街子マドカさんのレビュー一覧

こどもの瞳 小説

木原音瀬  街子マドカ 

これは挿絵が神

お兄ちゃんの痛さに、うわー、この設定で、どうBLになっていくのだろう・・・と思い、
ぞくぞくしながら読んでいきました。
中身は6歳でも下の事情は大人ですからってとこから急展開!
弟よ、最愛の嫁がいたのに、ノンケじゃなかったの?というツッコミはさておき。
本当の兄弟設定はあまり読んだことがないので抵抗がなかったわけではないけれど、
街子まどか先生の神業といえる挿絵のおかげで、素直に物語に入…

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黒猫チビの夜想曲(ノクターン) 小説

雪代鞠絵  街子マドカ 

ほんわか心温まるお話

黒猫、擬人化のワードに心踊り手に取った1冊。
まさか、こんなに泣いてしまうとは思わなかったです!黒猫のチビがとにかく可愛い!健気で、心優しく、何においても一生懸命。そんなチビだからこそ、孤独を抱える和成の心を開くことができたのだと思います。

チビが人間の姿になり、和成に会いに行った目的はただ一つ。助けてくれたお礼を人間の言葉で伝えること。
お礼の言葉を口にするとチビは猫に戻ってしまうので…

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天気予報ノ恋人 コミック

街子マドカ 

けっこうな良作では

ストーリーもまとまってますがなによりキャラがいいです。

メイン二人の掛け合いもさることながら、脇キャラがすごくいい味出してます。

みんなお気楽でみんなお人好し(笑)。特にAD三人、好きですねえ。ひとりは空気読めずに二人のイチャイチャを悪気なく邪魔したり、残り二人はおまけで温泉エッチしてる小金井と千歳を見てしまって、二人が恋人同士だとわかってしまうのですが、それでも「大好きな二人が恋人同士だから…

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愛の巣へ落ちろ! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

ファンタジー大好きなので、

この設定はすっごく良かったです!擬人化大好き!!
大昔に昆虫と人類とが生き残って行く為に融合した結果の、昆虫独特の能力を持つ人間。
良いです。良すぎます。
それに、翼のキャラも好き。
翼を囲むサブキャラ達も良い味出してます。

ただ、「ハイクラス」と「ロウクラス」という階級制度があまりにも安易かと。
無数の昆虫をただ2つのクラスだけの分けられるわけがない。
どちらに入れるか迷う昆虫…

2

コーヒーに映る恋 小説

火崎勇  街子マドカ 

思わぬところで生じた誤解

今回は今時のカフェを開いたオーナーバリスタと
昔ながらの喫茶店を営むオーナー店主のお話です。

近所に出来たカフェが原因で巻き起こる
受様の店と恋の大天機♪

受様には学生の頃から通っている
大好きな喫茶店がありました。

しかし、
受様が就職して1年がたった頃、
マスターに癌が見つかり
引退して店を閉めると言われます。

昨今姿を消しつつある
昔ながらの喫茶店が消え…

3

先生は止まらない 小説

あさぎり夕  街子マドカ 

先生、それ犯罪ですよ!(笑)

完璧超人教師×家族にも見放された孤独な凡人高校生。
過去作品のリメイクものらしいですが、元の作品は読んだことないです。

受はひたすら可愛い。
攻はひたすら変態。
個人的には非常に好みです。
先生なのに生徒に手を出しまくる攻とか、あれ現実にやったら確実に犯罪です(笑)

ただ、話が少し重たかったのが残念。
兄に利用されるだけされて、結局仲直り出来なかった受が可哀想で…!
…まぁ…

0

コーヒーに映る恋 小説

火崎勇  街子マドカ 

ダブルな勘違いw

4月火崎さんの新刊ないね~と思ったら5月から怒涛の出版攻撃♪
しかも初登場のレーベルさんもあったりして、ビープリも多分そうですね。
で、この割と軽めなレーベルで火崎作品はどんな様子を見せるのか、可愛らしい街子マドカさんのイラストもあり、いつもと違う展開をちょっと期待したりもしました。
そして読んでみると・・・
いつもの、片方の気持ちがラストになって明かされる怒涛の展開はそうなのですが、それ…

2

コーヒーに映る恋 小説

火崎勇  街子マドカ 

ここぞと言うときの男前な受けさま

カフェのオーナーと、喫茶店のオーナーとの勘違い&早とちりのラブストーリー。
昔ながらの喫茶店で、前オーナーのコーヒーとお店に愛着があった受け様は
マスターが店を閉めると聞いて、何とか店を譲り受け、全て前状態のまま喫茶店を
自分がオーナーとして始める事になった受け様。

前のオーナーや、地域の商店街の応援もあり、何とか細々ながらも軌道に乗った頃
近くに洒落た今どきのカフェがオープンして、…

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コーヒーに映る恋 小説

火崎勇  街子マドカ 

カフェ×喫茶店

火崎さんの作品って、
ものすごい引き込まれるものと、「普通」となってしまう
ものに分かれやすいように感じています。
今回は、購入時から覚悟をしていましたが、「普通」と感じてしまいました。

26歳の高波は、昔ながらの喫茶店を受け継いでマスターになり、
頑張ろうとしていた矢先、斜め向かいにオシャレな今時カフェが
できてしまう。このカフェのオーナー松崎が、毎日喫茶店に
休憩しに来てくれ…

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蜂蜜彼氏 小説

和泉桂  街子マドカ 

蜂蜜・・・だなあ。

和泉さんは(商業誌は)これが初読みだったんですが、あまりにも読む前に持ってた印象(作家さんの)と違って驚きました。『こんな薄いもの書く人だったの!?』と。多分、こちらが例外なんでしょうけどね。

う~ん・・・『起承転結がボケてる』とでも言いましょうか。正直、読んだ後何も残らないんです。甘ったるくて可愛い『イメージ』だけ。正直、どんなストーリーだったかと訊かれても答えようがないです。
私は確…

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