八千代ハルさんのレビュー一覧

大好き同士 小説

野原滋  八千代ハル 

いつまでも学生のような二人

デザイナーの飯塚真人(受け)は事務所に来る営業マンの引き継ぎで高校時代に喧嘩別れした親友・矢口に再会します。矢口は喧嘩したことなど無かったかのように、高校の時と同じように頻繁に連絡してきます。
楽しく遊びに行ったり食事に行ったりしていた真人ですが、高校の時好きだったという気持ちが再燃してきたことに気付いたため、以前のようにケンカ別れしてそれっきりになるのを恐れ、あまり頻繁にならないよう距離を置こ…

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大好き同士 小説

野原滋  八千代ハル 

親友同士の再会愛

タイトルどおりお互いのことが大好きな高校生同士が、とあることから仲違いしてしまい、6年後に再会して…というお話です。

甘くて切ないすれ違い、と言えばそうなのですが、とにかくお互い子供だなぁ…という印象でした。
高校時代、別の男子生徒に告白された攻めは、何となく受けにヤキモチをやかせたくて、男に告白されたと打ち明け受けの反応を見ようとします。一方攻めへの気持ちを隠していた隠れゲイの受けは、自…

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大好き同士 小説

野原滋  八千代ハル 

好き同士のすれ違い再会ラブ

友人に恋してしまった、知られたら嫌われる、だから逃げる、でも本当は相手も好きだったんだよという話は結構好きでそういったあらすじだと高確率で買ってしまいます。

諍いがあったり誤解があったりで別れて数年後に再会、離れようとする一方と昨日の続きのように接してくる一方がいろいろあって最後はまとまってハピエン、という流れが王道。なので思った以上に早々にくっついてしまったのにはびっくり。
しかしここか…

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大好き同士 小説

野原滋  八千代ハル 

今も昔も変わらずに

高校生の時に喧嘩別れした親友の矢口が、6年振りに取引先の営業マンとして真人の前に現れる。
喧嘩の事など無かったかのように、昔と変わらずグイグイ距離を詰めていく矢口に戸惑う真人…。

昔の喧嘩別れした原因は、2人とも青いよね…といった感じです。
そんな事で6年も没交渉なんだから、ホント勿体無い。

派手な見た目に反して臆病で慎重な真人だから、飯塚の強気な態度は2人の仲の進展には良いのです…

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大好き同士 小説

野原滋  八千代ハル 

愛する人を大切にするってこういうことだよね、と教えてくれる

電子書籍で読了。挿絵あり。

高校時代に親友だった二人。でも、ゲイばれすることで友人関係が壊れることを恐れた飯塚くんが、過剰反応して言ってしまったヘイト発言によってケンカ別れしてしまう。6年後、仕事の関係で偶然再会した矢口くんは、何もなかったかのように頻繁に遊びに誘ってきて……という展開で始まったものですから「はいはい、あのパターンね。次、こうなって、ああなって、最終的にはくっつくんでしょ?つ…

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大好き同士 小説

野原滋  八千代ハル 

エロ部分が良かった

攻のグイグイくる、ちょっと自分勝手っぽい性格が苦手で、くっつくまでの部分はあまり好みではなかったんですが、エロ部分のじっくりと受を開発してゆく様が萌えました。そこも、リアルなのはちょっと……という人には、好みが分かれるかもしれませんが。私はBLのお約束なエロに飽きてきてたので、楽しく読みました。

おまけは攻目線でしたので、攻の気持ちよさというのも伝わってきて、エロかったです。

文章も読…

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大好き同士 小説

野原滋  八千代ハル 

苦味もあるけど甘い仕上がりになってます

いやもう、タイトルからして甘いでしょー!て感じですが☆

等身大の二人の、等身大の恋愛ですね。意地を張っちゃったり、自分の自尊心を守るために相手を傷付けちゃったり、嫉妬で冷静に行動出来なくなったり。そんなみっともない姿がありのまま書かれている作品です。包容力攻め×健気受けなんかを普段は嬉々として読んでいますが、こんな人間くさい二人もいいよねと、楽しく読めました。

内容は、高校時代、若さ故…

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かわいいお風呂屋さん 小説

小鳥屋りと子  八千代ハル 

甘ちゃんな受けと小者な攻め

下町の商店街とか、家業が立ちゆかず奮闘する受け系のお話が個人的にそう好きではないのですが、作者さんの前作の『びんぼう草の君』がなかなか良かったのと、イラストが可愛らしかったので手に取った本です。

受けは祖父の営む銭湯を手伝っている青年。大学を出て銭湯でバイトしていて、いずれは跡を継ぎたいと思っているのだけど、当の祖父からは「自分の代で銭湯は閉める、お前に跡は継がせない」と言われています。

4

かわいいお風呂屋さん 小説

小鳥屋りと子  八千代ハル 

前半だけなら萌2、後半は趣味じゃない

文字通り、タイトルと表紙がかわいいので手に取りました
初めて読む作家さんだと思ったら、新人さんでした
新人さんといっても、文章は読みやすいし、特に問題はなかったです
でも期待しすぎました

主人公の受けは生まれ育った実家の銭湯を継ぎたいと思っていて、それを反対する祖父が入院中、ひとりできりもりしていると外国人の攻めがあらわれて、さらに銭湯のあるさびれた商店街の再開発話には、もちろん攻めが…

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劣等生のシゴき方 小説

高原りく  八千代ハル 

タイトル・あらすじ通り。

タイトル・あらすじ通りのお話。
他に付け加えるべきことは何もない、大変潔い作品です。笑

ライトなアホエロ話なので、さくっと読んで、あーおもしろかった!と言って読み終えることのできる作品。
攻めが強引で受けが流されていくのですが、その強引さに読んでいるこっちも流されて、BL展開も強引に感じなくなる感じです。

切ない展開もちゃんとあり、また攻めがご褒美&お仕置きを仕掛ける理由もちゃんと…

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