街子マドカさんのレビュー一覧

愛の在り処をさがせ! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

テーマは一貫して愛です。

このシリーズが大好きで、新刊も楽しみにしていました。期待値が大きすぎたせいで、必要以上に点が辛くなっているのかも、とも考えましたが…。やっぱり冷静に考えて、この作品としての評価は『萌』です。
そもそもですね、この本はすごくぶ厚くて400ページ近くあるのです。主役二人が非常に不器用で、400ページもかけてやっと恋愛の入り口に立ったという感じなのです。そんないい所で終わっちゃう。そんな訳で恋愛として…

18

初恋姫 小説

凪良ゆう  街子マドカ 

花時雨、可愛い~~

元華族という由緒正しい家柄である佐治家の三男・花時雨(はなしぐれ)は、蝶よ花よと育てられた深窓の令嬢…ならぬ正真正銘の御曹司。家長である祖父の命で、江戸時代から仕えていた主家・上月家の末裔であり定食屋の若き主人である一心の元へ出仕することになった花時雨は、凛々しくて逞しい彼にうっかりトキメいてしまいます。しかし、まともに包丁を持ったこともない花時雨は些細な仕事にも一苦労…それでも花時雨はメゲません…

2

stand up, please! 小説

栗城偲  街子マドカ 

可愛いラブコメです!

テンポの良いサクサク読めるラブコメです。
元AV男優×モザイク職人という変わりダネでもあります。AV男優はありがちですが、モザイク職人は初めて読みました。世の中には色々な職業がありますね…。受けが仕事に没頭するタイプなので、お仕事物としても楽しめる感じですかね?
この作者さんは、モザイク職人だったりフィールドエンジニアだったり、果ては屋台のおでん屋さんだったりと身近なのですが、なかなか主人公は…

2

恋のプールが満ちるとき 小説

名倉和希  街子マドカ 

憧れだけで終わらなかった恋

スイミングクラブでコーチをしている優希は、
美しい容貌ながらも人見知りで「王子」と周りに呼ばれています。
地元のスターとも言える競泳選手の濱崎にずっと憧れ続けていたところ、
信じられないことに濱崎が同じスイミングクラブでコーチを!?

名倉さんの作品はユーモアが魅力だと個人的には思っておりまして、
今回も期待を胸に読ませていただきました。が。
なんだか笑い所が……無いような……。

3

恋のプールが満ちるとき 小説

名倉和希  街子マドカ 

軽い攻めとギャップ受け

地元のスイミングスクールでコーチをしている受けと、元日本代表選手で受けの職場で共に働くことになった攻め、というスイマー同士のカップリングです。

受けは、昔から攻めに憧れていて、攻めが引退した今でもアイドルのように崇めています。
顔がクールビューティな上、緊張すると無表情になってしまうタイプの受け。憧れの攻めとの初対面で緊張のあまり固まってしまい、結果攻めに「遊び慣れたクールなゲイ」だと誤解…

6

お月さまの言うとおり 小説

御堂なな子  街子マドカ 

幼馴染み同士の両片想い

神社の一人息子の宇佐美真理(まこと・受け)は13年ぶりの神事を行うために、里帰りします。
そこで、同じように留学先から帰国していた寺の息子で幼馴染の清士(攻め)に再会します。
帝釈天をご本尊とするの清士の寺と兎神を祀っている真理の神社との共同で行われる神事の為、2人とも帰ってきたのでした。

真理は小さい時から虐められてた(かまわれていた)にもかかわらず清士のことが好きで、それを忘れるため…

1

恋のプールが満ちるとき 小説

名倉和希  街子マドカ 

剃毛あります☆

名倉さんらしいほのぼの&甘々な日常系ラブコメ。
攻めのキャラがちょっと俺様寄りですが、くっついた後はいつもの名倉作品のごとく溺愛攻めに変貌するため、糖度は高めです。
見どころは剃毛プレイ?帯にまで剃毛あります!と宣伝されているくらい、剃毛押しです(剃毛シーン自体は一度しか出てきませんが)。

あらすじ:
スイミングクラブのコーチ・優希(受け)は、端正なルックスから王子様と呼ばれていますが…

11

好きには恋を 小説

火崎勇  街子マドカ 

社員×社長の息子

1冊すべて表題作の長編です。乃坂(攻め)の視点でストーリーは進みます。

乃坂は社長に家庭教師を頼まれて向かった相手は、以前カラダを一晩買った少年・一希(受け)でした。大学に行きたがらない一希は単なる反抗期だと最初は考えていたのですが、何やら理由があるようで…という話です。

二人の恋愛としては、一緒に過ごす時間を重ねるごとに惹かれていくというシンプルなものなのですが、日常的な会話や一希の…

0

愛の罠にはまれ! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

大好きな本

予想以上に面白かったです。
本が厚くて嬉しかったです。最初のキスシーンが好きです。
あっちゃんの気持ちが痛いほど伝わってきて涙が止まらないシーンがたくさんありました。不器用で、優しくて、かわいくて、かっこいいあっちゃんが大好きです。
兜というキャラクターも、個人的には好きです。かっこよくて優しい完璧な攻めというより、打算的で汚い感情のある人の方が薄っぺらくないし、人間らしいと思います。それに…

6

デレない猫の愛しかた 小説

水瀬結月  街子マドカ 

天然の煽り方に身悶え

文具会社に勤める山桜(受け)はモフ化(ストレスでケモミミとシッポが生えてくる奇病)に罹ってしまう。感染しないから出歩いても良いとは言え、ストレスがありますっと公言してるような病気になっていることを知られたくない山桜は外では必死で隠しています。

ところが、出張先のホテルで猫ミミシッポが生えてしまったところを同期の宮尾(攻め)に見られてしまう。
猫カフェに通いつめるくらい猫が大好きな宮尾はミミ…

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