターにイヤなヤツが多いんですよね。とは言え、この作品は『全員』ではなかったところがまだ…

2

キスができない、恋をしたい 小説

崎谷はるひ  街子マドカ 

なんか好き

この作品、なんかツボをついてくれているようで、
「何か分からないけど、妙に好き」っていう位置づけです。

脩は、何度も同じような変な男にひかかってばかりで、
同じように痛い目にあうのを繰り返している。それもあって、
尻軽と皆から見られているけど、
あほっこなこともあり、それを受け入れてしまっています。
で、いつものバーにて、叱ってくる憲之とお付き合いをすることになります。

普段…

2

初恋姫 小説

凪良ゆう  街子マドカ 

やっと読めた!

凪良さんの作品なので、是非是非読みたいと思っていたのですが、
やっと入手しました!

箱入りとして育てられた花時雨は、
祖父の指示により、ご先祖様の恩を返すために、
住みこみで定食屋で働くことに。
で、そこの亭主である一心との物語が始まるのですが、

勝手に、受である花時雨は、
ナヨナヨ系の天然性格かと思っていましたが、
勝手な思い込みは良くないですね。
箱入りならではの天然…

2

本当のことは言えない 小説

椎崎夕  街子マドカ 

キャラクターがダメだった。

限りなく『しゅみじゃない』に近い『中立』です。

スピンオフ元の『あなたの声が聴きたい』はまあそれほど悪くもなかったんですが、この作品は晴臣(受)がどうしても好きになれませんでした。『あなたの声が聴きたい』のときからキライでしたが、あちらではまあある意味『悪役』といってもいいくらいですからまだしも、メインになってもダメっていうのはね~。

とにかくうっとうしい!『後ろ向きぐるぐる受』自体は…

1

子どもには秘密。 小説

浅見茉莉  街子マドカ 

ほのぼの、子はかすがいもの

子供が出てきて主役カップルのかすがいになるっていうパターンのお話、BLではおなじみですね。
変わってるのは主役の受けの職業がホストなこと。もちろん子供を育てるため、収入のいい仕事をしてるわけです。ほわほわした癒し系で、そのままの性格で仕事してて客もついてます。さすがに無理あるような気がしなくもないですが、作者さんが意図的に「すさんだ空気」をストーリーの中に持ち込まないようにしてるのが分かるし、これ…

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